6月16日(日)に開催される、21世紀の働くを考える会主催「D.L.ブルスティン博士 講演会&シンポジウム 21世紀の“人間の仕事(Working)”とは 未来へのBlustein博士とのワーキング心理学対話 〜全ての人が働きがいと尊厳を持って仕事をするために〜」。
その中のシンポジウム、働くことの未来への対話「働く人の尊厳とウェル・ビーイングを守り、支えるためになすべきこととは~公共政策と働く未来を創る視点から~」に、弊社取締役ファウンダーの市川望美がパネリストとして登壇します。
日時:2024年6月16日(日)13:00~17:00
会場:東京会場A 筑波大学東京校(文京区大塚3-29-1)
定員:会場 100名 on-line 400名
参加費:4,000円
お申込:参加希望者は下記の公式ホームページの「参加申し込み」からお申し込みください。Polarisのサイトからお申し込みいただくと、連携団体4,000円(一般参加費:8,000円)で参加できます。
※初回の申し込みは皆様全員「非会員の方」をクリックしてお入りいただき、初回登録をお願いします。
公式ホームページ https://www.world-meeting.co.jp/blustein2024/
テーマ:働く人の尊厳とウェル・ビーイングを守り支えるためになすべきこととは
~公共政策と働く未来を創る視点から~
パネリスト:ボストンカレッジ大学院 カウンセリング心理学部教授
Prof. David L. Blustein, Ph.D.
職業生活を通じて幸福を追求する権利の実現に向け7:キャリア権の意味するもの
法政大学名誉教授
諏訪 康雄
キャリアに着眼した労働政策の展開の振返りと展望
~ワーキング心理学の視点を踏まえて~
元 厚生労働省参事官(若年者・キャリア形成支援担当)
伊藤 正史
生きることに根ざしたキャリアと働く場を創り出すこと
~未来における当たり前のはたらき方を創り続けて13年
非営利型株式会社Polarisファウンダー取締役
市川 望美
司会:学習院大学名誉教授 今野 浩一郎
社会人向けセミナーの運営アシスタントの募集です。
4月にオンラインの研修及び現地での研修を実施し、5月からのシフトインとなります。
北参道駅すぐの場所で、民間企業や自治体職員向けセミナーを数多く行っている企業が開催する、セミナー運営のサポート業務となります。
<主な業務>
基本的なビジネスマナーがあり、パソコン操作ができる、Zoomの操作ができる方(または学びたい意欲がある方は大歓迎!)にぜひお願いしたい業務です。
稼働場所:副都心線 北参道駅すぐ、JR代々木駅徒歩10分
勤務時間:平日 9:00~17:00(途中休憩1時間)または、12:00~17:15
※1ヶ月ごとのシフト制
業務内容:セミナー運営アシスタント業務。
セミナー運営中のZoom操作/受講生や講師への対応/講座開始終了時のアナウンス/会場内温度管理・換気など/会場準備片付け(オンライン配信機材も含む)
※マニュアルあり。事前研修および現地レクチャー、サポート体制あり。
報酬:1時間あたり1300円〜1400円(トライアル期間は、1150円とします)
交通費:実費にてお支払いします(1日1000円を上限※超える場合は応相談)
募集人数:2~3名
応募条件:月5回以上勤務可能な方(たくさん入れる方歓迎です♪)/基本的なビジネスマナー/簡単なZoomの操作ができる方/守秘義務が守れる方
※毎年5月〜11月が繁忙期になります。3月と4月については、講座自体がほぼ実施がないため、業務はほぼお休みになります。
勤務時の服装について:女性はビジネスカジュアル、男性はスーツ着用となります。
契約形態:Polarisとの業務委託契約となります。
ご興味のある方には、業務説明会兼面談を行います。所要時間は、1時間30分程度です。
4/23(火)~5/1(水)の中で第3希望までご入力お願いします。
業務説明会開催方法:zoomオンラインミーティングにて実施
その後のスケジュールは以下の通り
①業務説明会後にエントリー
②採用通知/契約
③4月末:オンライン事前研修 1回
④4月末~5月前半:現地研修兼セミナー見学 1回
⑤4月末~5月前半:業務開始(トライアル5回実施)
説明会に参加希望の方は以下フォームよりお申し込みください。
業務名:セミナー運営アシスタント
求人に関する問い合わせ先:kadokawa.katsuki@polaris-npc.com
全国に9,000箇所以上あるこども食堂(2023年度)が、最初に確認されたのは、2012年の8月。2022年8月にこども食堂10周年を迎えるにあたり認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)より、「こども食堂10周年特設サイト」(外部リンク)の記事の企画制作の依頼をいただきました。Polarisが社会課題に取り組むソーシャルビジネス企業であり、子育て世代が多く所属している点で、組織が目指す方向性とそこで働く人同士の親和性が高いのではないかと期待されての依頼でした。
