新型コロナウイルスの影響もあり、旅先で休暇を楽しみつつ仕事をする「ワーケーション」が注目されています。しかし、ワーケーションを実践した人は少なく、気になっている人も多いはず。そんななか、Polarisではたらく榮愛さんは昨年、北秋田市の移住体験プログラムを利用して「子連れワーケーション」に挑戦しました。ワーケーションの先駆けトライアル体験について、経緯や感想を伺ってみました。
――北秋田市の移住体験プログラムに参加されたきっかけを教えてください。
榮さん:私は東京生まれ東京育ちだったので、昔から地方への憧れがあったんです。単なる旅行ではなく、その土地の方と触れ合ったり、濃い体験をしたりと、暮らすように過ごしてみたいなと思っていました。以前、親子留学について調べていたときに、知人から北秋田市の移住体験事業のことを聞いたのです。そして有楽町の「ふるさと回帰支援センター」へ行き、直接秋田の方にお話を伺いました。
編み物などのハンドメイド作品を作っていることもあって、秋田の手仕事や工芸品に興味を持ちました。さらに北秋田市は教育に力を入れている地域で、教育留学も行っています。今回親子で移住体験することで教育留学のことも伺えて、小学1年生(当時)の息子にとっても良い経験になるのではと考え、プログラムへの参加を決めました。
榮さんが訪れたのは、北秋田市の阿仁合(あにあい)という地域。宿泊した施設は南北をむすぶ単線の線路わきにあり、すぐそばが森というロケーションで息子さんも喜ばれたとか。そこでは実際にどんな体験をしたのでしょうか?スケジュールをお聞きしました。
【移住体験スケジュール】
1日目
東京から新幹線で盛岡へ行き、盛岡手づくり村にて藍染め体験
盛岡から大館市までバスで移動、北秋田市の方と大館市で合流
宿泊は移住体験用の施設。1泊400円
2日目
曲げわっぱ作り体験の予定が、榮さんが体調不良になり急遽病院へ
病院にいる間、北秋田市の方と息子さんたちで縄文土器の博物館へ
現地の小学生がボランティアとして説明をしていて、交流
3日目
農業体験
北秋田市で教育留学に使う施設へ行き説明を受ける
夜は現地在住の方や役場の方とバーベキューで交流
庭での花火やバーベキュー準備の手伝いなど、息子さんも交流や体験を楽しんだ
4日目
熊牧場や、田んぼの景色などここでしか見られない景色を紹介してもらう
北秋田市を後にし、自分たちで手配した秋田県藤里町の農家民宿へ宿泊
藤里町の施設「かもや堂」へ立ち寄り、Polarisの仕事で関わった方と交流
充実したプログラム内容だったことが伺えます。また、北秋田市のプログラムの前後に自分たちで盛岡の藍染め体験や藤里町の農家民宿の宿泊などを手配して、 ワーケーションをさらに充実したものにしていたようです。
――実際に体験をして、どんなことが印象に残っていますか?
なんといっても私が2日目に体調を崩してしまったことです。しかしその間、私から離れていても楽しく過ごしていたことに息子の成長を感じました。現地で関わった皆さんが暖かい方々だったので、息子も安心して過ごすことができたのかなと思います。また、泥遊びが苦手なのに藍染め体験では手をめいっぱい使って楽しんだり、収穫体験で採れたてのキュウリを「スポーツドリンクよりおいしい!」と言ってかじったり、普段とはちがう子どもの一面を知ることができたのが印象深かったです。
また、3日目の夜に地元の方々とバーベキューや花火をしてふれあえたのも素晴らしい時間でした。皆さん「北秋田はどう?」「何もないでしょう」とおっしゃるのですが、東京生まれ東京育ちの私たちからしたら、目の前の空、星、自然に感激するばかり。息子もバーベキューの準備を手伝うなど、皆さんに可愛がってもらいました。
帰ってきて、息子は夏休みの絵日記にも秋田のことばかり描いていました。テレビを観ていても、「秋田」という言葉が出てきては、「また行きたいね~」と話したり。第二のふるさとができたようで嬉しいです!
――今回の移住体験中、お仕事はどうされていましたか?
パソコンを持って行ったものの、体調不良や、プログラムを休みなく入れていたこともあり、落ち着いて仕事に取り組むことは難しかったのが正直なところです。どうしても子ども優先になりますね。夜になってようやく、少しだけ仕事を進める時間を取れました。
――北秋田市の体験のあとには藤里町へ行かれたとか。
Polarisが2019年に秋田県藤里町の地域活性化プロジェクトを受託し、現地で取り組んでいました。Polarisが運営している「セタガヤ庶務部」(住む場所や環境にとらわれずに仕事ができる)という仕組みを移管するプロジェクトです。
今回北秋田市へ行くということで、藤里市へも足を伸ばしました。当時のプロジェクト拠点となった事務所に顔を出し、共に仕事をしたメンバーと顔を合わせました。
その後、藤里町のメンバーとたまたまオンラインで仕事をした際は、一度現地でお会いしていたことでスムーズにコミュニケーションをとることができ、縁がつながっていくことを感じました。
藤里町で宿泊した農家民宿のオーナーもまるで実家にいるようにもてなしてくれました。息子と一緒に楽しみながら、仕事関係の方ともお会いすることができたのは、良いワーケーションの形になったのかなと思います。
――また子連れワーケーションをするとしたら、今度はどんなことを考えますか?
