8月5日からスタートした、Polaris創業10周年記念プロジェクト〜Polaris今昔物語。全15本の動画を公開し、8月20日の生配信を最後に無事終了いたしました。その周年動画企画の内容について、3回に分けてお届けいたします。
2010〜2013年のVOL.1は、創業前〜初期について。
Loco-workingという言葉も、セタガヤ庶務部という組織も、この頃生まれました。
地域ではたらくことを新しくしたいという想いから生まれた「Loco-working」
庶務ならやれるかも、そんな一歩を後押しした「セタガヤ庶務部」
振り返ってみると、あの頃描いていた未来、目指していたことは、ひとつも変わっていない、そんなことを再確認した5本の動画でもありました。 ぜひ、以下の動画で初期のPolarisをお楽しみください。
Polarisの目指すはたらきかたは、workingではなく”co”−working。創業者市川望美が、自分たちが目指す働き方は…とモヤモヤしていたころ、「これだ!」とたどり着いたのが佐谷恭さんのブログでした。10年前、日本のコワーキングスペース黎明期の話、そしてその後の佐谷さんの変遷とともに2010年を振り返ります。佐谷さんのトークには、Polaris大槻・市川も終始笑いが絶えません(笑)そんな記念すべき第1回です。
「ここで採択されたらやれってことだと思って」
Polarisは、内閣府「地域社会雇用創造事業」の一環である、
iSB公共未来塾というビジネススクールのコンペ採択を経て、創業しました。
その時の塾生仲間は、違う事業を立ち上げつつも同じ思いを持った仲間。
あの頃のわたしたちが描いていた未来と10年の歩みを
塾生仲間 森田由紀さん、橋本敦子さんと振り返ります。
”地域ではたらく”ことを新しくしたい
それが”Loco-working”という言葉のはじまり。
2011年は、震災なども経て新しいはたらき方の機運も高まってきた頃でした。
NPO法人Loco-working協議会をともに立ち上げ、
女性のはたらき方だけではなく、地域で暮らし、はたらくすべての人にとって
Loco-workingをどう実現していくかを追求してきた仲間、
株式会社フクフクプラス 磯村歩さんと当時を振り返ります。
時間と場所の制約を越えて、多様で柔軟なはたらき方を創る。
「セタガヤ庶務部」はそれを体現する組織として、2012年にスタートしました。
とはいえ、海の物とも山の物ともつかぬセタガヤ庶務部へ最初に飛び込んでくれたメンバーがいてくれたからこそ、今日のPolarisがあります。
個性豊かな(笑)初期メンバーとともに、セタガヤ庶務部立ち上げの頃を振り返ります。
子育て中の女性たちが一歩を踏み出す、中小企業庁のプロジェクト
通称「ママインターンプロジェクト」
初めての協働プロジェクト、多くのチャレンジがありましたが、
進めていくなかで、受発注を超えたチーム、そんな雰囲気を感じることができました。
担当のお二人と、2013年当時を振り返ります。
非営利型株式会社Polarisは、開発中の分譲マンション「Billia City ふじみ野」の販売センター内に併設された、コミュニティ施設「Loco-space Fujimino 」の運営を、7月より開始しました。
「Loco-space Fujimino 」は、地域住民とともに運営をおこなう、上福岡・ふじみ野エリアの情報ステーションです。
地域の商店や地域で起業している方とのイベント企画運営、レンタルスペース運営、地域住民によるSNSでの地域情報の発信、くらしのくうき地域情報コンシェルジュ(地域住民による新築分譲マンション購入検討者向け対面相談サービス)の実施等を通して、地域に新しいつながりを生み出し、既存の地域コミュニティと混ざり合う場づくりを目指します。
所在地:埼玉県ふじみ野市上福岡1-3-2
Loco-space Fujimino Instagramアカウント:https://www.instagram.com/loco.space.fujimino/
