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著者:スタッフポラリス

!!!追加募集!!! 【くらしのくうき】「西早稲田地域コンシェルジュ」追加募集します!

地域のくらしを伝える「地域コンシェルジュ」に、あなたもなってみませんか?

「地域コンシェルジュ」とは
新築分譲マンションの購入を検討されているお客様へ、物件モデルルーム内で、自分たちの暮らし方や、地域の情報をお伝えするお仕事です。

普段みなさんが何気なく“暮らしていること”や“地域での子育て経験”が、実はマンションの購入を検討されているお客様にとって、とても大切な「価値」になります。
※マンション販売のお仕事ではありません。

現在「くらしのくうき相談会」サービスを実施している豊島区高田の新築分譲マンションでは、大変ご好評をいただき、この度「地域コンシェルジュ」をやっていただける方を追加募集することになりました。

募集要項

対象:豊島区高田、西早稲田周辺にお住まいの子育て中の女性
勤務曜日・時間:週末(主に日曜日)のお仕事になります。月2回、3時間~(シフト制)
報酬:1時間あたり1200円以上(交通費込み)
募集人数:2名(お友達同士でのお申込みも歓迎です)

業務説明会及び研修~業務開始までのスケジュール

※研修中も報酬をお支払いさせていただきます。
※研修スケジュールは状況に応じて変更になる場合があります。

業務説明会

10月初旬 平日1時間
場所:オンライン(Zoom)にて実施。ご自宅からご参加いただけます。(お子さんが在宅の場合は一緒にご参加いただいて大丈夫です。)
迷っている方もまずは説明会に参加いただき、お仕事をするかどうか判断していただければと思います。不安が解消できましたら研修へと進んでいただきます。

第1回研修ワークショップ

10月中旬 平日2時間
場所:豊島区高田エリア周辺会場もしくはオンライン(Zoom)にて実施。
オンラインの場合はご自宅からご参加いただけます。
報酬:3000円(交通費込み)

第2回研修ワークショップ(ロールプレイ研修)

10月下旬 平日2時間
場所:豊島区高田エリア周辺会場
報酬:3000円(交通費込み)
※説明会や研修の日程につきましては参加する方のご都合をお伺いして調整させていただきます。

業務開始

11月初旬より (週末、主に日曜日のお仕事になります)

応募方法

業務説明会への参加を希望される方は、ロコワーク事務局宛にメールにてご応募ください。

メール:locowork-info@polaris-npc.com

件名:【くらしのくうき西早稲田】コンシェルジュ業務説明会

応募〆切:202010月9日(金)まで

ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

「くらしのくうき相談会」 とは?

参考資料

東洋経済オンライン掲載記事
主婦の「普通の情報」に大きな価値があったマンション販売で地域のリアル情報を提供 

マンションラボ掲載記事
地域住人の「生きた街情報」を伝える取り組みがマンションの資産価値を上げる?

企画運営:非営利型株式会社Polaris

著者:スタッフポラリス

海辺でワーケーション!自然を感じて、自分をリセットすると仕事への集中力もアップ

~Polarisのはたらき方 vol6~

最近注目の「ワーケーション」。
ワークとバケーションを合わせた造語で、リゾート地などの旅先で「休暇」を楽しみつつ、テレワークで「仕事」もするはたらき方です。
Polarisでは、海に近いエリアへの引っ越しをきっかけに、マリンスポーツなどのアクティビティを楽しみつつ、テレワークで仕事をする「ワーケーションライクなはたらき方」*を実践しているメンバーがいます。そこで、今回はそのメンバーのワーケーションライクなはたらき方についてご紹介します。

「ワーケーションライクなはたらき方」*とは…実際のワーケーションは旅先ですが、自宅付近で自然とアクティビティを楽しんでいるので、「ライク(like)=~のような」です。

【INDEX】

ワーケーションライクなはたらき方とは?

フィットネスクラブの休憩スペースで仕事の合間にランチ

今回ご紹介するPolarisの取締役、野村香奈さんは、ロコワークデザイン事業部の統括として、ディレクション業務を担当しています。

取締役という肩書ではありながら、月に数回クライアント先との打合せ以外は、主に自宅からテレワークで仕事をする、場所に縛られないはたらき方を実践しています。

中学生、高校生からなる3人の娘の母でもある野村さんは、どんなはたらき方をしているのでしょうか?野村さんの一日をのぞいてみました。

【野村さんのある一日】

7:15自宅を出て、会員になっているアウトドア系フィットネスクラブへ自転車で移動。
7:35 フィットネスクラブに到着。預けているサーフボードを受け取り、ウエットスーツに着替える。
7:50海に入りサーフィンを楽しむ。
10:00 フィットネスクラブの休憩スペースにて、Web会議システムZoomで社内打ち合わせ。
11:30引き続きフィットネスクラブの休憩スペースにてPC作業。クライアントや社内メンバーへの連絡、資料や書類の作成、原稿執筆など。合間にランチ。
13:00 ヨガなどフィットネスクラブのプログラムに参加 。
15:00 帰宅 自宅にてPC作業 。
16:00 Zoomでクライアントと打ち合わせ 。
17:00 PC作業 。
18:20 塾に通う娘のための弁当と夕食の調理。
19:00 塾に弁当を届ける。
19:10 帰宅。夕食。
夕焼けの海岸沿いをランニングすることも

なんと、「仕事」と「休暇」の時間を行き来しながら1日を過ごすパターンが多いようです。

さらに、月に1、2回は千葉でのサーフトリップを楽しむために、終日休暇にすることもありますし、状況によっては終日仕事だけを行う日もあるのだとか。
また、都内のクライアント先に出向く際、電車での移動時間は1時間以上。移動時間はかかりますが、最寄り駅はほぼ始発駅のため、PC作業をする「仕事」時間として活用しているようです。

ワーケーションライクなはたらき方をするためには?

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、企業でもテレワークの導入は一気に加速しましたが、日本でワーケーションを実践しているのは、まだ一部の限られた人たちです。
ではどんなきっかけで、野村さんはワーケーションライクなはたらき方を始めたのでしょうか?

