【イベントレポート】Polarisディレクター合宿2025

投稿者:polaris_iwatani

【イベントレポート】Polarisディレクター合宿2025

2025年6月7日(土)から8日(日)の2日間にわたり、京王線高尾山口駅にほど近い「タカオネ」にて、Polarisのディレクター合宿が開催されました。本レポートでは、この合宿の様子をご紹介いたします。

どうして、ディレクター合宿?

Polarisは創業期から子どものいる暮らしとはたらく環境づくりを考えることを大事にしてきました。その中で、一年に一回子どもたちと共に合宿をし、「未来におけるあたりまえのはたらき方」について、子どもたちの未来を見据えながら考えていた時期がありました。途中、コロナの影響で中断していましたが、昨年からは、Polarisの体制変更と共に、「ディレクター会議」として合宿が復活。2回目の今回は、参加者それぞれがPolarisの「現在と未来」について深く考察し、意見を交わすことを主眼に置いた企画となりました。新たにディレクターになった方が多かった昨年の合宿は、Polarisのビジョンや組織の考えについてのインプット中心でしたが、今年は自分たちの中から合宿担当チームをつくり、今自分たちに必要な研修を企画。Polarisの業務はオンラインが中心で、普段のディレクター会議もオンラインで実施するため、一同に会するのは1年ぶりです。共同代表の大槻・山本および各事業部のディレクター陣18名が、経営層、各事業部、そして個人の多角的な視点から、Polarisの今後の方向性を探る貴重な機会となりました。

司会進行のひろしさん(左)と、滋賀県からやってきた恵美さん(右)。恵美さんが紹介している地元でつくった甘酒飴は、研修で大人気でした。

1日目:担当していない事業の課題をみんなで考える

1日目は午後1時に合宿チームのひろしさんの進行でスタート。まずは、昨年から恒例の「こっそりバディ*」の相手を決めます。「こっそりバディ」とは、くじ引きで決めたバディを誰にもわからないようにこっそりとフォローし、研修の最後にバディのパーソナリティについて紹介する、という企画です。こうした役割をそれぞれが持つことで、研修に主体的に参加できますし、仲間への愛着が増し、より心地よいチーム形成につながっていきます。

*こっそりバディ…NPO法人コモンビートが主催する「100人100日ミュージカルプログラム」で実践する、心理的安全性を高めるための施策。https://commonbeat.org/news/53670/

こっそりバディパートナーの名前をくじ引き中。フォローの相手がわからないよう、ぎこちない所作の面々。

ちょっとしたドキドキと共にパートナーが決まった後は、組織にまつわる堅い話。共同代表より第14期までの売上推移や中長期計画が共有され、Polaris全体の現状と未来像を確認しました。
その後、事業伴走サービス、地域イノベーション、コミュニティ運営、まちのせいさく部、広報、自由七科(学び事業)の各事業部から「達成できたこと」「来期に向けて」「現状の課題」について発表が行われました。これらの発表を受け、数人のグループで、各事業部の課題解決に向けたアイデア出しが行われました。普段接点の少ない他事業部の状況を深く知る機会となり、異なる視点を取り入れることで、それぞれの事業に対する理解度が深まっただけでなく、活発な意見交換が全体の活気を高めたように感じられました。

グループワークの発表を全員で傾聴。真剣なまなざしの中にも笑いあり。

夕食は、高尾の自然豊かな環境の中でバーベキュータイム。その後は、焚き火を囲みながら、オンラインでは話す機会が少ないプライベートの話などして、ゆったりとした時間を楽しみました。

バーベキューにもやる気満々でチームワークばっちり。
炎の揺らぎを眺めながら、たわいのない会話ができる安心感。

2日目:個人のビジョンとPolarisの未来

2日目の研修スタートは午前9時。ではあるものの、参加者の中には午前6時から高尾山登山に出発するという、エネルギッシュな人も。早朝にもかかわらず山頂まで登り、9時のグループワーク開始時刻には着席している姿は、参加者の熱意を象徴しているようでした。

高尾山6号路を通って山頂へ。約2時間で往復!

2日目のメインは「Polarisという船を利用して、あなたは何をしたいですか?」について考えるワーク。この問いに対し、参加者一人ひとりがPolarisで実現したい自身のプランや秘めていた思いを共有しました。限られた時間ではありましたが、グループ内での対話や全体への発表を通して、多様な視点と未来への想いを感じることができました。

Polarisの経理を10年以上支えるちひろさん、普段なかなか会えないレアキャラ。
こっそりバディのパートナーについて語る、やなさん。

今回の合宿では、寝食を共にし、グループワークで深く広く対話することで、Polarisを多角的に捉えることができました。参加者それぞれが多様な視点から意見を述べ、多くの示唆に富むアウトプットが生まれたと感じています。これらのアイデアやプランが、今後のPolarisの事業にどのように活かされ、どのような変化をもたらしていくのか……来年の今頃を楽しみにしています。

岡山・滋賀からも集まりリフレッシュできた2日間。また来年も会いましょう!