Loco-workingについて

私たちは、仕事を通してまちや地域コミュニティ(=Local)に新しい関係性をつくり、はたらくことそのもの(=Working)に新たな意味をつくることを「Loco-Working(ロコワーキング)」としています。

地域と共にはたらく

ある人の日常の積み重ねは、別の誰かにとっては価値のあるもので、そこに新たな意味が生まれます。

例えば、予約を取りやすい耳鼻科、人気パン屋の買いやすい時間、実は犬と入れるカフェなど。新しいエリアで住まい・はたらく人にとって、実際に住んでいる人の情報ほど貴重なものはありません。Polarisでは、暮らしているからこそわかる情報を「くらしのくうき」としてサービスへ転換。事業パートナーと共に必要な人へ届けてきました。これは、地域の人が自分たちの経験に新たな意味を見出し、地域情報コンシェルジュとして「Loco-Working(ロコワーキング)」を育んでくださったことで実現できたサービスです。

また、家族や友人など小さなコミュニティで心地よく過ごした経験も、別のシーンで価値を発揮することがあります。職住近接のシェアオフィスや地域のコミュニティスペースで、人と人が安心して対話できる場づくりにつながったり、地域で暮らしを楽しむアイデアとしてコミュニティを豊かにしてきました。Polarisではこのように、人と人の距離を心地よく保つ役割に新たな意味を見出し、地域の人同士の出会いやつながり、居場所づくりにつながる取り組みを事業としてきました。ここにも「Loco-Working(ロコワーキング)」が生きています。

さらに、愛着のある地域で暮らしながらオンラインで仕事をすることも、単に在宅ワークと捉えず、「Loco-Working(ロコワーキング)」としています。なぜなら、地域と紡いできたつながりのつくり方をオンラインワークにも活かし、フラットで安心できる関係構築が実現できつつあるためです。

このように地域と共に、はたらくことそのものに新たな意味をつくることが、「未来におけるあたりまえのはたらき方」につながるのではないかと考えています。