――ワーケーションライクなはたらき方を始めた経緯を教えてください。

野村さん:ちょうど5年半前、東京都目黒区から神奈川県逗子市に引っ越しました。引っ越しの目的は、「ワーケーションライクなはたらき方」をすることではなく、ゆったりとした子育て環境と広い住まいを求めてのことでした。

転居前までは、都心のオフィスで事務の仕事を週2、3回と、在宅でPolarisの仕事を少ししていました。三女も小学2年生になり、仕事を増やしたいと考えていたタイミングでしたので、転居によって都心での仕事をあきらめることに不満はありましたが、住まいと子育て環境を優先しました。

転居後、逗子エリアで仕事を探したのですが、やってみたいと思う仕事や、家族や自分の生活スタイルに合う条件の仕事に出合うことができませんでした。

さらにつらかったのは、家族以外とはほとんど交流の無い生活になってしまったことでした。子どもが3人とも小・中学生となり、親がいなくても行動できるようになっていたため、子どもの付き添いから発生するような、地域の人との繋がりを作る機会が無かったのです。

子育て仲間と充実した時間を過ごした都内の生活から、社会とも地域とも繋がりを失った、閉塞感のある郊外の生活へ――。

想定外の事態に危機感を覚え、まずは逗子エリアや海のことを知り、愛着を持てるようになろうと考えました。

様々に模索する中、出会ったのが、あるアウトドア系のフィットネスクラブです。ヨガ、トレイルランニング、カヤック…と、何を体験しても心が解放されるような楽しい経験で、すぐに入会を決めました。
定期的にマリンスポーツやトレイルランニングなどに取り組むようになると、海や山に親しみながらスポーツをすることで得られる心地よさにすっかり魅了されました。また、フィットネスクラブで会う地域の人たちとも徐々に顔見知りとなり、ゆるやかで心地よい関係が築かれていく中で、フィットネスクラブに通うことが生活の軸になっていきました。

サーフィンを楽しむ野村さん

Polarisで担当していた業務がもともとテレワークだったことと、当時は仕事の量も少なかったため、1日の中で「仕事」の時間と「休暇」の時間の両方を持つことが自然とできたことで、
「ワーケーションライクなはたらき方」がスタートしました。

その後、逗子エリアから比較的近い場所で、Polaris事業の一つである、「くらしのくうき」の案件がスタートし、ディレクション業務を引き受けたことをきっかけに、現在のように大きくPolarisに関わるようになります。

――ワーケーションライクなはたらき方をするために工夫していることはありますか?

何事においても限られた時間の中で集中して取り組むことを大切にしています。
時間を意識することで、「その時刻まではやりたいことに集中する」あるいは「その時刻までにはこの仕事を終わらせる」など、目標が明確になります。
パズルを組み立てるようにスケジュール調整を行うことで、一日のうちに様々な時間を過ごすことができます。

ワーケーションライクなはたらき方の魅力

――ワーケーションライクなはたらき方のどのようなところに魅力を感じていますか?

仕事だけでなく、子育てのことで悩んだ時も、海や山で身体を動かすと、リラックスして心が解放されます。心身ともにニュートラルな状態になったところで、仕事時間にスイッチすると、集中力を最大限に発揮できると感じています。柔軟な発想をする上でも、大きなメリットです。

仕事内容にもよりますが、担当業務が遂行できていれば、やり方は本人に任せる、という成果主義の考え方と仕組みがあれば、はたらく時間と場所の選択肢は無限大です。

仕事時間と休暇時間を自分でコントロールし、1日の中に両方の時間があるというはたらき方は、私にはとても合っていると感じています。

御蔵島でイルカと一緒に泳ぐプログラムにもチャレンジ。(c)yuki.m

「ワーケーションライクなはたらき方」、イメージいただけましたでしょうか?
Polarisでは多様なメンバーが仕事に関わることを可能にするために、起ち上げ当初からテレワークを導入し、仕事の内容や量を自ら選ぶことができるような仕組み作りを進めています。
誰にとっても、自分に合ったはたらき方を選べることはとても大切なことです。
一人一人が自分の望む暮らしを実現するために、はたらきの方の多様性は、今後ますます求められていくのではないでしょうか。


リンク
Polarisのはたらき方VOL.1 【Polaris流テレワーク】スタート編
Polarisのはたらき方VOL.2【Polaris流テレワーク】Web会議編
Polarisのはたらき方VOL.3【Polaris流テレワーク】 オンラインお茶会&飲み会編
テレワークで雑談タイムを設けるとどうなるのか?


著者:スタッフポラリス

創業9年を迎えて

2020年8月、Polarisは創業丸9年を迎え、2021年の創業10年という大きな節目に向かう大事な1年がスタートしました。
「未来におけるあたりまえのはたらきかたをつくる」をミッションとして、9年間にわたり事業を行うことができたのも、パートナーとして、多くのみなさまに支えて頂いたからこそと感謝しております。

Polarisは、来年の創業10年を迎えるにあたり、2020年8月からの1年は、新たな10年への土台づくりの期間と位置づけました。

2020年は、予期せぬ出来事により、社会全体が大きな変化を余儀なくされました。私たちが掲げてきた多様で柔軟な働き方は、このような変化においてこそ対応できた点も多く、築いてきた仕組みや事業の成果に手ごたえを感じた部分もありました。それと同時に、新たな社会情勢を鑑みた、事業価値をとらえ直す時期でもあると感じています。

10期目は、過去の実践を踏まえて、Polarisが2030年を目指して届けたい「未来におけるあたりまえのはたらきかた」を展開し、事業化していく所存です。

これからも、「みなさまと共に」という想いで事業を進めてまいりますので、今期も変わらぬお引き立てのほどよろしくお願いいたします。

非営利型株式会社Polaris 代表取締役
大槻昌美

著者:スタッフポラリス

【プレスリリース】サードプレイス型コミュニティの必要性と運営のコツを解説するオンライン講座を開催!

