「哲学対話」という言葉を聞いたことはありますか?「哲学対話」とは、哲学的なテーマについて、参加者同士が対話を通じて考えを深めていく場のこと。哲学的なテーマとは、たとえば「自由とは」「幸せとは」「愛とは」など。
今回のゲストのふみひらさんが開く哲学対話では、その日のテーマについて、参加者が疑問に思うことを集めることからスタートします。
たとえば、「働くとは?」がテーマだった際には、「”働く”と”遊ぶ”の境界線はどこか?」「”働く”と”仕事”と”労働”は違うのか?」「赤ちゃんは泣くのが”仕事”?」などの問いが出されました。そしてこの中から、みんなで話し合いたい1つの問いを決めて、対話を始めました。
また、「相手の話を否定してはいけない」、「話している人の言葉を遮らずに、よく聞く」といったいくつかのルールがあり、安心安全に対話ができるようになっています。
Polarisでも「子どものいる暮らしの中ではたらくを考える座談会」をはじめ、一人ひとりのはたらき方・暮らし方を考える対話の場を、これまで何度も開催してきました。そこで設けているお作法と、哲学対話のルールには重なるところがあるようです。
今回は、学校や地域で哲学対話を開いている、ふみひらみつこさんをゲストにお招きし、哲学対話について伺いながら、Polarisやそのほかで開催されている対話の場との共通点や違いについて話してみたいと思います。
ランチを食べながら、画面オフで聞くだけでもOK!ぜひ気軽にどうぞ。
日時:4月23日(火)12:00~12:50
オンライン開催
参加費:無料
定員:20名
ふみひらみつこさん
地元(東京都町田市)を中心に、地域に開かれた対話の場を開催。高校での総合探究の授業や、小学校での哲学対話の時間にも携わっている。子どもから大人まで幅広い世代を対象に、哲学対話のファシリテーターを務めた実績がある。最近はオープンダイアローグ、当事者研究にも関心あり。臨床心理士・公認心理師。
非営利型株式会社Polaris(★令和元年度 東京都女性活躍推進大賞 地域部門大賞受賞)
学びのコミュニティ「自由七科(じゆうしちか)」
非営利型株式会社Polarisが運営する学びと探究の場。
変化の時代の中で多様な人とつながりながら、一人ひとりがここちよいと暮らしかたやはたらき方を実現するための対話の場をつくっています。
朝日新聞の運営するウェブサイト「telling」に市川望美のインタビューが掲載されました
柔軟な働き方を選べる社会を目指すPolaris市川望美さん。「シゴト軸のコミュニティ」も構築
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