もし次に行くとしたら、予定のない日を作り、子どもとゆっくり車で周ったりのんびり過ごしたりしたいです。今回はプログラムが多かったのと、自分の体調不良もあったため自由時間がほとんどありませんでした。のんびり過ごす日も作ると、子どもよりものびのび穏やかに過ごせるし、私も仕事に向かう時間が取れるのではと思います。
今回は移住体験事業というプログラムあっての参加でしたが、知人のいる土地であれば子どもと一緒に訪れることができるのかも、と自信につながりました。またもし将来子どもが一人で教育留学をすることがあれば、そこに私が仕事を持って訪れることもできるかもしれません。
パソコン1台あればできる仕事をしているので、これからもいろいろな発想で子どもとのお出かけを楽しみたいと思います。
さて、子連れワーケーションの実態、いかがだったでしょうか。
子どもと一緒のワーケーションは仕事面で難しい部分もあったようですが、充実した移住体験プログラムだったことが伺えます。Polarisでは、はたらき方を自分で選ぶことを大切にしています。自由な発想で子どもとの暮らしとはたらくことを楽しんでいきましょう。
最近注目の「ワーケーション」。
ワークとバケーションを合わせた造語で、リゾート地などの旅先で「休暇」を楽しみつつ、テレワークで「仕事」もするはたらき方です。
Polarisでは、海に近いエリアへの引っ越しをきっかけに、マリンスポーツなどのアクティビティを楽しみつつ、テレワークで仕事をする「ワーケーションライクなはたらき方」*を実践しているメンバーがいます。そこで、今回はそのメンバーのワーケーションライクなはたらき方についてご紹介します。
「ワーケーションライクなはたらき方」*とは…実際のワーケーションは旅先ですが、自宅付近で自然とアクティビティを楽しんでいるので、「ライク(like)=~のような」です。
【INDEX】
今回ご紹介するPolarisの取締役、野村香奈さんは、ロコワークデザイン事業部の統括として、ディレクション業務を担当しています。
取締役という肩書ではありながら、月に数回クライアント先との打合せ以外は、主に自宅からテレワークで仕事をする、場所に縛られないはたらき方を実践しています。
中学生、高校生からなる3人の娘の母でもある野村さんは、どんなはたらき方をしているのでしょうか?野村さんの一日をのぞいてみました。
【野村さんのある一日】
7:15 | 自宅を出て、会員になっているアウトドア系フィットネスクラブへ自転車で移動。 |
7:35 | フィットネスクラブに到着。預けているサーフボードを受け取り、ウエットスーツに着替える。 |
7:50 | 海に入りサーフィンを楽しむ。 |
10:00 | フィットネスクラブの休憩スペースにて、Web会議システムZoomで社内打ち合わせ。 |
11:30 | 引き続きフィットネスクラブの休憩スペースにてPC作業。クライアントや社内メンバーへの連絡、資料や書類の作成、原稿執筆など。合間にランチ。 |
13:00 | ヨガなどフィットネスクラブのプログラムに参加 。 |
15:00 | 帰宅 自宅にてPC作業 。 |
16:00 | Zoomでクライアントと打ち合わせ 。 |
17:00 | PC作業 。 |
18:20 | 塾に通う娘のための弁当と夕食の調理。 |
19:00 | 塾に弁当を届ける。 |
19:10 | 帰宅。夕食。 |
なんと、「仕事」と「休暇」の時間を行き来しながら1日を過ごすパターンが多いようです。
さらに、月に1、2回は千葉でのサーフトリップを楽しむために、終日休暇にすることもありますし、状況によっては終日仕事だけを行う日もあるのだとか。
また、都内のクライアント先に出向く際、電車での移動時間は1時間以上。移動時間はかかりますが、最寄り駅はほぼ始発駅のため、PC作業をする「仕事」時間として活用しているようです。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、企業でもテレワークの導入は一気に加速しましたが、日本でワーケーションを実践しているのは、まだ一部の限られた人たちです。
ではどんなきっかけで、野村さんはワーケーションライクなはたらき方を始めたのでしょうか?
――ワーケーションライクなはたらき方を始めた経緯を教えてください。
野村さん:ちょうど5年半前、東京都目黒区から神奈川県逗子市に引っ越しました。引っ越しの目的は、「ワーケーションライクなはたらき方」をすることではなく、ゆったりとした子育て環境と広い住まいを求めてのことでした。
転居前までは、都心のオフィスで事務の仕事を週2、3回と、在宅でPolarisの仕事を少ししていました。三女も小学2年生になり、仕事を増やしたいと考えていたタイミングでしたので、転居によって都心での仕事をあきらめることに不満はありましたが、住まいと子育て環境を優先しました。
転居後、逗子エリアで仕事を探したのですが、やってみたいと思う仕事や、家族や自分の生活スタイルに合う条件の仕事に出合うことができませんでした。
さらにつらかったのは、家族以外とはほとんど交流の無い生活になってしまったことでした。子どもが3人とも小・中学生となり、親がいなくても行動できるようになっていたため、子どもの付き添いから発生するような、地域の人との繋がりを作る機会が無かったのです。
子育て仲間と充実した時間を過ごした都内の生活から、社会とも地域とも繋がりを失った、閉塞感のある郊外の生活へ――。
想定外の事態に危機感を覚え、まずは逗子エリアや海のことを知り、愛着を持てるようになろうと考えました。
様々に模索する中、出会ったのが、あるアウトドア系のフィットネスクラブです。ヨガ、トレイルランニング、カヤック…と、何を体験しても心が解放されるような楽しい経験で、すぐに入会を決めました。
定期的にマリンスポーツやトレイルランニングなどに取り組むようになると、海や山に親しみながらスポーツをすることで得られる心地よさにすっかり魅了されました。また、フィットネスクラブで会う地域の人たちとも徐々に顔見知りとなり、ゆるやかで心地よい関係が築かれていく中で、フィットネスクラブに通うことが生活の軸になっていきました。
Polarisで担当していた業務がもともとテレワークだったことと、当時は仕事の量も少なかったため、1日の中で「仕事」の時間と「休暇」の時間の両方を持つことが自然とできたことで、
「ワーケーションライクなはたらき方」がスタートしました。
その後、逗子エリアから比較的近い場所で、Polaris事業の一つである、「くらしのくうき」の案件がスタートし、ディレクション業務を引き受けたことをきっかけに、現在のように大きくPolarisに関わるようになります。
――ワーケーションライクなはたらき方をするために工夫していることはありますか?
何事においても限られた時間の中で集中して取り組むことを大切にしています。
時間を意識することで、「その時刻まではやりたいことに集中する」あるいは「その時刻までにはこの仕事を終わらせる」など、目標が明確になります。
パズルを組み立てるようにスケジュール調整を行うことで、一日のうちに様々な時間を過ごすことができます。
――ワーケーションライクなはたらき方のどのようなところに魅力を感じていますか?
仕事だけでなく、子育てのことで悩んだ時も、海や山で身体を動かすと、リラックスして心が解放されます。心身ともにニュートラルな状態になったところで、仕事時間にスイッチすると、集中力を最大限に発揮できると感じています。柔軟な発想をする上でも、大きなメリットです。
仕事内容にもよりますが、担当業務が遂行できていれば、やり方は本人に任せる、という成果主義の考え方と仕組みがあれば、はたらく時間と場所の選択肢は無限大です。
仕事時間と休暇時間を自分でコントロールし、1日の中に両方の時間があるというはたらき方は、私にはとても合っていると感じています。
「ワーケーションライクなはたらき方」、イメージいただけましたでしょうか?
Polarisでは多様なメンバーが仕事に関わることを可能にするために、起ち上げ当初からテレワークを導入し、仕事の内容や量を自ら選ぶことができるような仕組み作りを進めています。
誰にとっても、自分に合ったはたらき方を選べることはとても大切なことです。
一人一人が自分の望む暮らしを実現するために、はたらきの方の多様性は、今後ますます求められていくのではないでしょうか。
リンク
Polarisのはたらき方VOL.1 【Polaris流テレワーク】スタート編
Polarisのはたらき方VOL.2【Polaris流テレワーク】Web会議編
Polarisのはたらき方VOL.3【Polaris流テレワーク】 オンラインお茶会&飲み会編
テレワークで雑談タイムを設けるとどうなるのか?