数多くのコミュニティ運営を手掛けてきた非営利型株式会社 Polaris(東京都調布市、代表取締役:大槻昌美)は、「暮らし」と「働く」の中間点であるサードプレイス(自宅と勤務先以外の第三の場所)におけるコミュニティの重要性を捉え、その運営のノウハウをオンライン講座として展開します。講座は9/16(水)、23(水)、30(水)の19:00~21:00で、全3回をZoomによるオンラインで実施します。


講師を務めるのは、実際のコミュニティ運営事業に携わってきたPolarisの3名。暮らし方、働き方、コミュニティに興味・関心のある方は、個人・法人を問わずご参加いただけるよう、具体的な事例を挙げた講義を実施予定です。

【Polarisの手がけてきたコミュニティ運営の実績】

・ 会員制シェアードワークプレイス co-ba chofu 運営
・ 職住近接のレンタルオフィス MID POINT(ラウンジ)運営
・ Loco-cafe OOOI(Brillia南大井マンションギャラリー併設コミュニティカフェ)運営<2019年グッドデザイン賞ベスト100>
こちらから詳細をご覧いただけます。

開催概要

「職住近接時代のサードプレイス型コミュニティのつくり方」(全3回・オンライン開催)
第1回 9/16(水)19:30~21:00
変化するコミュニティの形
今求められるサードプレイス型コミュニティの意義と価値
サードプレイス型コミュニティを運営するために

第2回 9/23 (水)19:30~21:00
コミュニティ運営のノウハウ
愛着と主体性を緩やかに醸成するコミュニティ運営
具体的な場の運営事例

第3回  9/30(水)19:30~21:00
コミュニティの日常を整える、コミュニティマネージャーの採用と育成
チームマネジメント
緩やかだけれども信頼のある関係性づくり

参加費:15,000円(全3回)
単発参加 各回6,000円
定員:30名
参加方法:オンライン(Zoom配信)、アーカイブ録画視聴参加も可能
申込み:Peatixのリンクからお申し込みください。

【講師】

市川望美
非営利型株式会社Polaris 取締役ファウンダー
ソーシャルデザイン事業部統括 Chief Story Officer
立教大学 社会デザイン研究所 研究員

大槻昌美
非営利型株式会社Polaris 代表取締役 Chief Community Officer

野澤恵美
非営利型株式会社Polaris 取締役 Design Executive Officer

主催: 非営利型株式会社Polaris
令和元年度 東京都女性活躍推進大賞 地域部門大賞受賞


会社概要

非営利型株式会社 Polaris
設立:2012年2月
所在地:東京都調布市仙川町 1-16-4 栗本ビル 3F
代表取締役:大槻昌美

本件に関するお問い合わせ

非営利型株式会社Polaris 山本弥和
連絡先:pr@polaris-npc.com

著者:スタッフポラリス

さながら、cozyなBarで過ごす夜のように【イベント実施レポート】

長梅雨の中盤に差し掛かっていた、6月18日木曜日20時。
62名の参加者を迎えて、「わたしとあなたの”違い”をここちよく語る 1 時間」のオンラインイベントを実施。コミュニティの価値を問い続ける二者、CR ファクトリーとPolarisが、今あらためて「つながり」を語り合いました。

「心地よい」という意の“COZY”な雰囲気で、オンラインでつながり、お酒を傾けながら、お気に入りの音楽と共に――。

今回は、その様子をレポートいたします 。



乾杯は、伝統の麹の技と厳選したボタニカル素材で紡ぎ出す日本のスピリッツ“WAPIRIS ”で。

コロナ禍は「つながりのリトマス試験紙」

五井渕)早速本題に入っていきますが、コロナ禍において、お二人は改めて「つながり」や「コミュニティ」について、どう感じていますか?

市川)自宅から徒歩7分のところに“cococi”というPolarisの事務所兼ワークスペースがあり、コミュニティスペースとしても存在しています。今、高校生になる我が家の子どもたちが、小学校低学年の頃からあるので、今年10年目の拠点です。子どもたちが放課後に行けて、親がいなくても見守る誰かがいてくれる、そんなコミュニティのあるワークスペースを身近な地域につくりたいという想いがきっかけです。

Polarisでは、場所や家庭環境にとらわれず、オンラインでも働ける仕組みを、作ってきたため、コロナ禍で一部の事業に影響はあったものの、私自身、暮らしにおいても、働き方についても大きな変化はありませんでした。

一方で、Polarisメンバーで、子どもが小さい家庭は、外遊びや、学習面で大変だったという声も多く聞かれました。また、コロナ禍でつながりのなかった人が大変だったと、周りから聞くこともありました。自分たちの活動・事業を肯定しつつも、そういう人たちにどんな“つながり”が提供できるだろう、未来に向けて自分たちも変化していかないといけないと思っているところです。

ニッポン発のカクテルベーススピリッツ「WAPIRITS TUMUGI」(右)とともに 自宅近くのワークスペースcocociより参加の市川(左)

呉)コロナ禍では、自分の所属するコミュニティの形が浮き彫りになったと思っています。他者の評価ではなく、自分にとってよかったのか、よくなかったのか、リトマス試験紙のように浮き彫りになったのが今。

良い関係性が豊かで、マルチ(複数)にあり、オンラインでもプラスに働いていることがある一方で、「我慢してたんだな、自分」と、気づく関係があったとも思います。自分が構築してきたコミュニティに自分で成績表をつけ、未来に向けて、「このままでいるのか?」「そうでないのか?」と、問うている時期でもあると思っています。

~ここで、市川望美リクエストナンバーとして、嵐の「A-RA-SHI:Reborn」を~

“つながり”をほどいたり、緩めたりできるコミュニティ

五井渕)この、社会の大きな変化は、2人自身の内面にどんな影響があったのでしょうか。自分自身で感じたこと、周りとの関係性で気づいたことなどをお聞かせください。

市川)コロナ禍では家族との関係性の問題も浮き彫りになりました。確かに逃げ場がないと辛いなと思いました。子どもも高校生ですし、夫も職種的に通勤が必要だったので、家族全員で家の中でギュッと閉じて暮らす、ということはありませんでしたが、正直、息が詰まることもありました。

そんな時、仕事をするためだけではなく、1人の時間をつくるためにcocociに来ることができました。いい意味での“孤独”を味わえる場所があってよかった、というのが実感です。

こういうときには、つながるばかりではなく、“つながり”を緩めたり、解いたり、切り離すこともできるコミュニティも大事ですよね。Polarisは普段から、ある意味ソーシャルディスタンスな、距離を詰めすぎないコミュニティを意識していたんですが、改めて、その距離感が大事だなと再確認したところです。

