【開催レポート】ライフキャリアを振り返り、自分を再発見~まちゼミ「スキルと経験の棚卸しワークショップ」~

投稿者:polaris_iwatani

【開催レポート】ライフキャリアを振り返り、自分を再発見~まちゼミ「スキルと経験の棚卸しワークショップ」~

お店の方が講師となり、プロならではの専門的な知識や情報、コツなどを無料で地域の方に提供する「まちゼミ」。全国的に広がっているこの取り組みが、Polarisが本社を置く調布でも実施されました。このイベントにPolarisは、自主運営しているコワーキングスペースco-ba CHOFUとして参加。「スキルと経験の棚卸しワークショップ」を2回開催しました。今回はそのレポートをお届けします。

開催概要

日時】2025年2月18日(火)10:30~12:00、2月20日(木)19:30~21:30

【場所】co-ba CHOFU

【参加者】各回5名(満席)

【講師】山本弥和(Polaris共同代表)・武石ちひろ(Polaris学び事業部ディレクター)

講座内容

過去を振り返ることが、ここちよく暮らし、はたらく未来へ繋がる

講座ではまず、自分の過去を振り返る意味について、現代の社会背景から説明しました。現代は、変化のスピードが速く、先行きが見通せない時代。そんな社会に翻弄されるのではなく、自分を主語にして、生き方を選択していくことが大切というお話がありました。とはいえ、それは簡単なことではありません。さまざまな社会規範や担っている役割によって、自分自身の気持ちよりも、正しさを基準に何かを選択した経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

Polarisでは、自分に根差した暮らし方、はたらき方を選ぶために、「心地よさ」に着目しています。自分の心地よい状態を知るためにも、過去の経験を棚卸しし、自分のライフキャリアを俯瞰して見ることが大切なのです。

ライフラインチャートを作成。多角的に読み解く

ワークショップの意義を確認したら、いよいよワーク。ライフラインチャートと呼ばれる、自分の人生をグラフで現わしたものを作成します。

さらに、このチャートを読み解くためのワークを続けて2つ行い、ライフラインチャートを読み解くヒントを見つけていきました。5分、10分刻みで3つのワークに取り組みましたが、みなさん集中が途切れず、ペンが止まらない人も。最後の感想のシェアでは、「あのときは大変だったけど、振り返ってみると今の自分に繋がっていると気づいた」、「大切にしてきた価値観に気づくことができた」という声が聞かれました。改めて過去を振り返ることで、それぞれに気づきがあり、ワークに取り組んだお互いをねぎらい合う温かい時間となりました。

参加者の声

終了後に実施したアンケートでは全員から「満足」の評価をいただくことができました。アンケートの中から、参加者の声を一部ご紹介します。

  • ライフラインチャートを多様な視点から深掘りすることができた。
  • 自分では「黒歴史」と思っていることも、何かしらの意味があるのだと思えた。
  • 自分を縛っていた価値観に気づくことができた。

他者とシェアし合うことが、より深く自分を知るきっかけに

今回は1時間半の講座でしたが、過去の棚卸しは1時間半で終わるものではありません。特にPolarisでは、振り返りのワークを行った後に、お互いにシェアし合うことを重要と考えています。誰かに聞いてもらうことで、思いがけない強みや、自分がとらわれている思考に気づくきっかけとなるからです。

一度のワークショップでやり切ることは難しいため、より深くライフキャリアの棚卸しを行う2回連続講座を開催することになりました。本レポートで興味を持っていただいた方にぜひご検討いただければ幸いです。

過去をひも解き、未来につなげる~スキルと経験の棚卸し本講座~

スキルと経験の棚卸し本講座

日時:2025年5月14日・21日(水)19:30~21:30
場所:co-ba CHOFU

お申し込みはこちらから。