2020年2月に開講した自由七科ゼミ:「半分幸せの考察」~女性のライフストーリーと、選択における個人と社会の関係性(0期)を経て、晴れて1期として開講することになりました。
今回は、現在の社会情勢も鑑みて、オールオンラインにて実施します。
また、本来ゼミスタイルとして全6回で受講生と探究していくスタイルでしたが、より多くの方に学びにふれる機会を届けたいと思い、講義編と実践編を分けて開講します。
特に、キャリアコンサルタント、人材能力開発など、キャリア・人材に関わる方にもぜひご参加いただきたいゼミです。
多くの方のご参加お待ちしております。
今回は講義編と実践編の両方をご案内しています。 それぞれにお申し込みフォームがあります。
本講座は、
本ゼミは、市川による修士論文『半分幸せの考察~育児離職した⼥性のライフストーリー分析による選択における個⼈と社会の関係性:A Study of “Half-Happiness”;Life Story Analysis of the Non-employed Women who Resigned due to Child Care: How They Make Life Course Decisions in the Context of the Relationship of the Individual and Society.』(2018,立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科)をベースに行っていきます。
「子どもがいて、スキルも経験もない私たちみたいな主婦は、半分幸せでもありがたいと思わないといけないんですーー。」
この言葉が、すべての探究の始まりでした。
この言葉は、育児中の女性向けのキャリアデザイン講座で講師を務めていた時にある女性が発したものです。
そこには怒りや悲しみなどの強い感情はなく、ただあたりまえのように、穏やかにこの言葉を発し、その場にいた女性たちも「そうだよねえ」と共感されていたように思えます。
その場では「そんなことないですよー、みなさんそれぞれです!」というようなことを発言しましたが、そのあともずっとこの言葉が引っかかっていました。
これらの疑問を抱えながら、Polarisの事業を行ってきました。
また、この言葉は「スキルも経験もない」「育児中の女性」だけではなく、社会に広くに問いかける力を持っていることに気がつきました。
大手企業でバリバリと働いている独身の女性は「すごく刺さりました。私たちもきっと“半分幸せ“を抱えて生きていると思います」といい、ある男性は「僕らもきっとそうですね。でも、男は多分、半分だということに気が付かず全部だと思って生きているんじゃないですかね。意識的に他の半分に目を向けないようにしているのかもしれません」といいました。
「半分」が何を表すのかはそれぞれだけれど、なんらかの「空白」「喪失」「欠落」が潜んでいるように思えます。
ふとした会話の中で何気なく発せられた「半分幸せ」という言葉には、様々な葛藤や複雑な想い(でもすでに、乗り越えてしまったけれどくすぶる残存思念のようなもの)が内包されていて、それはどの立場の人にもありうること。
「ありがたいと思わなくてはいけない」という言葉からは、ひとりひとりの選択にはなんらかのし「圧力」が存在し、自分が選んだつもりが実は選ばされているのではないかという仮説にたどり着きます。
本ゼミでは、その仮説検証を中心とした市川の修士論文をベースに、女性たちのライフストーリー・インタビューを題材として、選択における社会的な圧力の存在や個人と社会の関係性を見ていくほか、ライフストーリーの基礎的な周辺研究の紹介、インタビューから社会的文脈を抜き出す手法の説明およびインタビュー分析の実践のほか、「新しい物語は社会を変える」という、社会的創発の観点から、ライフストーリーや物語を捉えていくことに取り組みます。
また、ゼミを通して、ご自身のライフストーリーやにも触れていくことになります。自分の人生についても考えたい、探究したいという姿勢でご参加いただけたらより豊かな時間になると思います。
https://half-happiness-lecture.peatix.com/
「半分幸せ」の考察~修士論文概略
序章 本研究の背景と目的
第1章 先行研究および分析手法
第2章 育児期の女性の働き方を取り巻く環境と課題の整理
第3章 ライフストーリー・インタビュー分析
第4章 社会変革装置としての物語
第5章 「半分幸せ」の考察結果
基礎的研究ピックアップ
ライフストーリー、物語/語り、物語法、社会構成主義、ナラティブ等
「選択する」ということ
選択する力と選択前提、社会のラベル、社会システムのループ、支配的な物語
https://half-happiness-practice.peatix.com
ライフストーリー・インタビュー
~分析手法、社会的文脈とはなにか、ライフストーリー・インタビュー実践
インタビュー実践に向けたフォローアップ・フリーディスカッション
ライフストーリー・インタビュー分析結果シェア
ディスカッション、クロージング
時間:10:00-12:30(終了後ランチ交流なども予定)
対象:女性のライフストーリーやキャリアなどに関心がある方(専門性や経験値は問わず)、女性たちが集うコミュニティ運営や組織運営に関わる方、支援的な立場の方、研究者など
参加費:10,000円(全3回)
※初回のみ単発参加あり 3,500円
参加方法:本ゼミでは、ZoomというWeb会議システムを活用します。
Zoomでの視聴方法など、詳細はお申込み頂いたあとに届くチケットからご確認いただけます。
※ご不明な点ありましたら、遠慮なくお問い合わせください。
定員:15名
講師:市川望美
非営利型株式会社Polaris取締役ファウンダー
ソーシャルデザイン事業部統括 Chirf Story Officer
自由七科ラボメンバー
立教大学 社会デザイン研究所 研究員
主催:非営利型株式会社Polaris(★令和元年度 東京都女性活躍推進大賞 地域部門大賞受賞)
リベラルアーツ・ラボ「自由七科(じゆうしちか)」
共催:立教大学社会デザイン研究所 「働き方における女性のライフストーリー研究会」
その他:
自由七科とは:自由に生きるための知恵に出会うリベラルアーツ・ラボ
変化の時代の中で多様な人とつながりながら自由に生きること、その人がその人らしくあること、仕事とその人がより近づき、自分が心地よいと思える暮らしかたや働き方を実現するための学びや探究を行うラボです。
Polarisでの仕事は個人事業主として業務委託契約をすることからスタートします。興味のある仕事があったら、業務・プロジェクトごとに手を上げ、チームを組んで仕事を進めていきます。
業務スタイルを大きく分けると、現場で仕事をする「オンサイト業務」と、在宅で業務を行う「テレワーク業務」がありますが、どちらもチームメンバー全員がオフィスに一堂に集まって業務に当たることはなく、メンバー間のコミュニケーションはオンライン中心になります。
▼現在、Polarisのオンサイト業務では「コミュニティマネージャー」を募集しています。
https://polaris-npc.com/2020/05/28/4715/
さて、3月初旬から新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた3か月間でしたが、Polarisではその間も対面コミュニケーションの必要な業務の縮小はあったものの、テレワーク業務については、以前とほぼ変わりなく取り組んできました。
その一方で、暮らしの部分では人と会う機会が極端に減り、リアルに対面してのびのびと会話できるのは同居の家族のみ。
「メンバーの中には、孤独を感じたり、雑談を欲したりしている人がいるのでは?」
という仮説が浮上しました。そこで、緊急事態宣言中に業務ミーティングとは別に「メンバーがオンライン上で集合し、雑談と共に過ごす2時間」を実験的に作ってみました。
Polarisには個性がバラバラな5人の役員がおり、懐かしのヒーローにちなんで愛称を「ゴレンジャー」と呼ばれています。