呉)そのお話を受けてですが、普段から「家族もコミュニティだよね」という想いがあり、それがより認識された期間でした。でも家族って、アンタッチャブル。職場であれば、研修・コンサルティングといった、外部からの介入がありますが、家族は外部から手を出しにくい。いままでは当事者任せだった領域です。

ニュアンスは違うかもしれないのですが、家族の関係づくりは、ある意味コミュニティマネジメントと同じだと感じました。今回、長い時間を家族と過ごすことで、ちゃんと対話する、同じご飯を食べ、同じ景色を見て、同じ思い出を共有する、そして距離もちゃんととるということが大切だと再認識しました。

市川)いろんなことが言いやすい家族、コミュニティは、いい意味で課題を出せていますが、家族によっては、本当にいいたいことが言えない、まだ課題を出せていないという人もいます。なんとなく「言いたいことを言えてない」と感じ始めて、このまま日常には戻れないと思っているけれど、どう対話していったらいいんだろう……。そんな、“ゆらぎ”も出はじめていますよね。

呉)「非常時の価値観の差」、みたいなものが見えてきましたよね。二極化ではなく多極化で、どっちが上か下かではなく、違いが多岐に渡ってきた。家族のことも、上手くいってないことは、外に対して言いにくい一方で、上手くいっている知り合いの話を聞くと、自分と比較して悩んでしまう。ただ、上手くいっている側も、実は言いづらい。多極化した価値観が浮き彫りになることで、よいことも悪いことも言いづらい雰囲気が生まれてきていますよね。

結果的に“つながる”ために、「つながりの中継地点」をデザインする

市川)15年間、「コミュニティ」一筋の呉さんにとって、コロナ禍でコミュニティの捉え方って何か変わりましたか?

呉)今回だいぶ考えましたけど(笑)、コミュニケーションの手法は揺さぶられましたが、本質的な価値は変わらないというのが答えです。何気ない雑談や、誰かと話をすることで気分が晴れやかになったり、明るい気持ちになったりすること、そういう価値は変わらない。むしろ、人のぬくもりという身体性の価値は相対的に高まると思っています。

オンラインの良さは、距離感のとりやすさで、言葉はキツいのですが、関係性の暴力、煩わしさ、居心地の悪さに対する一つの処方箋にもなります。

今回、佐賀の大学生からインタビューの依頼があったのですが、物理的な距離を越えて、オンラインで出会うことが一般化してきましたね。これは、オンラインのメリットで、多様な人とつながれるようになりました。海外とのつながりも含めて、新しいものに出会う、イノベーションにつながる関係性を、たくさん生み出せるようになっていきます。ただ、つながる意欲とスキルがないと、格差と分断が起きてしまう可能性は、懸念材料です。

市川)本人が直接手を伸ばさないと、そういった“資源”につながれないというのは問題だと思っています。自ら手を伸ばさなくても、地域にいればつながれる。そんな「中継地点」みたいなものをつくりたいですね。Polarisでは「仕事」を通してコミュニティにつながるということを実践してきました。今後は、今まで以上に、コミュニティを意識しないで、コミュニティの恩恵をうけられる、感じられるような状態を作ること、その状態をインフラとして機能させるには、どうしたらよいかということを考えていきます。

呉)ようやくコロナも落ち着きをみせてきて、近所の公園に年配の方たちがゲートボールをする日常が戻ってきました。その様子をみて、ゲートボールがあるから、結果としてつながることができて、災害のときなどに、互助的に助け合える関係性になっているのを再認識したんです。一般化してはいけないけれど、男性はよりそういう傾向があるかなと思っています。野球でも将棋でもいいけれど、そういうコミュニティのつくり方は大切にしたいんですよね。

この3ヶ月の情報収集といままでの自分の経験値に照らし合わせると、「つながりの格差」が広がると強く思っています。15年間、「コミュニティ」一筋でやってきたCRファクトリーとしては、市川さんのいう「中継地点」、それぞれの快適な入り口で、結果的につながれちゃうことをどう用意していくか、そのことは、ものすごく関心を持っています。「スキルと意欲がないとつながれないよ」という正義を振りかざすのではなく、「中継地点」として、ふんわりとした入り口を作れる社会でありたいです。

市川)「結果として」という視点は、重要ですよね。それが第一目的でないように見えるような、“つながり”のデザインが、私も大事だと思っています。

五井渕)今回、CRファクトリーとPolarisが一緒に「つながり」を話そうと、この機会を設けたのですが、こういう風にコミュニティ同志が混ざり合って、いろんな実践を重ねることで、次の時代の兆しが見えてくるのかもしれませんね。

みなさん、ご参加ありがとうございました。

~最後は、呉さんのリクエストナンバーである、Mr.Childrenの「星になれたら」を聞きながら、フリータイムの歓談を~


新しい生活様式を徐々に受け入れ始めた私たち。

心地よい場所にいることで、結果的に“つながり”を感じられるような、少し未来のコミュニティ――。

新しいコミュニティ様式も、変化し始めています。


【イベント詳細】

https://cozybar.peatix.com/

主催

NPO法人CRファクトリー
非営利型株式会社Polaris

パーソナリティ&ゲスト

呉 哲煥(ご てつあき)

NPO法人CRファクトリー代表理事。
「すべての人が居場所と仲間を持って心豊かに生きる社会」の実現を使命に、NPO・市民活動・サークル向けのマネジメント支援サービスを多数提供。セミナー・イベントの参加者は5000名を超え、毎年多くの団体の個別運営相談にのっている。コミュニティ塾主宰。コミュニティキャピタル研究会共同代表。血縁・地縁・社縁などコミュニティとつながりが希薄化した現代日本社会に対して、新しいコミュニティのあり方を研究し、挑戦を続けている。

市川望美(いちかわのぞみ)

