Polaris8周年イベント 「Polaris的幸福な組織とは〜ダークハピネスが組織のチカラになる」

投稿者:スタッフポラリス

Polaris8周年イベント 「Polaris的幸福な組織とは〜ダークハピネスが組織のチカラになる」

Polarisの毎年恒例、周年記念イベントを2019年も開催!

8周年を迎える今年のテーマは、「Polaris的幸福な組織とは〜ダーク・ハピネスが組織のチカラになる」です。
Polarisの次の10年を考えるセッションとなります。みなさまのご参加をお待ちしています。

この夏8年目を迎えるPolarisは、創業以来、既存の仕組みにとらわれることなく、多様で柔軟な選択を行えるような組織基盤と文化つくりに取り組んできました。昨年には、冊子「Polarisの7年のあゆみとこれから」として、創業からの価値創造のプロセスと組織開発のあゆみをまとめ、フォロワーシップ経営という、Polarisの経営スタイルや組織文化が構築されてきたと感じています。

とはいえ、それぞれの現場・立場からの多様な視点こそが、フォロワーシップ経営には欠かせない反面、「意見の相違」が「分断」や「対立」「疎外」を感じさせてしまう、そんな場面が起きてしまうこともありました。

“心地よく暮らしはたらく”がテーマであり、Polarisという組織に関わることが、メンバーの「幸せ」につながるものであってほしい、わたしたちの組織運営のなかでとても大事な想いです。

そして、組織における「幸せ・幸福感」には一見ネガティブに見える“ダーク”な側面が作用しているのでは?ということが、Polarisという組織の次の10年をつくる上で大切なキーワードになると考え、セッションのメインテーマとしました。

  • 多種・多様な個人の幸せと組織の成長やイノベーションはつながるのか?
  • ”ダーク”がなぜ組織の推進力となるのか?そもそもダーク・ハピネスとは何か?
  • 多様性と包摂がキーワードとなる現代社会、どうこれを実現していく?

今年は、ソーシャルイノベーションなどを研究するNPO法人ミラツク研究員の鎮目彩子さんをゲストにお迎えします。

調査を通し、社会の中に立ち現れようとしている兆しを可視化・分析している経験を持つ鎮目さんとともに、組織や社会における”ダーク”や”真実”、真実を阻害する要因は何か、次の社会はどうあればいいのか、ということを深めていきたいと思います。
多くのみなさんの参加をお待ちしております!


開催概要

日時:8/20(火)19:00〜21:30 (22:30まで懇親会)

会場:CAFE & HALL ours
東京都品川区北品川5-7-2 北品川地域交流施設
JR大崎駅 徒歩2分

お申し込み先:Peatixよりお申込みください。

プログラム:
19:00~19:15 オープニング / Polarisより8年のあゆみ
19:15~19:25 イントロダクション
『組織論としてのダーク・ハピネス』(Polarisより)
19:25~19:40 『組織や社会における”ダーク”とは』
NPO法人ミラツク研究員鎮目彩子
19:40~20:20 クロストーク
20:20~20:30 Break
20:30~21:00 グループトーク&フィードバック
21:00~21:25 アンサーセッション
21:25~21:30 クロージング
21:30~22:30 懇親会

参加費:現地参加(無料)/ オンライン参加(無料)/ 懇親会参加費 1,000円(現地支払い)

※トークセッション後、〜22:30まで懇親会を予定しております。
※オンライン参加の方は追って視聴方法をご案内します。
※チケットお申し込み時にご記入いただく情報は、本イベントへの参加者の確認・受付、及びこれらに準ずる業務のみで使用いたします。

登壇者

大槻昌美|非営利型株式会社Polaris 代表取締役

1976生まれ。茨城県潮来市出身。大学卒業後、一般企業にて営業事務を6年経験し、出産を機に退職。子育てに専念する。2005年に利用者として通っていた子育てひろばで市川と出会ったことをきっかけに、地域で活動をする人たちの多様な「はたらく」に出会い、第2子出産後、娘ふたりと共に子連れでボランティアを始める。産後の家事援助「マザリングベル」(子育て支援グループamigo)の産褥シッターやNPO法人せたがや子育てネットの理事、保育スタッフ、子育てひろばのスタッフなども経験。きっかけと役割、仲間がいることで引き出される力の凄さを実感。その人らしさが発揮できるチームビルディングを行う。2016年、より変化に強い組織づくりを目指し戦略的意思決定主体を、代表を中心とする経営メンバーから参画する多様なメンバーへと拡張する「フォロワーシップ経営」を行うために代表取締役就任。また、プライベートでは、娘の小学校で2年間PTA会長として活動。Polarisのエッセンスを取り入れながら、PTAの組織改革に取り組んだ。

 

市川望美|非営利型株式会社Polaris ファウンダー・取締役

1972年生まれ、東京都江戸川区出身、世田谷区在住。青山学院女子短期大学卒業後、IT系企業へ入社。2002年長男出産後、育児休業を取得したのち退職。2003年に長女を出産し、年子2人の育児をしながら“当事者発信型・循環型”の子育て支援に従事。NPO法人せたがや子育てネット理事、アミーゴプリュス合同会社代表社員などを経験。2011年内閣府地域社会雇用創造事業ビジネスプランコンペで起業支援案件として採択され、地域における多様な働き方を支える基盤づくり事業を開始。2011年8月「ここちよく暮らし、はたらくための拠点」として”cococi” Coworking Space立ち上げ、2012年非営利型株式会社Polaris設立。2016年からは日々の実践と学びを統合するために立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科に進み、2018年3月修了。修士論文は「半分幸せの考察―選択における個人と社会の関係性」。日本ファンドレイジング協会准認定ファンドレイザー、社会デザイン学修士。

 

鎮目彩子|NPO法人ミラツク研究員(非常勤)

インフォコム株式会社 地域包括ケア推進部新規事業開発チーム

外資系IT企業での営業、ベンチャー企業での事業開発などを経て、2016年よりNPO法人ミラツクに参画、インタビュー、フィールドワークなどエスノグラフィーのリサーチ手法を用い、イノベーションプラットフォーム構築のための調査、分析、コンセプト設計に取り組む。自身の出産をきっかけに、母の力を社会で活かすためのリサーチプロジェクト「ハハリョクlab」を立ち上げる。「多様性が活きる社会」をライフテーマに持ち、人がそれぞれの力をいかすために必要なコミュニケーションとメンタリティを研究、研究を活かした事業開発に挑戦中。「人となりを知ることから始まる出会いの場 hitotonary」主宰。

 

参加特典

Polaris8周年記念冊子
「多様な幸福の形の共存が見え、違いが推進力となる組織」

Polaris的「幸福な組織」を考えるというテーマで、
Polarisの組織運営に関わるメンバーで行った、
AI(※)を使った組織開発ワークショップのまとめを
ご参加後PDFでお渡しする予定です。

(※)「AI」とは、アプリシエイティブ・インクワイアリー(Appreciative Inquiry)の略。
Appreciativeは「真価がわかる」「価値を認める」、
Inquiryは「探求」「質問」などの意味。

ポジティブな問題解決・組織開発手法です。

主催:非営利型株式会社Polaris

前回「描いた未来をどう創ろう」開催時の様子

昼の部

夜の部