こうしたアウトソーシング業務をチームで受託しているサービス「CoHana」(事業伴走支援サービス)では、「こども食堂10周年特設サイト」の記事制作を進めていく上で、2つのことを大切にしました。一つは、外からの視点です。「こども食堂」のことをあまり知らない読者にもわかりやすい内容とするために、組織内部では当たり前でも、第三者には伝わっていないことを紐解いていくよう心掛けました。二つ目は、同じ方向を向くことです。むすびえは中間支援団体で、実際に現場で活動しているのはこども食堂の運営者、地域ネットワーク団体などです。それぞれの関係者とのパートナーシップや10周年プロジェクトの目的などもよく理解した上でコンテンツを作っていくことも重要でした。
組織の仕組みや事業内容など、最初はわからないことも多かったため、プロジェクトがスタートする前段階からむすびえ内部のミーティングに参加し、企画の方向性や個々の記事の意図の確認をさせていただきました。同じ時間、同じ課題意識を共有することで、むすびえと同じ方向を見ながら進めていくことができました。
Polarisの仕事のしかたの特徴はチームで仕事を請けることです。
ライティングにおいても、進行管理を担当するディレクター1名、ライター3名、デスク1名のチームで進め、12件の記事制作を取材から記事作成まで担当しています。取材は現地に伺ったりオンラインを繋いだりしましたが、ライティングは在宅でオンラインツールを使いながら進めるスタイルが基本で、Slackを活用し、わからないことは気軽に聞ける環境づくりを心掛けてきました。
メンバーは子育て中の女性が中心でしたが、最近よく聞く「こども食堂」という言葉に、初めは“子どもたちが集まって低価格で食事ができる場所”程度の認識しかありませんでした。しかし、むすびえの方々と何度も対話をすることで、むすびえが目指しているのは、子どもから高齢の方まで幅広い世代が集う、あたたかな”居場所”だと感じられる場をつくること、そこからつながる「誰も取りこぼさない社会」なのだとわかりました。私たちは、おそらく多くの方が同様に感じているのかもしれないと、支援に関わる人たちの想いを丁寧に聞いて、「こども食堂」がもたらし得る優しい未来を多くの方へ届けようと取り組みました。
特設サイトのコンテンツ制作は一定期間のプロジェクトでしたが、その後は助成金事業の事務サポートや採用サイトの企画制作など継続的に複数のプロジェクトでサポートをさせていただいています。Polarisのメンバーは、むすびえのさまざまな業務を通して、むすびえやこども食堂のことをより深く知ることができ、社会で必要とされる事業に貢献できていることに手ごたえを感じ、モチベーションやコミットメントが高くなっています。
社会課題に取り組む非営利組織では、人的リソースが限られていることが多く、ルーティン業務や広報業務などが後回しになったり、属人的になったりすることがあるようです。もしくは、組織のミッションや事業内容の理解が深くないとアウトソースがしづらい状況もあるため、内部でやり切ろうと腐心して疲弊していることもあるかもしれません。
PolarisのアウトソーシングサービスCoHanaでは、パートナーの想いを受け止め大切にしながら、共に事業をサポートすることを目指しています。「未来におけるあたりまえのはたらきかた」を実現しながら、共に歩んでいきましょう。
株式会社QUOLが運営するウェブサイト『エリマネこ』に、弊社に関する記事が掲載されました。取締役の野澤が座談会に参加しています。
座談会は、弊社が運営するコミュニティスペース「アンドエス」にて行われました。
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3月16日(土)に開催される、特定非営利活動法人CRファクトリー主催「コミュニティフォーラム2024~みんなの新たな一歩!共に楽しみ、共につくり、共に学ぶ~」。
その中で行われる分科会「社会参加✕コミュニティ コミュニティ参加で人生はもっと豊かになる」に、弊社取締役ファウンダーの市川望美が登壇します。
日時:2024年3月16日(土)13:00~18:00(+懇親会)
会場:FLAT BASE
〒107-0062 東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山10階
地下鉄銀座線外苑前駅から徒歩1分
定員:100名
参加費:無料(投げ銭へのご協力をいただけると助かります)