非営利型株式会社Polaris 取締役ファウンダー
短大卒業後IT系企業へ入社。出産後退職し、当事者発信型・循環型子育て支援のNPO活動に従事。2011年内閣府地域社会雇用創造事業ビジネスプランコンペで起業支援案件として採択され、地域における多様な働き方を支える基盤づくり事業を開始。「ここちよく暮らし、はたらく為の拠点」として”cococi” Coworking Space立ち上げ、2012年非営利型株式会社Polaris設立。育児中の女性たちによる新しい組織づくりや、地域からの新しい事業価値を創造するための事業に取り組む。2016年からは日々の実践と学びを統合するために立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科に進み2018年3月終了。ライフストーリー研究を継続するため2019年8月より社会デザイン研究所研究員となる。高校生2人の母。

五井渕 利明(ごいぶち としあき)

NPO法人CRファクトリー 副理事長・事業部長
2011年CRファクトリーに参画。2012年度から内閣府地域活性化伝道師に就任。数多くのコミュニティやプロジェクトの運営実績から、幅広い知見やバランス感覚に定評がある。NPO・行政・企業それぞれでの勤務・事業の経験から、それぞれのちがいを理解した支援が可能。CRファクトリー以外にも多様な組織の経営や事業に参画している。一般社団法人JIMI-Lab(代表理事)、認定NPO法人かものはしプロジェクト(コーディネーター)、株式会社ウィル・シード(インストラクター)など。

著者:スタッフポラリス

夏季休業のお知らせ

平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。

弊社では、誠に勝手ながら下記日程を夏季休業期間とさせていただきます。

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【休業期間】8月8日(土)~8月16日(日)

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お問い合わせなど、休業期間後の対応となる場合がございます。

期間中は大変ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。

著者:スタッフポラリス

Polarisのはたらき方vol.5 地域コンシェルジュという仕事

家族と暮らす住まい選びにおいて、希望や期待がある一方で、少しの不安が入り混じります。特にこれから子育てを考えている方や現在子育て中の方にとって、家族が安心して幸せに暮らせる環境であることは大きなポイントでしょう。

しかし、実際に住んでみないことには、住み心地はわからないものです。

Polarisの事業のひとつ「くらしのくうき 」では、不動産の販売フェーズに合わせて地域情報の提供を行っています。生活当事者としての暮らしの軌跡を、貴重な地域情報へと変換し、必要な方へお届けするサービスです。そのメッセンジャーの役割を担うのが「地域コンシェルジュ」。今回は千葉県船橋エリアで地域情報提供を行う地域コンシェルジュの仕事内容とはたらき方についてご紹介します。

【INDEX】

地域コンシェルジュの仕事とは?

「地域コンシェルジュ」とは、新築分譲マンションの販売時に、マンション購入検討者に対し、地域に住む子育て中の女性が、地域での「実際の暮らしの情報」を提供する仕事です。

購入検討者は、地域コンシェルジュと対面で会話をすることにより、その地域で実際に暮らしていくイメージが描きやすくなり、安心して購入へ進むことができます。

今回は西船橋の事例を参考に、地域コンシェルジュの仕事をご紹介します。

新築分譲マンションを家族で見学に来る方へ情報提供をするため、地域コンシェルジュが対応するのは日曜日の13時~17時(13時~15時、15時~17時の交代制)です。2名体制で常駐し、次のような仕事をしています。

【地域コンシェルジュの一日】

12:50マンションギャラリー受付へチェックイン。来訪者予約の有無を確認し、資料とアンケート、文房具を一式としたコンシェルジュセットを待機場所に準備し、着席。
13:00~前日までの報告書ファイルから他のメンバーの対応内容を確認。
2名体制でスタンバイしているため、予約時間まではパートナーと地域情報を交換。
地域情報提供のための資料を手作りで制作。
来訪者の予約時間が近くなると、営業担当者より来訪者の相談ポイントについて共有を受ける。ニーズに合わせた資料の準備、情報の確認。

来訪者対応(30分前後。場合によっては15分~1時間半のことも)。

報告書の記入(15分)。営業担当者へ、来訪者への対応内容を口頭でも報告。
14:50~後半時間担当メンバーがチェックイン。作成途中の資料、連絡事項について引継ぎ。
地域コンシェルジュメンバーの情報共有用SNSへ業務報告を投稿。
15:00~前半メンバー業務終了。後半メンバー業務開始。(前半メンバーと同じ業務内容)
17:00着席ブースを片付け、営業担当者へ挨拶。受付でコンシェルジュセットを預け、業務終了。

来訪者への地域情報提供で大事にしていることは、温度感が伝わる「会話」と「手作り資料」の2つです。どのような情報を伝えれば、この地域で暮らすことがイメージでき、魅力を感じてもらえるのか――。そのヒントは、コンシェルジュメンバー同士の他愛もない会話や、営業担当者とのささやかな情報共有だったりします。
営業さんとの振り返り研修の様子

地域コンシェルジュになるには?

地域コンシェルジュは、販売マンションの地域に住む子育て中の女性、複数人がチームとなって情報共有をしながら仕事を進めています。今回は、船橋エリアで5物件の地域コンシェルジュを経験してきた角田さんに、仕事への取り組みの様子を伺いました。

来訪者対応をする角田さん

―地域コンシェルジュの仕事を始めたきっかけを教えてください。

角田さん:7年程前、お世話になっているベビーサインの先生から、私が住んでいる地域についての情報提供をする「地域情報座談会」を紹介され、参加したのがきっかけです。座談会参加者のみなさんと地域のことを楽しく話した後、今度はその内容を外部の方へ紹介する「地域コンシェルジュ」の仕事に誘われました。不安はあったものの、座談会参加者のみなさんと一緒だったら仕事も楽しくできそうだと思い、お引き受けしました。また、ちょうど他の仕事をしていない時期だったので、月に2回ぐらいの仕事というのも挑戦しやすかった理由の一つです。

地域コンシェルジュを実際に経験して

―実際に地域コンシェルジュを経験してみて、この仕事のどんなところにやりがいを感じていますか?