▼役員紹介と担当カラーはこちらをご覧ください。
https://polaris-npc.com/aboutus/ourstaff/
今回は、外出自粛中に、普段コミュニケーションの時間を確保しにくい役員数人に、週1回2時間、オンラインルーム上に常駐してもらい、「ゴレンジャーの部屋」と名付けて、zoomルームを開放してみました。
参加ルールは次の通りです。
さて、この雑談タイムで一体何が起こったのでしょうか。
参加人数は毎回8名前後でしたが、2時間オンラインで繋ぎっぱなしにしつつ、それぞれ思いのままに会話が進むのかと想定したところ、常駐必須の役員以外のメンバーの過ごし方は次の通りでした。
参加メンバーから上がったメリットは、
仕事をする時間帯は各自に任されているがゆえ、チームメンバーとタイミングが合わないと相談チャットの返信がなかなか来なくて作業が進まないこともあり、オンライン上で同時間帯に集合して顔を合わせることは、業務の効率化につながることは間違いなさそうです。
▼PolarisのWeb会議についてはこちらもご覧ください。
Polarisのはたらき方VOL.2【Polaris流テレワーク】Web会議編
「孤独感の解消」や「雑談の場としての活用」を期待してスタートした雑談タイムでしたが、雑談メインでの使い方はされませんでした。メンバーは、出会う人が限られる外出自粛中に、孤独感や人とコミュニケーションを取りたいという気持ちは生まれないのでしょうか。
サーキットピットのように雑談ルームを使っていったメンバーは、普段から必要なコミュニケーションは取れているので、そこまで雑談を必要としないと言います。その理由として次のようなコメントをもらいました。
「仕事軸のコミュニティ」でもあるPolarisという組織は、それぞれの業務内容が明確で、自立的な業務遂行が求められます。メンバーは「会社のミッション」に共感し、「業務目標」を共有し、同じ目的に向かっている同志です。自分が共感するポイントにコミットすれば、オフィスという「場」や、組織マネジメントに縛られることもありません。
そのため、Polarisの業務以外にも別の仕事やコミュニティなど、「複数の足場」を持っている人が多くいます。
自分が何を求めているか、何に共感しているかを確認しながらPolarisと関わっている人が、雑談ルームに参加していたと推測されます。
さて、孤独の解消と雑談のニーズを見込んだ「オンライン雑談タイム」でしたが、意外なところに課題はありました。
参加したメンバーからは、「役員が常駐となると参加への心理的ハードルが上がり業務寄りの相談になりがち」「どう過ごしていいか分からなかった」という声。
今後のオンライン雑談タイムでは、開催時間の長さやタイミング、役員が常駐という設定の変更や、「お題」を設けるなどして「雑談」から「仕事以外のコミュニケーションの場」として進化していく必要がありそうです。
今回の「ピット」のようなオンラインルームも業務効率アップに繋がったので、目的を整理して、引き続きオンラインルームの効果的な活用に挑戦していこうと思います。
テレワークを使ったはたらき方についてはこちらをご覧ください
Polarisのはたらき方VOL.1 【Polaris流テレワーク】スタート編
Polarisのはたらき方VOL.2【Polaris流テレワーク】Web会議編
Polarisのはたらき方VOL.3【Polaris流テレワーク】 オンラインお茶会&飲み会編
オンライン会議、スタートは「雑談」で
非営利型株式会社Polarisで2019年1月に立ち上がった研究部門「自由七科(リベラルアーツ)・ラボ」。 リベラルアーツとは一般教養・教養課程という意味で馴染みがありますが、「自由七科(じゆうしちか)」は、その日本語訳です。
ラボのテーマは「自由に生きるための知恵に出合う」こと。時代が変化する中で、多様な人とつながりながら自由に生きること、その人がその人らしくあること、仕事とその人がより近づき、自分が心地よいと思える暮らし方やはたらき方を実現するための学びや探究を行うこと、を目的としています。
その自由七科ラボで2020年2月17日~4月23日に「自由七科主催ゼミ『半分幸せの考察」~女性のライフストーリーと、選択における個人と社会の関係性』」(0期) が開催されました。
今回は、全6回のこの講座をオンラインで受講した体験を受講生Kさんからのレポートをお届けします。
私は12歳の娘と8歳の息子の母で、業務委託でPolarisに関わる仕事をしています。子どもが二人とも小学生になった頃から、なんとなく自分の思い通りのはたらき方、生き方ができているかなあと思っています。
私の周りの女性たち、ママ友や学生時代の友人も、9割近くが何らかの仕事を持っていて、正社員、パートやアルバイトの他にフリーランスというはたらき方を選んでいる人もいるようです。
一見、それぞれ自分に合ったはたらき方や仕事を選んでいるように見えますが、実際はほとんどの人が、不満があったり、疲れていたり、諦めたような様子だったり…。
女性が仕事を持つことがあたりまえになり、はたらき方の選択肢が増えても解決しないことがあり、それどころか、以前にはなかった問題があるように感じていました。
「一人一人が満足のいく人生を生きるためには何が必要なのだろう?」
「さらに未来を生きる私の子どもたちにはこれからどんな力が必要なのだろう?」
なんとなくモヤモヤと感じていた想いがあって、このゼミにはとても興味がありました。
ただ一方で、家事、育児、仕事で忙しい毎日の中、学習時間の確保ができるかどうかがとても不安でした。受講するかどうか直前まで迷いましたが、なんと、インターネット環境があれば、オンラインで受講できるとのこと。「自宅でオンライン受講なら、移動時間はかからないし、何とかなりそうかな。とりあえず、第1回目の講座に参加してみよう!」と申し込みをしました。
申し込みはPeatix というwebサービスで行うようになっていました。操作は簡単で、受講料はクレジットカード払いができ、自宅からでも手軽に申し込みができました。
オンライン講座に参加する際、使用するツールはZoomでした。ITオンチの私ですが、Zoomは仕事のミーティングで日常的に利用しているので、抵抗はありませんでした。ただ、オンライン講座の受講は初めてなので、どんなふうに進んでいくのかなぁ、ついていけるかなぁと少しの不安を感じました。
第1回目の講座は講義がメインでしたが、まずは自己紹介から。どんなメンバーが参加しているのかがわかり、少し気持ちがリラックスした状態で聴講となります。講義をインプットした後は受講生同士で対話形式のアウトプットの時間。Zoomにはブレイクアウトルームという機能があり、受講生2,3人ずつのグループに分かれて、気づいたことや気になったことを個別にシェアすることができました。初めてオンラインで出会う人との会話に、最初は緊張しましたが、話すテーマが決められているので話しやすかったですし、話していくうちに、それぞれのメンバーの経歴や境遇、どんな気持ちで参加しているのかが分かり、次第に打ち解けることができました。
講座終了後にはそのままオンラインで1時間ほどのランチ会。講座の流れを受けつつ、気軽におしゃべりする中で、刺激を受けたり、深く考えずにはいられないような言葉に出合ったりしたことで、終了後には「もう少し講義を聞きたい」「みんなともっと話したい」という気持ちになっていました。
そこで、とりあえず参加できるところまででも構わないから参加しよう(途中で挫折しちゃうかも…)、と2回目を受講、3回目も受講…と続けているうちに、気が付いたら結果的には全6回を皆勤賞で受講することができました。
受講スタイルは次の3つで設定されていました。(受講スタイルは毎回開催数日前に選ぶことができます)
「会場(調布市仙川のPolaris事務所)参加」
「オンライン参加」
「録画視聴」
※新型コロナウイルスの影響もあり、第2回目からはオンラインと録画視聴のみとなりました 。
2回目以降のゼミは次のような進行でした。
仕事の都合や体調不良などで当日参加できない人は、Zoomの録画視聴を利用して受講していました。リアルタイムで参加した受講生の人数は、各回約5人程度で、遠くは福岡から参加の方もいました。
