Polarisの学び事業・自由七科では、自分らしいはたらき方・暮らし方をテーマに学びの機会をつくっています。
長くはたらくこと、心地よく暮らすことの基盤を考えると、欠かせないのはやはり「健康」です。
心地よさを掲げるPolarisの中でも腰が痛い、肩が…と、日々の疲れや不調が気になることも。今回は、健やかに暮らしはたらくための「健康」について学ぶ講座を企画しました。
今回は、会員制コワーキングスペースco-ba CHOFUで月1回開催している、会議室スナック「スナックPolaris」ともコラボ。
1時間の講義の後は、講師がマスターとしてカウンターに立ち、より近い距離で交流・会話を楽しみました。
日時:2025年6月25日(水)18:30~19:30
場所:co-ba CHOFU
参加費 一般:500円 /co-ba会員:無料
講師:糟谷 明範(かすや あきのり)
2006年に理学療法士免許取得後、総合病院、訪問看護ステーション勤務を経て、2014年に株式会社シンクハピネスを創業。「“いま”のしあわせをつくる」をビジョンに東京都府中市で活動している。
現在は、訪問看護、居宅介護支援、カフェ&コミュニティという3つの事業を行いながら、子どもたちが集うアトリエや、学生が運営するコミュニティスペース、お菓子工房、オフィス、お店などさまざまな人やモノ、コトが集まる「たまれ」という場づくりをしている。2023年に社会デザイン学修士号取得。現在は社会デザインの可能性を多彩な視点から拡げていくためのメディア、ブルーブラックマガジンで連載を担当している。
訪問看護、居宅介護支援だけでなく、カフェ&コミュニティの運営も手掛ける糟谷さん。参加者同士のコミュニケーションも交えながら、姿勢について学んでいきました。
まずは、姿勢が体に及ぼす影響について知識のインプット。続いて、参加者同士がペアになって、体の傾きなど、それぞれの姿勢・座り方につい観察しあう時間が設けられました。「右肩が少し下がっていますね」「つま先が左だけ少し外に開いていますね」など、良い悪いの判断ではなく、素直に見たままの情報を相手に伝えてる―客観的に自分の姿勢を捉えられる貴重な機会です。
自分のクセを知った後は、“よい姿勢”を保つためのちょっとしたコツをレクチャーいただくことに。
コツはとてもシンプル。一つは「イスに座る際、足の付け根にあるお尻の骨(坐骨)2つを均等にイスの上に乗せる」、二つ目は「足裏は両足とも床に着けて座る」ことを意識すること。これだけで適度に下腹部にも力が入り、姿勢を保つのに必要な筋力も鍛えることができるそうです。
そして、筋力をつけるための日々の運動と食事も大切と、糟谷さん。サルコペニア(筋肉量や筋力の低下による身体機能の低下)の判断基準の例や、高齢者の”痩せ”は総死亡率が高い、という調査結果を共有してくれました。
講座終了後は、隣の会議室に場所を移して、糟谷さんには引き続き「スナックPolarisのマスター」としてカウンターに立っていただきました。
講座参加者だけでなく、スナックPolarisにやってきた新たなお客さんも交えて、改めて自己紹介やご自身の活動や興味関心について、会話を楽しみました。
参加者アンケートでは、「講師の方のお人柄が出ていて、講座自体がいい雰囲気だった」という感想も。やわらかで温かな雰囲気をまとった糟谷さんのおかげで、co-ba CHOFUには穏やかで健やかな空気が生まれていました。
スナックPolarisは、月に1回、日替わりママ・マスターをお迎えして定期開催しています。
Polarisやco-ba CHOFUのSNSにて情報発信をしていますので、気になった方はぜひ一度いらしてみてください。
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