最初に地域コンシェルジュの仕事をした分譲マンションが、すぐ隣に公民館がある物件でした。船橋市では、市内の図書館の全ての蔵書、約130万冊(2014年当時)をインターネットで予約して公民館で受け取りできるシステムがあり、私自身、便利に感じていました。そこで来訪者の方に「マンションの隣に公民館があるのは、ご自宅の本棚に130万冊の本があるのと一緒ですよ。」とお伝えしたところ、「すごくいいですね!」と喜んでくれました。隣に公民館があることや公民館で図書館の本の予約受け取りができるシステムがあることは、インターネットでも調べることのできる情報かもしれませんが、「自宅の本棚に130万冊の本があるのと一緒」という、私自身が普段の生活から感じている視点を通すことで、公民館が隣にあることの魅力を具体的なイメージでお伝えすることができました。
伝え方を工夫することで、地域住人の日常を、「地域の魅力」として来訪者の方に伝えられること、そして伝えた情報を来訪者の方が気に入って喜んでくださったときに、とてもやりがいを感じます。

―今まで経験した他の仕事とは違うと感じることがあれば教えてください。

「地域情報を伝える」という仕事の枠は決まっているけれど、その方法や、内容についてはコンシェルジュメンバーが自分たちで考えたり相談したりして、自由に作っていってよい、という点を大変新鮮に感じています。

例えば、最寄り駅の駅前にスーパーがないものの、コンビニエンスストアが3店舗ある新築マンションを担当したことがあります。当然、帰宅時の買い物への不安が出ます。私は、ほかのメンバーの報告書から、駅前のコンビニエンスストアで生鮮食品の取り扱いがあることを知り、3店舗それぞれの店内の写真を撮影。仕事帰りの買い足しや、日常の買い物にも便利なことを伝える資料を作成しました。結果、資料を閲覧いただくことで「こんなに野菜が充実しているコンビニだとは知りませんでした。便利ですね」と安心していただくことができました。 こうして、普段からメンバー間で情報共有したことを元に、それぞれのアイデアを活かしながら仕事を進めていっています。

コンビニエンスストアの実際の資料

―来訪者の方に情報を伝える上で、角田さん自身が大切にされていることはありますか?

絶対に嘘はつきたくないということと、来訪者の方にできるだけ安心感を持って帰っていただけるように努力することです。マイナスな情報やネガティブな情報をお伝えするときには、代替案や、地域住人が工夫していることをあわせて伝えるようにしています。

また、地域コンシェルジュの仕事は「情報提供」であり、営業ではないため、販売に繋げることに目的を置いていません。自分の仕事の役割を理解し、真摯に取り組むことで、ギャラリー訪問者は営業担当者には聞かない、生活に密着した本当に聞きたい質問をされるのだと思います。

さらには、乳幼児を子育て中の来訪者の方には、その時期特有の不安や大変さを経験した者として寄り添うことで、安心してもらえるといいなと思っています。


「地域で暮らしている生活者視点こそが価値になる」

まさにそれを体現する地域コンシェルジュという仕事、イメージいただけましたでしょうか?

暮らしを置き去りにしないこと、住まいの近くで働くことは、これからの自分らしいはたらき方の選択肢の一つになっていくことを期待しています。


Polarisでは、地域情報コンシェルジュをサービスとして展開しています。 詳細についてはこちらへお問い合わせください。


Polarisのはたらき方についてはこちらをご覧ください
Polarisのはたらき方VOL.1【Polaris流テレワーク】スタート
Polarisのはたらき方VOL.2【Polaris流テレワーク】Web会議編
Polarisのはたらき方VOL.3【Polaris流テレワーク】オンラインお茶会&飲み会編
Polarisのはたらき方VOL.4 コミュニティマネージャーという仕事

著者:スタッフポラリス

*オンライン開催*職住近接時代のサードプレイス型コミュニティのつくり方

2020年、コロナウイルスの影響を大きく受け、私たちの働き方は、
急速に変革を求められています。
特に、都心オフィスへの通勤から在宅勤務への変化は、
オフィスそのものの機能価値を問い直しているかのようです。

そのような中、都心型オフィスやシェアオフィス、コワーキングスペースなど、
働く人たちが集う場でのサードプレイス(自宅と勤務先以外の第三の場所)としての「コミュニティ」の存在に注目が集まっています。

しかし、コミュニティの必要性は感じながらも
――思い描くようなコミュニティ運営ができない。
――どのように運営したらいいのか?
――そもそもコミュニティとは?コミュニティが生み出すものは何か?
という声もよく聞こえてきます。

本セミナーでは、数多くのコミュニティ運営を手掛けてきたPolarisの
「サードプレイス型コミュニティ」のつくり方をお伝えします。
ワークプレイスにおけるコミュニティ運営に関心のある方に向けた、
事例とノウハウがつまった全3回の講座です。

多くのみなさまの参加をお待ちしております。

【Polaris コミュニティ運営の実績】

コミュニティ形成支援・運営

・ 会員制シェアードワークプレイス co-ba chofu 運営
・ 職住近接をテーマとしてレンタルオフィス MID POINT
 ラウンジ運営4店舗(目黒不動前・大塚・武蔵小杉・横浜関内)
・ Loco-cafe OOOI 運営
(Brillia南大井マンションギャラリー併設コミュニティカフェ)
(2019年グッドデザイン賞ベスト100)

Polarisのはたらき方VOL.4 コミュニティマネージャーという仕事

開催概要

プログラム(全3回)

すべての日程、オンラインで実施します。
(アーカイブ録画視聴参加もOK)
第1回 9/16(水)19:30~21:00
変化するコミュニティの形
今求められるサードプレイス型コミュニティの意義と価値
サードプレイス型コミュニティを運営するために

第2回 9/23 (水)19:30~21:00
コミュニティ運営のノウハウ
愛着と主体性を緩やかに醸成するコミュニティ運営
具体的な場の運営事例

第3回  9/30(水)19:30~21:00
コミュニティの日常を整える、コミュニティマネージャーの採用と育成
チームマネジメント
緩やかだけれども信頼のある関係性づくり

参加費:15,000円(全3回)
単発参加 各回6,000円
定員:30名
参加方法:オンライン(Zoom配信)
本ゼミでは、ZoomというWeb会議システムを活用します。
Zoomでの視聴方法など詳細は、お申込み頂いたチケットからご確認いただけます。
※ご不明な点ありましたら、遠慮なくお問い合わせください。