事務連絡や情報共有はゼミ生限定のFacebookグループでおこなわれます。Zoomの録画もこちらのグループ内で共有されました。また講座の各回の投影資料はDropboxというストレージサービスで共有されたので、いつでも見ることができます。Dropboxには、各講座の受講後に受講生が作成したリアクションシート(受講内容のまとめや感想などを記載したもの)を提出するようになっていました。
最初は時間を節約するために選んだオンライン受講でしたが、受講期間中に新型コロナウイルスの影響が大きくなり、子どもたちの小学校も休校に。第3回(3/9)以降は子どもが在宅している中での受講となりました。
子どもたちには予め「今日の10時から12時半まではZoomでゼミ。勉強しているからね」と伝えましたが、受講場所がリビングダイニングということもあり、8歳の息子は講座中も何かと話しかけてきました。
そんなときに便利なのが、Zoomのミュート機能で、こちらの音を参加者のみなさんに聞こえないようにすることができます。子どもに呼ばれてしまった時は、チャットに「5分程離席しますが、音声は聞いています」と書き込んで、ミュートと合わせてビデオをオフにします。離席してしまったところは、後で録画を確認し、もし分からなくなってしまったことがあればFacebook上で質問すれば問題ありませんでした。
Polarisでは「子どものいる暮らしの中で働く」ことについて、仕事場(在宅が多いですが、自宅以外の場所のこともあります)にいる子どもを、その場に参加しているメンバーとして尊重する文化があります。「暮らす」と「はたらく」をできる限り分断しないで(もちろん分けた方が良い場や分けることが必要な場もありますが)子どもと大人が心地よくその場にいられるように工夫してきたことが文化となっています。
もちろん、受講中は子どもに邪魔されずに集中したい気持ちはあります。しかし真剣に学んでいる大人たちの姿が見えることは、他では得られない価値のあることだと感じています。
ゼミでは人生の選択に影響を与える事柄について紐解いていきました。親や友人からの影響だけでなく、社会的な背景や制度、歴史、土地柄といった様々なものが影響し、当たり前と思っている個々の価値観が、実は押し付けや、「作られた」ものであったりすることに、改めて気づかされました。
受講期間中、新型コロナウイルス感染拡大の影響が日一日と濃くなり、今まで当たり前だと思っていた生活は手に入りがたいものになってしまいました。この過程を経て、まさにゼミで学んだことは「体感」として腑に落ちるものとなりました。このタイミングで「主体的に選択していると認識することの大切さ」や、「認識するために必要なこと」について考えを深める時間を持てたことは、とても幸運だったと感じています。
初めてのオンライン受講でしたが、対面での受講と比べて特に困った点や物足りない点はありませんでした。逆に会場受講が必須の場合、「ほとんどみんな参加できていない!」と気づきました。小さなお子さんが複数いる人、来月出産予定の人、福岡に住んでいる人…、私も受講を見送っていたかもしれない一人です。今後ますますこういったオンライン講座の価値は高まっていくことと思います。
Polarisではこれからも様々なオンライン講座が企画されているようなので、とても楽しみに思っています。
今後のオンライン講座等のご案内を希望の方はこちらにエントリーください。
最近増えているコワーキングスペースやシェアオフィス。そこでのコミュニティ運営を支える仕事に「コミュニティマネージャー」というものがあります。
Polarisには、事業の一つに「場の運営」があり、コワーキングスペース・シェアオフィスの運営を行っています。そこで今回はPolarisが委託を受けて運営するシェアオフィス、MIDPOINT目黒不動前を支えるコミュニティマネージャーの仕事の内容とはたらき方についてご紹介します。
【INDEX】
コミュニティマネージャーとは、もとはアメリカのソーシャルメディアからスタートしたコミュニティを管理する仕事で、メディアの顧客や利用者のコミュニティ形成をインターネット上(オンライン)もしくは直接対面(オフライン)で促していくものです。
Polarisでは、コミュニティマネージャーは、自社が運営を行っているコワーキングスペースや運営を委託されているシェアオフィスで、入居者の方のコミュニティをオフラインでサポートしていきます。通常のこうしたオフライン型のコミュニティマネージャーは利用者のコミュニティ形成のために交流会などのイベントを企画・運営したり、利用者と適度な会話をしてコミュニケーションを取ったりしながらコワーキングスペースやシェアオフィスを運営しており、Polarisでも基本的な部分は同様です。
今回はPolarisが委託を受けて運営するシェアオフィスの一つであるMIDPOINT目黒不動前のコミュニティマネージャーの仕事をご紹介します。ここでは、平日10時~17時の間にコミュニティマネージャーが常駐し、入居者の方のコミュニティを運営しており、次のような仕事をしています。
【コミュニティマネージャーの一日】
10:00 | ラウンジ(8階)のテラスにて、ソファのレインカバーを外し、植物に水やり。 室内のテーブルを拭き上げ、コーヒーサーバー、キッチンの周辺を清掃。 パソコンを開いて前日の申し送りを確認。 |
10:30 | 個人ブースのあるフロア(5~7階)のゴミ回収。 |
11:00 | 各フロアの見回り、掃除機かけ。 |
12:00 | ラウンジのカウンターで、入居者向けFacebookや業務進捗管理ツールをチェック。 (ときには入居者の方主催のランチ会に参加することも) |
13:00 | 引き継いでいる事務処理を対応。 |
14:00 | 消耗品の在庫確認、補充。 |
15:00 | 新規入居者の方向けに、ネームプレートを作成しながら、ラウンジでくつろぐ入居者の方と会話。 |
16:00 | スタッフルームの整理整頓。 |
17:00 | テラスのソファにレインカバーをかけて、業務終了。 |
コミュニティマネージャーは、こうしてルーティーンの仕事を進めながら、ラウンジにいる入居者さんと会話したり、質問に答えたりしつつ、コミュニティを円滑に運営するための情報を収集し、みなさんが安心して過ごせる場づくりを考えていきます。
Polarisのコミュニティマネージャーは、一人の担当者がつくのではなく、複数人がチームとなって情報共有をしながら仕事を進めています。その一人である高鳥可那さんに、Polarisのコミュニティマネージャーになったきっかけを伺いました。
―コミュニティマネージャーという仕事に興味をもったきっかけを教えてください。
高鳥さん(以下、高鳥):少し遡るのですが、東日本大震災の後あたりからSNSコミュニティが活性化したと感じ、「場づくり」に興味を持ち始めたのがきっかけです。かつてアカウントを作ったまま放置していたFacebookに震災後に久々にログインすると、地元秋田の仲間が一気につながっており、こんな世界があるのだと知りました。起業をしたり、異拠点で頑張っていたりする友人たちの姿に刺激を受け、私も地域のコミュニティ形成の仕事を始めようと思い立ったのです。
まずは、地域の人たちと地元コミュニティをサポートする業務に取り組みましたが、コミュニティ運営の課題に気付き、円滑にコミュニティを運営することは、すごくスキルが必要だと実感したのです。
その後、今から2年ほど前にPolarisの事業に興味を持ち、説明会へ行くと、場づくりの仕事があることがわかりました。それで食いつくようにMIDPOINT目黒不動前とco-ba chofu(Polarisが運営するコワーキングスペース)のコミュニティマネージャーの仕事に就きました。「コミュニティ」をキーワードに情報を集めていったことで、場の運営をしているPolarisに出会うきっかけとなりました。興味のあることに対しては、積極的に動いてみることが大切だなと思います。
―実際にPolarisのコミュニティマネージャーを経験してみて、コミュニティ形成の仕事の捉え方に変化はありましたか?
