Polarisが運営する会員制コワーキングスペースco-ba CHOFUは、「はたらく」と「暮らす」をミックスし、調布の街で仕事を通して多様な人たちが混ざりあうライフスタイルを提案する場、つながりの根を張り巡らせる「ワーク+コミュニケーション」空間を提供しています。
これまでもさまざまなテーマでイベントを開催してきましたが、多様な人たちが混ざり合うことをメインテーマにした企画は移転後初めて。ネーミングそのまま、「調布交流会」を5月15日に開催しました。
日時:2024年5月15日(水)19:00〜21:00
場所:co-ba CHOFU
調布市小島町2-51-2 寿ビル2階 京王線「調布駅」徒歩1分
参加費:500円
飲食:持ち寄り(ご自身の分+αお持ちください)
対象:調布が好きな方ならどなたでも
主催:合同会社パッチワークス×非営利型株式会社Polaris
イベント企画のきっかけは「スナックPolaris」*に、co-ba CHOFUの第1号会員の唐品知浩さんが来店したこと。唐品さんは、「このまちで過ごす事が面白いと思えるライフスタイル」を提案する合同会社パッチワークスを当時のco-ba CHOFU会員とのつながりで起業。「ねぶくろシネマ」、「棟下式」、「いっぴんいち」など、全国でイベントを企画・運営しています。趣味や好きなことでつながる大人の部室として「スナック部室」も開催しています。
コロナ禍でco-ba CHOFUを退会して以来、久々にPolarisメンバーと雑談する中で、「地域の人と人とのつながり」というキーワードで意気投合。パッチワークス×Polarisの企画として今回の「調布交流会」開催が決まりました。
「持続可能なイベントにするためには、運営を簡素にすること」という唐品さんのアドバイスを受けて、ただただ交流してもらう場を用意。食べ物も飲み物も各自持参してもらい、自己紹介以外、登壇者のスピーチもゲーム大会も賞品もない、“オール持ち寄り形式”のイベントがスタートです。
*「スナックPolaris」:co-ba CHOFUの会議室を即席スナックにしつらえ、月1回、地域の人がママ・マスターとしてカウンターに立つミニイベント。
本イベント参加条件の「調布が好きなこと」という人が、スタッフを入れると総勢50人弱。
「調布交流会」の冒頭にPolarisとco-ba CHOFUの簡単な紹介の後、さっそく参加者の自己紹介タイムです。
IT企業の新規事業、低糖質菓子の製造販売、木製サッシの販売、家具の企画、老舗和菓子店、スタイリスト、トリエ京王の設計、男性の育休推進、調布の街マップ制作、柴崎の街マップ制作、AIの開発、コワーキング運営、子ども食堂、ネイリスト、カフェ経営、グラフィックデザイナー、カメラマン、焼き芋屋、動画制作、京王線沿線の不動産、「映画のまち調布」のロゴ制作などなど、多彩な生業の方が集いました。
co-ba CHOFUを初めて知った人、深大寺に移り住んできたばかりの人、調布在住40年の人、学生時代を調布で過ごした人、仙川湯けむりの里が好きな人、八王子を盛り上げたい!と参考にしたい人、調布駅周辺の壁画の仕掛け人、高校でデジタルの授業をしている人、地域の課題を解決したい人、多摩川でカヌーをしている人、かつてPolarisで仕事をしていた人、調布の面白い人と知り合いたい人、調布愛は負けないという人などなど。
面白そうな人が集まりそうという予感はしていましたが、予想をはるかに上回る多様な人々の大集合。
後半のフリータイムには、自己紹介の話題を糸口につながっていく人たち、名刺交換する人たち、久しぶりの再会を楽しむ人たち、旧知の仲のように話し込む人たち、近くにいても声が聞こえないくらい賑やかな、あっという間の2時間となりました。
自分の分プラスアルファで持ち寄りをお願いしていた食べ物・飲み物も十人十色。お酒のおつまみ、総菜、菓子、手料理。ビールにワインにシャンパン。食べきれないほど集まりました。
たくさんの人と繋がれて面白かったという声、知らない人とつながるきっかけがあるのはありがたいという声、つながりは継続することが大切なので次回もぜひ参加したいという声、何か新しいムーブメントが起きそうな予感がするという声などが寄せられ、皆さんの生き生きとした表情から、多くの参加者にとって良い時間になったようでした。
co-ba CHOFU会員のつながりで起業した唐品さんは、どうやってつながりを作っていったのかと聞かれることが多いと言います。自身はco-ba CHOFUの縁で共に会社をつくる仲間とつながったため、人と人をつなぐには、共に時を過ごし、場を共有できる機会(気軽な交流会)が最適だと感じていたそうです。全国各地で人をつないできた唐品さん。機は熟し、地元・調布で、調布の面白い人がつながるきっかけや、調布の街の人たちがつながるきっかけを生み出してくれました。
Polaris代表の大槻は、今回のイベントに調布の可能性を感じたと言います。「Polarisを通して出会える人とパッチワークスを通して出会える人はタイプが異なります。自分たちだけで企画するのではなく、今回のようにコラボすることで、ものすごい広がりになります。まだ出会っていない面白い人たちが出会うことで、調布の街がさらに面白くなりそうです」(大槻)
今回の交流会はVol.1。調布の街がさらに魅力的になることを期待して、人と人とのつながりの場として、co-ba CHOFUでの「調布交流会」はこれからも続きます。
第2回は2024年7月12日(金)開催です。詳細やお申し込みについてはPeatixページをご覧ください。