レンタルスペース予約サイト:https://upnow.jp/loco-space-fujimino
※2021年8月初旬よりレンタル開始予定
非営利型株式会社 Polaris
設⽴:2012 年 2月
所在地:東京都調布市小島町2-51-2 寿ビル 2F
代表取締役:大槻昌美
URL:https://polaris-npc.com/
事業内容:ロコワークデザイン事業、コミュニティ形成支援事業、学び事業
本件に関するお問い合わせ
非営利型株式会社Polaris 山本弥和
連絡先:pr@polaris-npc.com
2021年8月20日、Polarisは創業10周年を迎えます。
未来におけるあたりまえのはたらき方を創る、という壮大なミッションを掲げ、2011年に立ち上げたPolaris。
Polarisの1年1年には、その都度、共に駆け抜けてくれた仲間と、さまざまなパートナーのみなさんの存在がありました。
無事10周年を迎えることができたのも、みなさんがいてくださったからこそ。
そこでこの度、重ねてきた10年、それぞれの年を、一緒に駆け抜けてくださったみなさんと、ゆかりのある経営メンバーとで、あのとき、あの瞬間を振り返る記念プロジェクトを企画しました。
ぜひ多くのみなさまに、記念プロジェクトをご覧いただき、共に創業10周年を面白がっていただければ幸いです。
2010年の創業準備期から2021年の現在まで、各年のパートナーとの対談動画
8月5日より、毎日1本カウントダウン投稿し、8月20日にフィナーレを迎えます。
YouTube(Polarisチャンネル)⇒Polaris Facebookページにて配信
配信日
振り返り年度/タイトル/聞き手
2021年8月5日
2010年
「コワーキング」との出会い
インターンとしてお世話になったPAX Coworking 佐谷恭さんと。
聞き手:市川望美 大槻昌美
2021年8月6日
2011年
iSB公共未来塾 コンペ採択を経てPolaris誕生
あの頃のわたしたちが描いていた未来と10年の歩み
採択仲間 森田由紀さん、橋本敦子さんと。
聞き手:市川望美 大槻昌美
2021年8月7日
2011年
Polarisのはたらき方の総称である
「Loco-working誕生」秘話を語る
フクフクプラス 磯村 歩さんと。
聞き手:市川望美 大槻昌美
2021年8月8日
2012年
「セタガヤ庶務部」誕生
想いはありつつも、海の物とも山の物ともつかぬセタガヤ庶務部へ最初に飛び込んでくれたメンバーと振り返る。
聞き手:大槻昌美 野澤恵美
2021年8月9日
2013年
通称「ママインターンプロジェクト」
子育て中の女性たちが一歩を踏み出す、
中小企業庁のプロジェクト。
数ある女性向けの団体の中から、なぜPolarisを?
当時のプロジェクト担当と振り返る。
聞き手:大槻昌美 市川望美
2021年8月10日
2014年
はじめての地域展開「ブンキョー庶務部」
当初より、◯◯庶務部、地域展開を想定していたPolaris、ブンキョ−庶務部メンバーと、
実際の立ち上げの苦労と成果を語る。
聞き手:野澤恵美 山本弥和
2021年8月11日
2014年
コミュニティの達人からみる
「Polarisのシゴト軸のコミュニティ」とは。
3周年記念イベントに登壇いただき&現在も幸せなコミュニティ研究を共に進めるCRファクトリー呉哲煥さんと。
聞き手:市川望美 山本弥和
2021年8月12日
2015年
地域情報提供サービス
「マチアイ」リクルートと業務提携
なぜ、Polarisとプロジェクトの立ち上げを??
元リクルートマチアイ担当と。
聞き手:大槻昌美 野村香奈
2021年8月13日
2016年
co-ba CHOFUのはじまり
(初めて「女性」を越えたコミュニティづくり、受託によるコミュニティ運営→事業譲渡)
co-ba CHOFU発起人、初期会員と。
聞き手:大槻昌美 市川望美
2021年8月14日
2017年
Polaris関西へ。
現在、関西のPolarisメンバーが熱い!