やってみてよかったのは、複数の人でコミュニティマネージャーの仕事を共有しながら進めていく点です。
MIDPOINT目黒不動前でのコミュニティマネージャーは、常駐するのは1人ですが、約10名がシフト制で対応しています。
シェアオフィス事業を運営しているクライアントとPolarisのコミュニティマネージャーとは、チャットワークで情報共有し、コミュニティマネージャー同志はFacebookで情報共有しています。業務中に困ったことや質問事項が発生したら、コミュニティマネージャー同士のメッセンジャー機能を利用し、即座に誰かがヘルプしています。チームで助け合える体制ができているので、1名体制でも安心して勤務ができています。
また、コミュニティマネージャー同士のミーティングや交流会などが開催され、業務上一人では共有しきれない事を話し合ったり、情報交換をしたりして親交を深めています。入居者さんも「コミュニティマネージャーさんってみんな同じ情報をもっていらっしゃいますよね」と驚かれるほどです。
1人でコミュニティマネージャーの仕事を背負うわけではなく、複数名で共有するので、何か課題があった際にいろいろな考え方や意見を聞けます。そのため、仕事での悩みを一人で抱えすぎることがなく、Polarisのコミュニティマネージャーだからこそのメリットだと感じています。
―MIDPOINTが過ごしやすい空間になるよう、高鳥さん自身が工夫されていることはありますか?
何気ない会話からコミュニティが活性化することもあるので、ひとつひとつの会話を大切にするよう心がけています。
入居者共同スペースの「ラウンジ」にて、入居者さん主導でランチ会を定期開催したり、入居者さんからの差し入れのコーヒーをふるまったりすることもありました。こうした時間をともにすることで、入居者さん同士の会話から新たなコミュニケーションが生まれることもあります。
Polarisのコミュニティマネージャー研修では、私たちはサービス提供者ではなく、入居者さんと共にコミュニティを作るサポーターに当たると学びました。
コミュニティマネージャーが場を提供するのではなく、あくまでフラットな関係で、入居者さんと共に場を気持ちよくしようというマインドがあります。
―他のコミュニティマネージャーとは違うPolarisらしさは、どんなところでしょうか?
今、コワーキングスペースはこれまでにないスピードで全国に広がっていて、コミュニティマネージャーもスペースも多種多様と感じています。コミュニティマネージャーのイメージがまだまだつきにくいかも知れませんが、コミュニティ形成と聞くとやはりイベント運営を思い浮かべる方も多いでしょうし、実際にそういう部分があります。
MIDPOINT目黒不動前でもPolaris企画の新年会や名刺交換会などもありますが、先ほど触れたような入居者さん発の交流の企画や、入居者さんとの日々のコミュニュケーションを大事にし、日常が心地よく滞りなく過ごせるように丁寧にサポートしていくことに重点を置いています。また、フラットな関係から入居者さんと一緒に場を作っていこうという空気が生まれ、それがPolarisらしさだと感じています。
「ラウンジ」にて、ランチ会を企画して料理をふるまったり、ワインを楽しむ会が開催されたり、外国の入居者さんを交えて手巻き寿司会が開かれることも。これらの企画も決して縛られず、タイミングが合えば参加できる雰囲気が醸成されています。おやつの差し入れをシェアしたり、おすすめのマンガを貸し借りしたり――仕事とプライベートが絶妙にブレンドされ、緩やかだけれども信頼のある関係が生まれています。
人とつながることはもちろん大事にするけれど、それを特別視するのではなく、日常が滞りなく進むインフラを作っているところにもPolarisのコミュニティマネージャーの理念がありそうです。
コミュニティマネージャーという仕事、イメージいただけましたでしょうか?
Polarisではチームで業務をすることで、多様なはたらき方の実現を進めています。
時代や環境に左右されないはたらき方を実現することで、自分らしいはたらき方につながっていくかもしれません。
Polarisのはたらき方についてはこちらをご覧ください
Polarisのはたらき方VOL.1【Polaris流テレワーク】スタート
Polarisのはたらき方VOL.2【Polaris流テレワーク】Web会議編
Polarisのはたらき方VOL.3【Polaris流テレワーク】オンラインお茶会&飲み会編
テレワークを進めていく中で、集中して仕事をしたいときはいいけれど、ちょっと行き詰ってきたときや、一息つこうとしたときに孤独感を感じる…という方もいらっしゃるかもしれません。そんなときはランチで気分転換…ができないときは、オンラインお茶会などいかがでしょうか?
最近、メディアでは「オンライン飲み会」がよく取り上げられています。飲み会というとハードルが高い人も、スマートフォンでカジュアルに家族や友人との「オンラインお茶会」もおすすめですよ。今回は、オンラインでのお茶会・飲み会開催のコツについてご紹介します。
※Web会議の準備方法については、「Polarisのはたらき方VOL.2【Polaris流テレワーク】Web会議編」をご覧ください。
LINEやZoom、Teamsなど、テレワークが増える昨今、オンライン(Web)会議ができるツールに注目が集まっています。お茶会や飲み会を開催する際は、参加者が使いやすいツールを選びましょう。初めての際は、普段からやり取りをしているツールの方が入りやすいですが、通信環境によっては参加人数が増えると動画が不鮮明になる場合や、アカウントの取得が必要な場合もあるので、参加者の環境を考慮して選んでみるとよさそうです。
パソコンを使う場合はカメラの位置を確認し、どんな風に自宅が映るのか確認しておくとよいですね。家の中が映し出されることに抵抗がある方は、壁を背にできる場所を探しましょう。スマートフォンの場合は、ずっと手で持っているとストレスにもなるので、立てかける場所やスタンドを用意してみましょう。できれば一度、オンラインアカウントやミーティングルームに入って、テストしてみるのがおすすめです。
カメラ機能をオフにすることもできますが、やはりお互いの顔が見える状態の方が会話もはずみます。
また、オンライン(Web)会議用のツールによっては、バーチャル背景を設定できる機能がありますが、こちらを上手に使いこなすためには、背景(緑色の画面で照明が均一に当たる場所)かつ自分の服装が背景に同化しない色である必要があります。(家族や気の置けない仲間とであれば、上手くいかない様子も楽しいので、試してみても。家族旅行の写真などを背景に設定すると盛り上がるかもしれません)
「初めまして」の方が多い場合は、あらかじめトークテーマを決めて告知しておくとスムーズです。
初めての参加者が多い場合は、開始時に自己紹介を。おなじみの参加者ばかりの場合は、チェックイン(アイスブレークになる会話の役割も)として、「今日の気分は?」等一人1回の発言の機会を作ることで、参加者全員が会話に参加しやすくなります。初参加者が数名いる場合は、「〇〇さん、今回初めてですよね。私から自己紹介していいですか?」と、まずは参加者全員が発言しやすい雰囲気づくりも大切です。
家族も在宅している際は、家族同士の会話が他の人に伝わってしまうことがあります。また、物を取るときのガサガサ音なども意外と気になるものです。自分側の音声を相手に伝えないために、「ミュート(無音)機能」のやり方を確認しておきましょう。ほかの人がイヤホンを使っている場合は、自分が気にならなくても、相手に大きな音で聞こえていることがあります。