申込みフォーム
Peatixまたはこのページの下部にあるPeatixのリンクからお申し込みください。

講師プロフィール

市川望美

非営利型株式会社Polaris 取締役ファウンダー
ソーシャルデザイン事業部統括 Chief Story Officer
立教大学 社会デザイン研究所 研究員

2002年長男出産をきっかけに、世田谷の子育て支援NPOに参画。
子育てひろばやコミュニティカフェの運営など、地域における「居場所と出番づくり」に携わってきたが、
2011年より「働くこと」「働く場所」を起点としたコミュニティづくりにテーマを移行。
”cococi” Coworking Spaceおよび、非営利型株式会社Polarisを立ち上げ、
「シゴト軸のコミュニティづくり」をスタート。
多様な価値観や働き方、暮らし方を包摂し新たな価値を生み出す
「緩やかなコミュニティづくり」や「創発の環境設定」に向けた実践と研究に取り組んでいる。

大槻昌美

非営利型株式会社Polaris 代表取締役 Chief Community Officer
市川と共に、世田谷の子育て支援NPOに参画。子育てひろばの立上げやコミュニティカフェの運営など、
地域における「居場所と出番づくり」に長年携わってきた。
2011年より”cococi” Coworking Spaceおよび、非営利型株式会社Polarisの立上げから参画し、
「シゴト軸のコミュニティづくり」をスタート。
主に、チームで業務を請け負うセタガヤ庶務部の組織運営を担当してきた。
2016年より代表。自主運営のシェアードプレイス「co-ba chofu」
MID POINTなどPolarisの受託するワークプレイスにおけるコミュニティの立上げ、運営に数多く関わる。

野澤恵美

非営利型株式会社Polaris 取締役 Design Executive Officer
東京造形大学卒業後、ディスプレイ装飾の会社に就職。第1子出産を機に退職。
子どもが1歳になった春に知人のサインデザインの会社を手伝うことで産後のキャリアをスタート。
その後、SNS運営会社やまちづくり会社に従事し、ウェブやフライヤーの制作、イベント、
ワークショップの運営など多岐に経験。2011年よりプロボノとしてPolarisに参画。
その後事業ディレクションや「はたらきかたマルシェ」運営企画、おうちから起業連続講座などの運営企画を行いながら、
現在MID POINT統括ディレクターとして新規立ち上げから、コミュニティマネージャーの採用・育成、チームづくりまで
コミュニティ運営全般を担当。

主催:非営利型株式会社Polaris
(令和元年度 東京都女性活躍推進大賞 地域部門大賞受賞)

その他
各回後日確認できるアーカイブをご用意します。
都合がつかない回はアーカイブ動画にて受講です。
動画とオンラインの組み合わせ、及び、動画視聴のみでの連続講座申込も可能です。

Peatix

著者:スタッフポラリス

Polarisファウンダー 市川望美の日々のこと Vol2

非営利型株式会社Polarisのファウンダー(創設者)である市川望美の日々の行動、思考をお届けします。

市川望美、ステイホームから「ステイ・ホームタウン」に託すもの

日々の暮らしにさまざまな制限が生じたここ数ヶ月、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私は対外的な仕事がなくなり、外出する機会も一気に減りました。自分が移動した履歴が残る「Google マップのタイムライン(※)」で2月と4月を比べてみると、徒歩・自転車による近距離の移動は69.7%ダウン、車・電車・飛行機などによる遠距離の移動も99.3%ダウンと、それぞれ激減していました。Google マップのタイムラインには、4月1日以降電車に乗る機会が1度もなく、家から一歩も出ない日もあった私の「ステイホーム」な生活がバッチリ反映されています。

会社の事業がコロナウイルス感染拡大の影響でいろいろとストップして、どうやってこの危機を乗り越えていこうか…と不安に思うこともないわけではありませんが、個人レベルでは「『ステイホームでのはたらき方』は快適だし、新たな日常として定着したほうが絶対いいよね!」ということを実感する日々でした。

家とわがまち仙川をベースに、半径600メートル圏内で暮らす――。そんな日々の中で私が実践しているのは、厳密にいえば「ステイ・ホームタウンでのはたらき方」です。

自宅からだと徒歩7分のところにある、Polarisの事務所兼コワーキングスペースの“cococi”。私にとってワークスペースであり、一人になりたいときの駆け込み寺にもなっています。

例えば家で仕事をしてお昼を食べてから行く日、午前中仕事をして、昼ごはんを用意するために一旦自宅に戻る日もあります。机やWi-Fiを使うタイミングが家族と重なって自分だけ出かける日も、自宅でのオンライン学習に飽きた子どもと一緒に出かけていく日もあります。家族と過ごす時間が増えて嬉しいこともあるけれど、一人になりたい時もある。そういう時の逃げ場にもなる。日によってワークスペースの使い方を自分で自由に選べるありがたさを、これほど強く感じたことはありません。

このように、自分の居場所をホームだけではなく、ホームタウンまで拡張してみたときに、「はたらく場所としてのまち」は、コロナとともに生きていくこの時代において、もっともっと探究されるべきことだと思います。「ステイ・ホームタウンなはたらき方」は、家庭の都合と仕事の都合を、うまいこと分解・再編成することができると思うのです。

今までは「職場」「学校」など、「その人その場所その時間」にやることが特化していたけれど、それが一気に家庭に持ち込まれたことで生じる様々な不都合。しかし、家族それぞれが自分の居場所を「ホームタウン」まで拡張し、自分の時間を外に持ち出し、分割したり、誰かの用事と重ねたりすることで、もっと上手に家庭と仕事・学びを再編成していけるのではないでしょうか。

また、「ホーム」には環境的なことだけでなく、文化的な意味合いもあります。Polarisは、それぞれの考えを尊重し、多様な働き方を共存させたいという思いを共有しているので、各家庭の事情や状況を踏まえて柔軟に対応し、協力し合うこともあたりまえにやってきました。自分1人で疑問や問題を抱え、家庭の中だけで完結させようとしなくてもいい、暮らしも気持ちもシェアできる。それが仲間であり、コミュニティであり、場であり、文化である、ということは、不確実・不安定な時代の中でよりどころとなる考えです。

そうした考えと共に、郊外型、住宅立地のワークスペースが、質・量ともにもっと拡大すれば、まちにあるワークスペースが、環境的にも心理的にも、「ホーム」を「ホームタウン」に拡張するときのサードプレイスのような受け皿となるはずで、地域インフラ、社会インフラとして機能し得ると思います。

