森 直樹さん(もり なおき)Withgrow 副代表・渉外担当
調布市公認インフルエンサー「Wi thgrow」副代表・渉外担当として地域の魅力を発信。5歳の時、新潟から調布へ。以後は短期間の下高井戸生活を除き、ずっと調布で暮らす。Withgrowのメンバーは約10人で、市外からも調布好きが高じて地域活動に参加する人も。
Withgrow SNSアカウント:Instagram |youtubeチャンネル
2024年6月、コワーキングスペース「co-ba CHOFU」で、クイズ対決「第1回調布王決定戦」が開かれました。このイベントを主催したのが、調布の魅力を発信しているWithgrow(ウィズグロー)です。
グループ結成は2011年。当時、学生だった森直樹さんが、アルバイト先の先輩、森下建臣さんと一緒に立ち上げました。
「一緒に食べたり飲んだりしながら、“地元・調布のためにできることがあるんじゃないか”と考えました」。それに、「活動がうまくいけば、就職活動でアピールできるかも」という気持ちも少しあったそうです。
市役所や市議会議員に連絡して「何かできることはありませんか」と相談するうち、市や調布青年会議所のイベントで、調布をよくするためのアイデアを発表するような機会にも恵まれました。
「闇に浮かぶ境内で参拝を」をコンセプトにした2012年12月の「布多天神社あかり計画」では、実行委員として参加。地元の学生や、地域イベントで縁のあった団体などを巻き込み、イベント成功に貢献。「人に声を掛けていくうちにコミュニティがつながったり、世代間交流ができたりしました。これがWithgrowの“理念”になっています」
メンバーそれぞれが仕事やプライベートに多忙な時期を経て、2020年に再結成。「プライベートは地域で過ごす、という流れがすでにできていました。自分たちもあらためて地域で活動しようと思いました」と森さんは話します。
YouTubeやインスタグラムで、お店紹介、「まち活フェスタ」、「深大寺のだるチャン」、就活セミナー、時には困りごとなども発信。「調布市公認インフルエンサー」にもなりました。YouTubeで調布にまつわるネタを紹介するクイズ企画「調布王」はリアルイベントにもなっています。
文 三澤一孔