Zoomに限らずではありますが、セキュリティ対策として踏まえておきたいのが以下の点です。
「チームではたらく」Polarisでは、たとえば家族の看病や学校行事など、やむを得ない事情をチームでフォローし合うことで、誰もが暮らしやすくはたらきやすい仕組みを実現しています。
そのため、自己開示を強制することは一切ありませんが、メンバーの状況や想いを聞くことを大切にしています。たとえば、「子どもの夜泣きで寝不足」「学校の役員を引き受けたので忙しい」「新しい習い事始めました!」といった、一見業務と関係ないような話をすることもあります。それは、ただ働くのではなく、「心地よく暮らし、はたらく」ことを大切したいと考えているからです。
たとえば困ったときに、突然普段はあまり会話もしていないご近所さんに助けを求めることは難しいですよね。お互いの近況や人となりを知ることで、ちょっとした困りごとを相談しやすくなるのではないでしょうか。そういった意味でも、オンラインお茶会&オンライン飲み会の可能性が広がりますね 。
今まで「オンライン会議はちょっと…」と敬遠していた方、自分には難しいのではと思っていた方も、この機会にぜひ「業務外」の部分から試してみてはいかがでしょうか。
テレワークを使ったはたらき方についてはこちらをご覧ください
Polarisのはたらき方VOL.1【Polaris流テレワーク】スタート編
Polarisのはたらき方VOL.2【Polaris流テレワーク】Web会議編
全国に広がりテレワークを行うPolarisでは、会議は「Web会議」で行います。Skype、Slack、Microsoft Teams、ChatWorkなど、色々なツールがありますが、様々な関わり方の人がいるPolarisではログイン不要で複数人でWeb会議を行えるツールが使いやすく、利用頻度が高いです。Polarisで使っているWeb会議のツールを紹介し、実際の使い方やコツをお伝えします。
※Web会議とは、インターネット環境の整備に伴い、パソコンやスマートフォンやタブレットからインターネットを経由して行うものです。専用の回線や機器を用いて接続するテレビ会議よりも、手軽に利用ができます。
最近では、Web会議のツールも種類が増えてきました。単身赴任の家族や、遠方の祖父母とのコミュニケーションなど、プライベートでも一度は使ったことがあるのではないでしょうか?まずは、会議で使う場合として、複数人でのWeb会議がしやすいツールを紹介します。
アプリケーション インストール | アカウント登録 | 音声通話参加可能人数 | Web会議参加可能人数 | 通話時間の制限 | |
Zoom | △ 必要 | 〇 ホストは必要 | ◎ 100人 | ◎ 100人 | 〇 グループ通話は40分まで(3人以上) |
Facebook Messenger | △ 必要 | △ ホスト・ゲストともに必要 | △ 6人 | 〇 50人 | ◎ なし |
Hangout | 〇 スマートフォンのみ必要 | △ ホスト・ゲストともに必要 | ◎ 150人 | △ 10人 | ◎ なし |
LINE | △ 必要 | △ ホスト・ゲストともに必要 | ◎ 200人 | ◎ 200人(画面は4人まで) | ◎ なし |
※テレビ会議は専用の回線ありのもの
※アプリから電話をかける際には、既存のデータプランが使用される場合があります
Polarisに関わるメンバーは、ITのリテラシーや環境も様々です。Web会議には比較的どんな方でも参加しやすいZoomの利用頻度が高く、数人での打ち合わせにはFacebook Messengerを利用します(Polarisでは全員がFacebookのアカウントを持ちます)。どちらも参加者は無料で利用できますが、PolarisではZoomの有料アカウントを取得し、ホストとして時間の制限なく会議を開催できるようにしています。
下記いずれかのアプリケーションを事前にインストールするように伝え、パソコンからの参加者へは招待URL、スマートフォンからの参加者へは9桁のルームナンバーを連絡します。
https://zoom.us/client/latest/zoomusInstaller.pkg
iPhone
https://itunes.apple.com/us/app/id546505307
Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=us.zoom.videomeetings
パソコンからの参加で、Zoomを初めて利用する際は、必ず事前にログインテストが必要です。招待された場合ルームURLをクリックするとインストーラーが自動的にダウンロードされ、それをクリックすると自動的に繋がります。
※会議を主催する人(ホスト)が「ルーム」を開いていないと、参加者は「参加」できません。
Polarisでは、様々な場面でZoomを使っています。
特に、資料を画面共有しながら打合せやミーティングができること、録画ができ研修や講座の欠席者へも共有できることで、対面での打合せと遜色がなく実施できます。そのため、地方の団体やメンバーとも、距離を感じることなく様々なプロジェクトを進めることができています。
静かな会議室から一人でWeb会議に参加…そんな整った状況で参加できない場合が多いPolarisメンバー。様々な環境のなかで、Web会議の参加の工夫やコツを紹介します。
集中できない、そのタイミングでは参加できない、そういう事情があることを前提として、Web会議を行っています。録画をしておく、落ち着いて参加できるメンバーが議事録をとっておくなど、後で内容を確認できるようにバックアップ体制を整えておき、参加の方法も様々でOKとしています。
“暮らす”と“はたらく”がつながる、多様で柔軟なはたらき方を実践するPolarisでは、Web会議のそばにも、子どもたちがいます。
未就園児だけでなく、時間によっては、学校帰りの小学生に「おかえり」と、みんなで言うことも。オンライン上でも何度か顔をあわせることで、子どもも大人も顔なじみとなっていきます。
Web会議の途中で帰ってきた小学一年生が、100点を取ったテストを持って会議に参加、みんなに褒めてもらってご満悦…という場面もありました。中高生はさすがに入ってこないのですが、聞こえてくる会話の内容に、「はたらく」ことをぼんやりイメージしているようです。
暮らしのそばに“仕事”があること。画面を通していろんな大人に出会うWeb会議は、子どもにとっても、親だけでない大人とのつながりであったり、「はたらく」ことが身近になっていく…そんなことも実感しています。
最初は集中できないことも多いかもしれませんが、回数を重ねる毎に、私たち自身も子どもたちもWeb会議が日常になってきます。災害など突発的な時に始めるのではなく、普段の仕事の延長に取り入れてみることで、多様な働き方の実現につながるのではないでしょうか?ぜひ気軽に取り入れてみてください。
テレワークを使ったはたらき方についてはこちらをご覧ください
・Polarisのはたらき方VOL.1【Polaris流テレワーク】スタート編
Polarisの事業の根っこは、子育て中の女性の「暮らしにくく、働きにくい」という課題を解決し、多様で柔軟な働き方をつくること。まず着手したのは、オンラインツールを使って、仲間とコミュニケーションを取りながら、在宅でもどこでも仕事ができる仕組みづくりでした。
まず、2011年に会社を立ち上げた当初から進めてきたのは、誰もが気軽に始められるカジュアルスタートできるテレワークスタイルです。フリー(無料)で使えるツールを使うことで誰でも一歩を踏み出しやすくしています。