お申し込み:Peatixからお申し込みください。
イベント詳細はCRファクトリーのサイト(https://gamma.app/public/2024-r7pcmoas9vat86y?mode=doc)をご覧ください。
心地よさという感覚を軸に、自分が本当に望む選択を考えてみませんか?ライフチャートを使い、自分のこれまでのライフキャリアを振り返ります。
働き方を変えたい方、再び働きたいと考えている方におススメの講座です。
日時:
①2/28(水)10:30~12:00
②3/12(火)19:30~21:00
※どちらも同じ内容です。
場所:co-ba CHOFU
(調布市小島町2-51-2 寿ビル2階)
定員:各回5名
参加費:無料
※本イベントは、調布まちゼミ内で開催されます。
市川望美(非営利型株式会社Polaris 取締役・ファウンダー)(2/28担当)
出産を機にIT系企業を退職。子育て支援NPOを経て、2010年に内閣府のビジネスプランコンペで採択されたことをきっかけに2012年非営利型株式会社Polaris設立。多様な働き方を支える基盤づくりや地域からの新しい価値創造に取り組む。
山本弥和(非営利型株式会社Polaris 取締役・自由七科学長)(3/12担当)
生保事務、営業、アパレル販売を経験した後、妊娠を機に離職し、専業主婦となる。産後、母親向けイベントの運営を行う傍ら、子育てサロンで創業者の市川、現代表の大槻と出会い、非営利型株式会社Polarisに参画。Polarisのライター部門や学び事業の立ち上げに尽力する。
こちらのフォームよりお願いします。
3月20日(祝・水)に開催される、特定非営利活動法人 市民活動サポートセンターいなぎ主催NPO講座「世代循環型のNPO~事業承継と世代交代の仕組みづくり~」に、取締役ファウンダーの市川望美が講師として登壇いたします。
日時:3月20日(祝・水)10:30~12:00
会場:稲城市地域振興プラザ4階大会議室(東京都稲城市東長沼2112-1)
参加費:300円(稲城市民でなくても参加可。市民活動サポートセンターいなぎ会員は無料)
申し込み方法:電話(042-378-2112 ※受付時間9:00~17:00)もしくはメール(info★i-inagi-support.org ※★を@に変更してお送りください)からお申し込みください。
主催:特定非営利活動法人 市民活動サポートセンターいなぎ
調布在住のゲストと共に考える、自分らしいはたらき方
金曜の夜、ランタンの灯の中、みんなでごはんを食べながらゆるっと参加できるトークイベント。
ゲストの話を聞き、参加者同士の感想をシェアしながら、「はたらく」ことを様々な角度から考えます。
暮らしに近い場所で、改めて「はたらく」を考える
少し前までは仕事と生活がはっきりと分かれ、二者択一のように考えられることもありましたが、「仕事だけでなく、自分の暮らしや家族との時間も大切にしたい」という価値観を持つ人が最近は増えてきました。また、自分の好きなことや、やりたいことを軸に複数の仕事や活動を持つ人もいます。
ゲストでお呼びするのは、はたらくことも暮らすことも大切しながら、自分の思いを核に活動されている方々。そして「調布」という場所に関心を寄せているみなさんです。ごはんを食べて自分を緩めながら、「はたらく」について一緒に考えてみませんか。
【こんな方におすすめです】
・多様なはたらき方を聞いてみたい人
・調布の人と繋がりをつくりたい人
・仕事と暮らしのバランスについて考えたい人
・自分で仕事をつくることに興味がある人
・地域で何かを始めたい人
1.トークセッション:ゲストのはたらき方、暮らし方(30分)
現在の活動を始めたきっかけや大切にしていることなどを伺いながら、ゲストのはたらくことに対する価値観を紐解きます。
2.グループトーク:自分にとって”はたらく”とは?(30分)
トークセッションで感じたことを自由にシェア。グループで対話しながら、さらに思考を深めます。
3.未来への道しるべ(10分)
今日のキーワードや明日から実践したいことを言葉にします。
竹中裕子さん(NPO法人ちょうふ子育てネットワーク・ちょこネット理事長)
出版社勤務の後、子育て、医療、教育分野の雑誌や書籍のフリー編集・ライターとして15年ほど働き、並行して調布FM放送で生放送番組MC、子育て情報、自然環境番組の企画制作等に携わる。2013年には「ここで育てたい」と思える地域づくりをめざして活動する中間支援組織としてNPO法人を立ち上げる。「子育てカフェaona」「調布子育て応援サイトコサイト」を運営。
▶NPO法人ちょうふ子育てネットワーク・ちょこネット
▶調布子育て応援サイト「コサイト」
▶note
田中東朗(たなかさきろう)さん(POSTO運営)
