子どもを育てながら、社会のなかではたらくこと。
見つめ直してみませんか?
21世紀の日本では、女性の社会進出が盛んになってきています。それに伴い、子育てをしながら働く女性も増えてきました。一方で、「子育て中なのに、苦労してまで働かなくてもいいじゃない」「子どもがかわいそう」など、周囲の声にプレッシャーを感じたり、子どもを産む前から仕事と子育ての両立に対して不安を感じたりする女性も多いようです。
Polarisでは、ライフステージごとの自分らしいはたらき方や暮らし方について、ワールドカフェスタイルで語り合う「座談会」を定期的に設けています。100人100通りの感じ方や考え方があるけれど、一つの答えを出すのではなく、「心地よく暮らし、働きたい」という一つの問いを共有し、多様な答えが共存できる方法をみんなで考えていきます。育児中のお⺟さんやお⽗さん、また彼らを取り巻く環境に関係しているなど、多様な立場の⽅の参加をお待ちしています。
開催情報
開催レポート
座談会には、育児中のお母さんをはじめ、会社員やフリーランスで働いている方など、さまざまな立場の人が参加しています。子育て中の女性だけではなく、男性や子育てに関わる職業の方もご参加いただいています。
Polarisでは、参加者の皆さんに積極的に意見交換してもらうべく、3つのテーマを用意しています。
- 今の日本社会で『子どもを育てながらはたらく』ことは、どんな問題がありますか?
- 実際に自分が『子どもがいる暮らしの中ではたらく』上で、問題やネックになること、不安に思うことはありますか?どんなことが考えられますか?
- 今までの課題をもとに…「なにをすれば」「なにがあれば」『子どもがいる暮らしの中でここちよくはたらくこと』ができるようになると思いますか?そのために自分ができることは何ですか?
このテーマに沿って、自分らしいはたらき方や暮らし方に対する自分自身の考えも踏まえながら、ざっくばらんに意見交換。座談会は終始、ワールドカフェスタイルで和気あいあいとした雰囲気のなか進行していきます。
参加者からは、次のような感想が寄せられました。
- いろいろお話を伺い意見交換をすることで、自分の今抱えている問題ややりたいことなどが見えてきました。
- とてもよい体験ができました。今の自分のポテンシャルが60〜70%だとしても、もやもやにしっかり向き合ってから働いてもいいんだと思いました。
- 周りにSOSを出すことの大切さに気づかされました。
- 様々な視点や生き方を探したり見つけたりしていきたいと思うきっかけになりました。
「はたらく」と「暮らす」「子育て」をセットで捉えること。つまり、「はたらく」か「子育て」のどちらかしか選択肢がないのではなく、多様な選択肢があり、誰でも、どんな立場の人でも、ここちよいと感じられる理想の選択ができること。そんなことを考えるきっかけになってくれればいいと願っています。座談会に参加することで、自分ひとりで考えているだけでは、出会えない意見や考えに出会えるはず。「子どものいる暮らしの中ではたらく」ついて考えるきっかけに、是非ご参加ください。