Polarisでは、約350名(2020年3月現在)のメンバーがいます。Polarisの地元である世田谷・調布だけでなく、関西や東北、北海道、海外在住など、様々な地域で暮らしていて、直接顔を合わせることは滅多にありません。個別の業務やプロジェクトの募集や進捗管理、情報共有、納品など、すべて無料でスタートできるオンラインツールを使って行っています。では、テレワークを始めるための基本のツールをご紹介します。
※それぞれのツールの仕様や詳細についてはリンクをご確認ください。
【用途】
各案件やプロジェクト毎にグループを作成し、進行管理に加え、チームメンバーとのコミュニケーションツールとしても活用しています。
【用途】
打合せや相談をオンライン上で実現できます。
タスク機能があり、誰かに依頼したいことや自身のタスク管理ができて便利です。
クライアントもグループに入ることで、資料の送付、情報共有や相談・決定などをスムーズに行うことができます。
※運営メンバーは一部有料で利用
【用途】
各プロジェクトごとの指示書に当たるもの、業務マニュアル、納品物の格納はここへ。
プロジェクトごとに共有するメンバーを指定しています。
※運営メンバーは一部有料で利用
大勢で参加でき(無料アカウントで100人、有料アカウントで500人参加可能)資料の画面共有ができるため、定例ミーティングやクライアントとの打合せ、オンライン講座や研修などにも利用しています。また録画ができるため欠席者への共有もでき、便利です。
対面で話せたほうが伝わるな、そんなちょっとした相談事には、FacebookのMessengerのビデオ機能を使い、短時間でさっと確認などを済ませます。
上記のようなツールを活用し、基本的な業務の進行や情報共有は、すべてオンラインで行うことができています。またスマートフォンのアプリにも対応しているので、電車などの移動中や、子どものお迎えや習い事の待ち時間などに、内容確認、返信するなど、スキマ時間をうまく活用しながら、暮らしに合わせて「はたらく」時間を創り出しています 。
Polarisに新たに関わるメンバーの中には、対面ではないテキストでのやり取りが不安…という声も、もちろんあります。表情や温度感などがわからない、ちゃんと伝わっているだろうか、やりとりの回数が増え大変になりそう…など。
Polarisでは、“チーム”で業務を行っており、一対一ではなく、複数人でのコミュニケーションを軸として情報共有しています。業務への質問や確認は、コーディネーターに集中しがちですが、メンバー同士でわかることはフォローしあうことで、学び合うチーム作りを意識しています。また絵文字や、リアクションボタンなどの活用しながら、気持ちや温度感を伝え合うこともあります。またテキストだけにこだわり過ぎず、ZoomやFacebook Messengerのビデオ機能を使い、短時間でも対面で相談や確認をするなど、状況に合わせて使い分けることもポイントです。
また、転勤で遠方に引っ越しをした、子どもが小さくてなかなか外出できない…そんなメンバーからは、オンライン上で顔をあわせて仕事はできるけど、仕事以外のたわいもない雑談の時間があると、なおいいな…といった声があがりました。その声を受け、オンラインミーティングの開始時間の10~15分前にZoomをあけ、会議スタート前の時間を雑談や近況シェアの時間を設定しています。(自由参加)ちょっとしたコミュニケーションの積み重ねが、チームではたらくための大事なポイントにもつながっています。
Polarisに出会い、オンラインツールを使用する前は、ちゃんと仕事ができるのか?直接会って話をしたり、作業した方が効率がいいのでは?と思っていました。しかし遠方へ引っ越したことをきっかけに、オンラインツールを使用せざるを得ない状況になり、始めた当初は、意思疎通や業務のやり取りに歯がゆさを感じることはありましたが、「習うより慣れろ」ですね。以前よりもコミュニケーションをとる機会が増えましたし、「ちょっと今話せますか?」と、ちょっとしたすき間時間を利用して、どこでもやり取りができるようになりました。(メンバー歴4年 北海道在住)
小さな子連れで打ち合わせのために現地に移動する際には、昼食、おやつ、お茶、着替え、おむつ、おもちゃなど一式準備して、さぁ行こうと思ったら、雨が・・・なんてこともありました。Zoomで気軽にオンラインミーティングをするようになってからは、移動の負担がなくなり、その時間、ちょっとした家事を済ませたり、ミーティング前に資料に目を通したり、と時間にも気持ちにも余裕が生まれました。(メンバー歴2年半 世田谷区在住)
お伝えしたように、基本的には、既存のクラウド型のグループウエアを無料の範囲(一部有料)で利用しています。複数人に同じ内容を共有し、それぞれのタイミングで確認、業務に取り掛かれることで、それぞれのライフステージに合わせた、多様で柔軟な「はたらき方」を実現することができています。
もちろん、すべてオンラインのみ、ということではなく、cococi という事務所兼ワーキングスペースも持っており、同じ時間を過ごしながら仕事をすることもできるし、家でも他の場所でもできる…。それぞれタイミングや、業務の内容に合わせてはたらき方を選ぶことができる仕組みと、その仕組みをみんなが心地よく享受しあう組織の風土との両輪で、はたらき方はもっと多様で面白くなる、そんなふうに感じています。
テレワークをはじめてみたいけれど、どう取りかかればいいか、何から始めたらいいか、という方に参考になれば幸いです。まずは、部署単位で、チーム単位で、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか?
web会議の進め方はこちらをご覧ください
・Polarisのはたらき方VOL.2【Polaris流テレワーク】Web会議編
平素はPolarisの事業に格別のご高配とご協力を賜り心より御礼申し上げます。
さて、このたび新型コロナウィルス感染の情勢を鑑み、参加者のみなさま、関係するみなさまの健康と安全を最優先に考慮し、3月実施予定の主催イベント・セミナーの開催を急遽、延期させていただくこととなりました。
ご参加予定のみなさまには、お申し込みいただいたことへの感謝とともに、大変ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。延期の日程は改めてご案内させていただくべく、現在調整中です。
【自由七科ゼミ】 ライフとキャリアの融合デザイン
〜自分軸で、暮らし働き続けるために必要なこと
日時:3/1(日)10:00~12:00
場所:東京ウィメンズプラザ (表参道)
東京都女性活躍推進大賞・地域部門大賞受賞記念セミナー
女性の働き方から、持続可能な地域づくり・街づくりを考える 〜Loco−workingの実践から見えてきたもの~
日時:3/3(火)13:00〜17:00
場所:公益財団法人 日本財団(赤坂)
子どものいる暮らしの中ではたらくを考える座談会
日時:3/6(金)9:50〜11:10
場所:カフェ「aona」 (調布)
コミュニティフォーラム2020
日時:3/8(日) 13:00~
場所: EBiS303 (恵比寿)
詳細: NPO法人CRファクトリー「コミュニティフォーラム 2020」
――2020年3月4日追記――
引き続き、ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます
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