大学の友人2人と共に、2018年11月に喫茶室ほんのもり、2021年にPOSTOを開業。
早稲田大学文化構想学部で哲学・倫理学を学ぶ。在学中に特に影響を受けた本は、ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』、ジョルジュ・バタイユ『宗教の理論』『エロティシズム』、ジェームズ・ギブソン『生態学的知覚システム』、エドワード・リード『経験のための戦い』などで、現在の活動も、大学で学んだこと・考えたことが基盤になっている(ような気がする)。
POSTOは「誰もが役割を脱ぎ捨てられる場所」となることを願って運営。現在では、みんな食堂、コロッケ屋さん、コーヒー焙煎とお菓子、演劇教室など、地域の人がメインとなって人の繋がりが生まれ、子どもから高齢者まで幅広い世代の居場所となっている。
日時:2024年1月26日(金)19:30〜21:30
場所:co-ba CHOFU(京王調布駅徒歩1分)
参加費:2,000円(フードボックス&ドリンク付)
定員:20名
※受付時に、食事とドリンクをお渡しします。自由に食べたり飲んだりしながら参加してください。
co-ba CHOFU
「仕事軸のコミュニティ」をコンセプトとした、会員制コワーキングスペース。利用者同士が近くにいながらも、視線と視線をずらすワークテーブルの配置で、対話もしやすい空間を提供します。「働きすぎないゆとり」を生み出し、人とのつながりなど、今だからこその価値につなげていきます。”co-ba CHOFUを通して、豊かにくらし はたらくことができる。”そんな場を目指しています。
非営利型株式会社Polaris
co-ba CHOFU運営会社。co-ba CHOFU内に事務所をおき、「未来におけるあたりまえのはたらきかたをつくる」をミッションに、ワーキングシェアの仕組みをつくり、地域に仕事をつくってきました。学びのコミュニティ「自由七科」では、「ここちよく暮らしはたらく」をテーマとした学びや対話の場を開催しています。
<キャンセルポリシーについて>
3日前(1/23)までキャンセル可能です。
ただし、返金手数料は自己負担となりますのであらかじめご了承ください。
お申し込みはこちらから
お買物のこと、お出かけのこと、グルメやアクティビティなど、子育てや保育園、小学校のことなど、西谷エリアにお住まいの方の「ふだんの暮らし」について、お話しいただける方を募集します。
こんな方を探しています!
いずれも年齢が20代後半~60代、最寄り駅が相鉄本線・相鉄新横浜線 西谷駅で、現在のお住まいのエリアに1年以上在住されている方。
インタビュー取材と静止画の撮影を行います。
日程:12月16日(土)以降でご都合の良い日程
所要時間:計3時間程度(取材:1時間程度 撮影:2時間程度)
謝礼:10,000円
撮影場所:西谷駅周辺
ご参加いただける方は、下記のフォームよりアンケート回答にご協力をお願いします。
一人暮らしの方/DINKS・プレファミリーの方
ファミリーの方
応募者多数によりご参加いただけなかった場合については、アンケートに回答していただいた謝礼として、500円分のAmazonギフト券をご登録いただいたメールアドレスにお送りいたします。
件名:【西谷エリア】取材の件
メールにてお名前を記載の上、ご不明な点などございましたら、お気軽にお問合せください。
湘南セカンドキャリア地域起業セミナーは、「地域における活動や起業について知りたい」と考える幅広い年齢層の藤沢市民を対象に昨年から実施している全7回の連続講座です。2023年9月16日、非営利型株式会社Polaris取締役ファウンダー、市川望美が登壇。Polarisの事業を紹介するとともに、参加者が自身のスキルと経験をふりかえり新しい可能性を拓くワークショップを実施しました。
※ 湘南セカンドキャリア地域起業セミナーは「藤沢市ミライカナエル活動サポート事業採択事業」です。参加者一人ひとりが湘南・藤沢地域とつながり、「生きがい」を大切にする働き方をサポートします。 |
Polarisは、内閣府のビジネスプランコンペで採択されたのをきっかけに設立された非営利型株式会社です。2012年に設立、2023年8月に12周年をむかえたPolarisは、創業期のメンバーによる「子育て支援」と「まちづくり」の視点を継承しながら企業や自治体と協働し、「誰もが暮らしやすく、はたらきやすい社会」を実現するさまざまな事業を行っています。
昨年に続いて「湘南セカンドキャリア地域起業セミナー」2回目の登壇となるPolarisファウンダー/取締役の市川望美は、前職である子育て支援NPOの頃から、地域で多様なキャリアを構築するための場づくりに取り組んできました。
講師:市川望美
