私たちの取り組み

はたらく環境設定「自ずからなる」

今あるスキルや経験、見えていることだけで不確実な未来を行くのは不安でしかありません。

でもほんの少し踏み出してみたら今までと少し違う出来事があって、「今までと少し違うこと」を積み重ねていったら3年前の自分では考えもしなかった環境が手に入った。

そんなことを経験する人が私たちの周りに現れ始めています。
 
いきなり大きなジャンプではなく、少しずつやれることを積み上げる。
そんなことが可能になる環境を整えるのが私たちの役目だと思っています。
 
安心できる環境で自分が選択する。
ゆらぎのある環境が当たり前と思えれば自信がもてる。最初はゆっくりとしたペースだけど仲間と行くことでスピードが加速し、やがて大きな価値が生まれる。
 
変化を恐れず、常におもしろがる。過去に縛られず、未来におびえない。
その結果、未来はこわいものではなく、楽しみなものになる。
 
そうした大人を増やすことで、
未来におけるあたりまえのはたらきかたを実現したい。

 

​組織づくり

心地よく暮らし・はたらくための組織

多様で柔軟なはたらきかたを実現するためには、
ただ一つの正解を求めるのではなく、
それぞれの背景や価値観を持ち寄りながら、
最適解をつくり続けることが大切です。

私たちが解決しなければいけないと思っている課題は、はたらきかたの基本が柔軟でないことや、一人の人生を通してサスティナブルでないこと、などがあげられます。一人ひとりがもっと自由に、柔軟にはたらきかたやくらしかたを選択するために、正誤ではなく快・不快の軸を大切にしています。

望めば誰もが選べる、変えていけるという、寛容で創造的な社会であるために、多様な選択肢を共存させる仕事の仕組みづくりを行ってきました。

また、多様な人たちと共に、“働きにくさ”という課題を解決することは、個人のはたらきかたの問題解決だけでなく、 変化を迫られている現代企業や組織が抱える課題の解決や、まったく新しい概念の事業体が生まれることにもつながっていくはずです。

 

 

価値づくり

「はたらきかた」の再定義

Loco−working事業

Loco-workingとは、Local×Coworkingからなる造語です。

Polarisは、身近な地域や愛着のある場所で、「暮らす」と「働く」がつながるはたらきかたや、「愛着と誇り」を持って、自分の生活からの視点やそのまちにある資源を活用して創り出す仕事のことを「Loco-working」と定義しています。

既存のセオリーや仕組みを前提とせず、ビジネスの現場で今まで出会わなかった人たちと関わることで、視点と関係性が変わり、新しい価値が生み出されます。その人の暮らしからの経験が新しいアイデアや価値につながることで、関わる人たちにも愛着や誇りがうまれ、仕事の意味そのものも変化していきます。

また、ひとりひとりの生活の背景や制約を、「課題ではなく与件」と、とらえることで、今まで就労機会を得られなかった人たちが参画できる事業モデルとなり、持続可能なはたらきかたにつながっていくはずです。

仕事がお金を得る手段ではなく、多様な人とつながるコミュニケーションや、地域にかかわる新しい方法となったり、社会につながるきっかけとなりえる。そんなLoco-workingの推進を、地域×企業の連携によって実現していきます。

 

 

場づくり

コミュニティは半仕上げ

コミュニティは最初からできあがっているわけではありません。

場所の特性、関わる人、時間…いろいろな要素が絡み合って作り上げられていきます。また、何をもってコミュニティができあがったかというのも定義がないものです。時間が経つと最初にいた人が卒業していったり、また新しい人が来るようになったり…常に変化し、そこにあり続けることでコミュニティの色が鮮やかになっていきます。

私たちの役割はコミュニティを支える環境設定をすること。

そこから実際にコミュニティを育てていくのは関わる人たちです。半仕上げだからこそ、関わる余地ができて消費者とサー ビス提供者という今までの関係性を超えていける。そんな可能性を持っ ているのが私たちのコミュニティ運営事業です。