​はたらき方でまちを面白く! @調布

調布でできる​汽水な暮らし

 

日常触れ合うのにほどよい自然と

毎日の暮らしの範囲に必要なものが揃っていてコンパクトだけど選択肢が多い。
ほどよく田舎、ほどよい都会との距離。

暮らすにほどよいサイズ感。

そんな調布の中に場やコトを埋め込んでいったらどうなる?
日々の暮らしのなかに経験したことがない出来事や会ったことがないタイプの人に出会ってしまう仕掛けができたら調布はもっと面白くなる。

はたらくをテーマに私たちができること、なんでも調布でやってみたい。
愛着のある地域で暮らし、はたらくを実現するために。

 

「汽水域」

​偶発的に面白さをうみだすための環境設定

「汽水域」とは、海の水と川の水が混じりあう水域のこと。潮の満ち引きで塩分濃度が変わり、変化に適応できる生物が集まる独自の生態系です。

調布というまちがどんなまちか考えてみたとき、海でもない、山でもない、汽水みたいな場所だなあと思いました。Polarisは、「汽水域」からヒントを得て、半閉鎖的な環境を持ちながら、外洋との自由な接点を持ち、変化を前提として何かを引き起こす「場」をつくりたいと考えています。

調布に多様な人やモノ、コトが集まり、思ってもいなかったような面白いことが偶発的にうまれていくことを願い、「汽水な暮らし」を提案します。

 

​Polarisと調布​

2011年8月、京王線仙川駅商店街にある民家を活用したコワーキングスペース をオープンし、2013年には調布市国領町に場をオープン。各種講座や小さなイベントを積み重ねてきましたが、点の活動を面にすべく、2015年に「はたらき方でまちを面白く!@調布」を掲げて「はたらき方マルシェ」をスタートしました。

 

​はたらき方マルシェ

「はたらき方に出会う」イベントとして「はたらき方マルシェ」を2016年から毎年2回開催しています。ゲストをお招きしてのトークセッション、地域とともに事業を展開している企業や調布で起業している方や「おうちから起業」講座の受講生・卒業生などによる出展ブースやワークショップ、座談会の4つのイベントを企画・実施しています。

“はたらき方が変わればまちが変わる“をモットーに、コワーキングスペースなどの場の運営、イベントの企画、ワークシェアをベースにした業務請負を行ってきました。プロジェクト開始以来、セタガヤ庶務部で調布に住む人は全体の1/3ほどの割合に増え、「はたらき方マルシェ」の参加人数は3年間で延べ述べ400人ほどになりましたまた、その間に市内に様々な活動をするプレイヤーが増え、ゆるやかな連携も生まれるようになりました。

100%民間企業の活動として持続するための仕掛けを意識し、従来のまちづくりにとらわれず実践を重ねています。セタガヤ庶務部で掲げている“シゴト軸のコミュニティ”をまちづくりにも活かし起業支援・産業振興を軸に、異なる分野をつなげて面の広がりをつくっていくプロセスを踏んでいます。