株式会社SIGNINGが2020年5月1日に、自社のWebサイト上で公開した『Covid-19 SOCIAL IMPACT REPORT』には、コロナ下で得られたポジティブまたはネガティブな変化、これからの時代における課題が調査結果として示されました。「大切にしたい日常」をアップデートすべく、日々を積み重ねていきたいと思います。

※Googleマップのタイムライン:これまでに訪れた場所の履歴が、Googleマップ上に表示される機能。あらかじめ現在地が分かるように設定しておくことで、iPhoneとAndroidの場合はGoogleマップのアプリから、パソコンはブラウザから移動履歴を確認できる。


ステイタウン・ステイホームなはたらき方をはじめとした、Withコロナのはたらき方について、オンライン講演を実施しています。お気軽にお問い合わせください。

著者:スタッフポラリス

「子連れでお出かけマップ」で地域情報を発信

Polarisが注力している地域人材の育成や、地域経済活性化のためのサービスの一つに、「子連れでお出かけマップ」があります。今回は、このマップを通して、Polarisのはたらき方をご紹介します。

「子連れでお出かけマップ」とは?

「子連れでお出かけマップ」は、主に不動産業界で活用いただいているサービスで、新築の分譲マンション・住宅の購入を検討される方へ、地域の子育てに関する情報提供をするための「マップ」を制作して提供しています。
縁あって新しい生活の候補地に上がった場所も、実際に住むまで、まちの住み心地はわからないものです。そこで、地域住民の子育て当事者の方に情報提供をいただき、「子連れでお出かけマップ」として、まちに関するリアルな情報を紹介。物件購入検討中の方の一助となっています。

まちの魅力をテーマごとに構成。子どもと楽しめるスポット、おむつ替えができる施設、親子で入りやすい飲食店など、おすすめできるスポットを掲載。

「子連れでお出かけマップ」の制作工程

Polarisは地域人材が活躍できる場を作っていくことに注力しており、「子連れでお出かけマップ」の制作を通して、地域の人が持つ日常生活の情報に価値を創出しています。

そのため、マップの制作主体は各地域の生活当事者の方々で、次の制作工程①~③までを対応します。

地域情報座談会の実施

地域の人には、まず「地域情報座談会*」へ参加いただき、生活圏内で子育てに役立つ情報を提供していただきます。座談会では、Polarisが参加者のみなさんと視点を共有しながらファシリテーションを務め、初めて参加する方でも話しやすい環境を設定。多様なアウトプットにつながっていきます。

編集会議→編集

編集会議では、座談会参加者のみなさんから出た情報を元に編集方針を決め、一緒に編集作業を進めていきます。地域の子育て中の方も参画することで、当事者性が高まり、まちでの暮らしを知りたいファミリー、プレファミリーの購入検討者層に寄り添ったコンテンツとなっていきます。

制作

必要な情報が集まったら、制作は、Polarisのデザイン制作チームが担当します。マップの仕様はA3クラフト紙のモノクロ両面印刷を、A6サイズに折り込んだもの。デザインも含めて、手作り感のあるラフな仕上がりで、手に取った人が地域への親近感を持てることを目指しています。また、デザイン制作はPolarisへ登録している秋田県在住のメンバーが担当するなど、遠隔でもスキルを活かして仕事に関わる機会につながっています。

Polarisの関わり方

地域と共に創る

Polarisでは、「子連れでお出かけマップ」ご依頼の際、各地域の生活当事者をリクルーティングし、地域情報座談会を実施します。座談会の参加者は、地域の子育て支援団体やPolaris独自の地縁での募集となります。こうしたリクルーティングには、地域の価値創出に貢献してきたPolarisならではの共創理念が活かされています。
また、「子連れでお出かけマップ」は、地域の生活当時者の視点で作成されたマップだからこそ、そうしたファミリー・プレファミリー層のニーズに応えることができています。

制約や不便さから価値を見つける

地域情報座談会は、これまで地域のカフェやレンタルスペース、不動産販売センターで実施してきました。現在は、不特定多数が集まる座談会形式は実施が困難になっているため、「オンライン地域情報座談会」を中心に実施し、集まれないからやらないではなく、集まれる工夫を施しています。
また、座談会では、Polarisスタッフのファシリテーションにより、街のいいところだけでなく、暮らしの中で感じている不便な点も併せて、普段の暮らしの様子をヒアリングし、依頼顧客へのレポーティングを行っています。

Polarisが目指す地域活性

生活者視点が地域活性化を促す

子育てファミリーが、生活拠点を検討する際に重要なポイントに、「子育てのしやすさ」を挙げる人は多いのではないでしょうか。行政の施策や保育園の入りやすさ、生活利便性など表面的な情報はもちろんのこと、かかりつけ医の評判やスーパー・商店街の使いやすさなど、そのまちでの子育てがリアルにイメージできるかどうかが、ファミリー世帯が住まいを決める後押しになります。
また、ファミリー世帯の引っ越し後の“孤独感”は、転居後の悩みとして挙げられる代表的なものです。そのエリアで、子どもと一緒に楽しめるスポットを知り、子育て中の人に出会える場所を知ることができれば、引っ越し後の子育てをポジティブにイメージできるものとなるでしょう。

そのために、地域で既に生活している人々の視点、そこから発信される情報が重要で、その情報こそが、地域活性化のタネになると考えています。

withコロナ時代に、心をつなぐオンライン

これまで、地域情報座談会は顔を合わせて地域のスペースで行ってきました。しかし、コロナウイルス感染拡大の影響で、対面交流を避けることを余儀なくされ、座談会をオンラインへ切り替えました。すると意外なことに、オンラインで開催した座談会では、人と会う機会が貴重だからこそ、日常生活を過ごしてきた地域への愛着が深まり、その想いを発信したいという意欲にあふれていたのです。
Polarisでは、地域で顕在化していない価値を創出することに注力しています。コロナ禍であっても…、コロナ禍だからこそ、手作りのぬくもりをもった「子連れでお出かけマップ」で、地域活性化に貢献していきます。


「子連れでお出かけマップ」にご興味のある方はこちらへお問い合わせください。


*地域情報座談会は、Polarisの「くらしのくうき」事業(生活者視点を価値に変える事業)の一環です。