短大卒業後IT系企業へ入社、出産を機に退職。子育て支援NPOを経て、2010年に内閣府地域社会雇用創造事業で採択され、非営利型株式会社Polaris設立。地域における多様な働き方を支える基盤づくりや地域からの新しい価値創造に取り組む。令和元年度東京都女性活躍推進大賞 地域部門大賞受賞。研究者としても立教大学社会デザイン研究所に所属し、ライフストーリー研究やコミュニティ研究を行っている。
IT企業での9年間の会社員からスタートした市川のキャリアは、出産と育児を機に29才で大きく変わります。子育てをしながら行ける場所には「家の近く」という制約ができます。仕事を離れて、地域のさまざまなことと出会った2年間は、市川にとって「新しい可能性」の発見の連続だったのです。
出産、育児、定年をきっかけに起きるライフスタイルの変化――。大切な節目であるにもかかわらず「キャリアブランク」「キャリアロス」といった、少しネガティブなイメージで語られがちです。しかし、この節目をプラスに活かし、当事者が自身のキャリアや特性のふりかえりを通じて「キャリア転換期」というポジティブなイメージでとらえてみると、未来を拓いていく素晴らしい機会になるばかりでなく、地域のつながりをもちながらワークライフバランスを実現するチャンスにもなり得ます。
折しも、コロナ禍によってリモートワークが推奨され、数年前には考えられなかったようなライフスタイルの変化が出現しました。住まいを中心としたリモートワークは地域とのつながりを増やします。今の時代を生きる私たちは、「新しい可能性」を発見するチャンスに恵まれているのです。
ミドルシニア、セカンドキャリアの多様性を見出す「Why Me? スキルと経験の棚卸しワークショップ」は、市川によるガイダンスのもと、参加者一人ひとりの人生や、人生を通して何を獲得してきたのかといったことを振り返りました。
16人の参加者は5つのグループに分かれ、自己分析に使用される心理学モデル「ジョハリの窓」を応用したワークシートを使って自身のライフキャリアをふりかえりました。自分と他者それぞれから見た自分を4つの区分から分析し、過去の体験の中に隠れているスキル、価値のある経験や未来の可能性を見出していきます。
ワークショップでは、参加者から語られるライフストーリーに他のメンバーが触発されます。様々なフィードバックを通して自身への理解がさらに深まり、それまで気づいていなかった価値を再確認していきます。
「開かれた窓」は、履歴書に書くような「〇〇会社勤務、経理経験あり、各種資格」といった、自分も他人もひと目で理解できる属性です。これに加えて、趣味や特技、マニアックな資格など「隠された窓」を語るうちに、他の参加者からのフィードバックが得られ、これまで気づけなかった「未知の窓」が開いていきます。
キャリアの棚卸しによってこれまで気づくことのなかった可能性が拓かれると、自身のモチベーションの根っこにあるものが見えてきます。この気づきをきっかけとして、地域の中で新しい関係性や新しい機会を得たり、これまで考えたことのなかった仕事の領域に関心が深まったりと、未来の可能性をどんどん拡げることができるのです。
ワークショップ中は参加者どうしの会話が弾み、活発に情報交換が行われました。プログラムが進むにつれて参加者の表情が変わっていくのも、このワークショップの素晴らしいところです。
終了後の参加者の感想をいくつかご紹介します。
「つながりが広がり、ありがたい展開です」
「自身がどうして起業をめざしたいのかをしっかり考えることができてとても良かったです」
「棚卸しをしたことで、仕事中に感じていた様々なWHY?は、自身の経験を活かせれば解決のきっかけを作れると思いました」
「じっくり向き合って、自分のゴールをどこにするかまず決めたいです」
また、実際に地域で起業するとはどういうことなのか?という、新しい視点からのクエスチョンも寄せられました。
「ワークショップの前に地域起業の事例があれば、自分に照らしてビジョンの方向性がよりわかると思いました」
「Polarisの経営の運営スタイルについて知りたいです」
「実現方法やマネタイズ効果の難しさを克服する必要がありそうです」
このような「WHY?」「HOW?」についても、今後、Polarisの活動や当サイトを通じて発信していければと思います。
Polarisでは創業支援、地域×女性×起業、女性のキャリアデザイン、コミュニティ・まちづくり、ソーシャルビジネス・コミュニティビジネス、組織開発など、さまざまなテーマで講演を行っております。お問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
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