役員紹介

子育て支援のNPOでの活動を重ねてきた創業時の役員、市川望美・大槻昌美・山本弥和が、子育て支援、まちづくりの視点から、母となった女性のキャリアやはたらき方に軸足を移す形で創業しました。Polarisは、自分たちの想いを起点に社会とつながり、社会全体に問いかけていくという「当事者性」を軸とした事業構築を行っています。

 

大槻昌美

代表取締役/Chief Community Officer 

メンバーシップ型起業家。自分主語の起業は全然ピンと来ないけど、仲間と一緒にゼロから形をつくっていく「チーム起業」ならどこまでも頑張れる。現場対応力、馬力のある2代目代表。 

1976生まれ。茨城県潮来市出身。大学卒業後、一般企業にて営業事務を6年経験し、出産を機に退職。子育てに専念する。2005年に利用者として通っていた子育てひろばで市川と出会ったことをきっかけに、地域で活動をする人たちの多様な「はたらく」に出会い、第2子出産後、娘ふたりと共に子連れでボランティアを始める。産後の家事援助「マザリングベル」(子育て支援グループamigo)の産褥シッターやNPO法人せたがや子育てネットの理事、保育スタッフ、子育てひろばのスタッフなども経験。きっかけと役割、仲間がいることで引き出される力の凄さを実感。その人らしさが発揮できるチームビルディングを行う。2016年、より変化に強い組織づくりを目指し戦略的意思決定主体を、代表を中心とする経営メンバーから参画する多様なメンバーへと拡張する「フォロワーシップ経営」を行うために代表取締役就任。また、プライベートでは、娘の小学校で2年間PTA会長として活動。Polarisのエッセンスを取り入れながら、PTAの組織改革に取り組んだ。 

 

 

市川望美

取締役ファウンダー/Chief Story Officer/ソーシャルデザイン事業部統括

ビジョン重視、インパクト重視のゼロイチ起業家タイプ。民間企業、個人事業、NPO、合同会社、非営利型株式会社と、多様な器を経験。ミッション、ビジョンを組織に浸透する役割、社会へのストーリー発信を担う。 

1972年生まれ、東京都江戸川区出身、世田谷区在住。青山学院女子短期大学卒業後、IT系企業へ入社。2002年長男出産後、育児休業を取得したのち退職。2003年に長女を出産し、年子2人の育児をしながら“当事者発信型・循環型”の子育て支援に従事。NPO 法人せたがや子育てネット理事、アミーゴプリュス合同会社代表社員などを経験。2011年内閣府地域社会雇用創造事業ビジネスプランコンペで起業支援案件として採択され、地域における多様な働き方を支える基盤づくり事業を開始。2011年8月「ここちよく暮らし、はたらくための拠点」として”cococi”Coworking Space立ち上げ、2012年非営利型株式会社Polaris設立。2016年からは日々の実践と学びを統合するために立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科に進み、2018年3月修了。修士論文は「半分幸せの考察―選択における個人と社会の関係性」。日本ファンドレイジング協会准認定ファンドレイザー、社会デザイン学修士。

 

 

野澤恵美

取締役/Design Executive Officer

自由を愛するフリーランス派。手に職を持ち、その時々にあわせて働き方を創る。やりたい人を応援したい、こんなやり方もあるよ、こんな方法もあるよと組織を導くファシリテーター役を担う。

1978年生まれ、東京都狛江市出身、三鷹市在住、5児の母。東京造形大学卒業後、ディスプレイ装飾の会社に就職。第1子出産を機に退職。子どもが1歳になった春に知人の会社を手伝うようになり、会社のウェブサイトを独学で制作。その後、出産育児期の女性を対象にしたSNS運営会社に転職し、ECサイトの構築や運営業務に従事した後、緑化を手法にしたまちづくり会社に転職。ウェブやフライヤーの制作、イベント、ワークショップの運営などを担当。Polaris設立当初より理念に共感し、プロボノとして関わっていたが、その後文京区の新たな公共プロジェクトで採択され、ソーシャルフランチャイズの前身となるブンキョー庶務部をゼロから立ち上げたことをきっかけに、より事業にコミットするようになる。2015年11月より取締役として経営に参画。一般財団法人KILTA理事としても活動中。

  

 

野村香奈

取締役/ロコワークデザイン事業部

ふわっとしていながら核心を突く、好奇心旺盛で自由自在。一番重たいPolarisの事業部門の現場と経営を軽やかにつなぐ役割を担う。

1976年生まれ。福岡県久留米市出身。逗子市在住。奈良女子大学文学部卒業後、一般企業にて3年間勤務。2002年長女出産を機に退職、三姉妹の母となり、11年間子育て中心の生活を送る。子どもたちと8年間通った目黒区内の幼稚園の保育に衝撃を受け、園の保護者会活動に没頭。子育て中の女性たちの多様な個性やスキル、積み重ねていく対話の重要性、フラットで主体的なチーム運営の可能性を実感。2012年、雑誌の特集記事でPolarisとの運命的な出会いがあり、セタガヤ庶務部のメンバーとなる。その後、セタガヤ庶務部コーディネーターやリクルートコミュニケーションズとの協業事業「マチアイ」の拡販時のディレクターなどを担い、2018年11月に取締役として経営に参画。(本人曰く、いつの間にか「取締役」)また、三女の自宅出産で子どもの生まれてくる力に感銘を受けたことをきっかけに、2009年に公益社団法人誕生学協会の認定講師である誕生学アドバイザーとなり、小学校を中心に性と生命の教育プログラム「誕生学®」を伝える。2015年から2年間23区内パパママ学級の講師スタッフ。2012年から4年間、目黒区男女平等・共同参画審議会審議委員。

 

 

山本弥和

取締役/コーポレートデザイン事業部

愚直なまでに「本質」と「あり方」にこだわる「そもそも探究」派。創業メンバーでありながら、一度組織を離れ、また戻る、そんな出入り自由の組織を体現し、心地よく暮らし、はたらくことをぐるぐる追求。広報・オウンドメディアなど、組織、事業から紡ぎ出されたストーリーの発信を担う。

1972年生まれ、愛媛県新居浜市出身、調布市在住。短大卒業後、地元にて生保事務職として勤めた後、結婚を機に上京。生保営業、アパレル販売を経て、2002年に妊娠を機に 専業主婦へ。地域の子育てサロンでカラーセラピーに出合い、自身もセラピストとして緩やかに活動を開始。子連れ参加可能の母親向けイベント「ままんすまいるかふぇ」主宰を経て、子どもの入学を機に、地域での「緩やかな活動」を「事業」にすべくシフトチェンジし、非営利型株式会社Polarisを共同で設立。Polarisでは講座やセッション運営など企画部門を担当。「共感される文章講座」受講を機に、“書くことで暮らすとはたらくをつなげる”ライティング会社「Loco共感編集部」(Polaris出資)の立ち上げに参画。新しい組織運営というチャレンジと、ライターとしての新しいキャリアを目指し、Polarisの役員を退任し、組織運営とともに、企画提案や取材・ライティングなど幅広く業務を担当。 4年を経て、Loco共感編集部とPolarisの事業統合を機に、取締役として経営に復帰。地元調布では「深代みつばちプロジェクト」に参画。