Polaris関西メンバーと、関西チームのはじまりを語る。
聞き手:野澤恵美 市川望美 山本弥和
2021年8月15日
2018年
Polarisの基幹事業となった
コミュニティ運営の始まりを語る。
パートナー企業のみなさんと。
聞き手:大槻昌美 市川望美
2021年8月16日
2019年
地域を変える女性の力、藤里プロジェクト
藤里側プロジェクトメンバーと。
聞き手:大槻昌美 野村香奈
2021年8月17日
2019年
二枚目の名刺プロジェクト。
Polarisでプロボノしてみてどうでした?
二枚目の名刺サポートプロジェクトメンバーと。
聞き手:市川望美 山本弥和
2021年8月18日
2020年
コロナ時代のはたらきかた
東京都女性活躍推進大賞 地域部門大賞
コロナ禍でもはたらき方に変化がなかった??
Polaris在宅ワークメンバーたちと振り返る。
聞き手:大槻昌美 野村香奈
2021年8月19日
2021年
次世代へ繋ぐ。
Polarisメンバーの子どもたちからみた、母たちとは。
聞き手:大槻昌美 山本弥和
2021年8月20日
20時~生配信
2021年
Polarisのこれから
(co-ba CHOFUから経営メンバー5人が生配信)
出演:大槻昌美 市川望美 野澤恵美
野村香奈 山本弥和
その土地・地域に暮らす人たちの「くうき感」を伝える仕事『くらしのくうき』。
この度、港区芝浦エリアに新しくできる分譲マンションの地域調査として、これから芝浦エリアに引っ越してくる方たちに向けた情報収集のための「地域情報座談会」を実施します。
今回の募集は子育てを卒業した世代の方と、DINKSの方。
お買物のこと、お出かけのこと、習い事やアクティビティなど、芝浦エリアにお住まいの大人の方の「ふだんの暮らし」について、リラックスした雰囲気の中でお話ししていただける方を募集しています。
田町駅東口エリア、芝浦ふ頭駅周辺エリアにお住まいの
①子育てを卒業した女性の方(50代後半〜60代前半くらいの方)
②DINKSの女性の方(20代後半〜30代くらいの方)
日程:7月31日(土)午後2時間程度
内容:座談会形式にて、芝浦エリアのお気に入りスポットについてお話ししていただきます。
謝礼:5,000円 (ご夫婦で参加の場合は1組あたり8,000円)
場所:田町駅、芝浦ふ頭駅周辺会場
*ご夫婦での参加も大歓迎です。
*事前アンケートにお答えいただきます。
*座談会の様子を撮影させていただきます。撮影した画像は物件サイトなどで使用しますので、撮影不可の方のご参加はご遠慮ください。
ご参加いただける方は、下記のフォームよりアンケート回答にご協力をお願いします。
応募者多数によりご参加いただけなかった場合については、アンケートにお答えいただいた謝礼として、500円分のAmazonギフト券をご登録いただいたメールアドレスにお送りいたします。
locowork-info@polaris-npc.com
件名:【くらしのくうき 芝浦】地域情報座談会
メールにてお名前を記載の上、ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
企画運営:非営利型株式会社Polaris
その土地・地域に暮らす人たちの「くうき感」を伝える仕事『くらしのくうき』。
この度、練馬区石神井エリアに新しくできる分譲マンションの販売前の事前調査として、「子育てお出かけMAPづくりワークショップ」を実施します。
これから石神井エリアに引っ越してくる子育てファミリーに向けた「子育てお出かけMAPづくり」のための、地域情報とアイディアを出してくれるメンバーを募集しています。
石神井公園駅~上石神井駅周辺にお住いの子育て中の女性 (乳幼児〜小学生のお子さんがいる方)
*子連れ参加OK。(お連れになるお子さんの年齢を教えてください。)
*事前アンケートにお答えいただきます。
【日程】8月下旬頃 2時間程度。
【内容】座談会形式にて、石神井エリアのお気に入りスポットについてお話ししていただきます。
【謝礼】4000円
【場所】石神井公園駅もしくは上石神井駅周辺会場
【日程】 9月初旬頃 2時間程度。
【内容】座談会で出た情報を元に、掲載する情報を決める「編集会議」を行います。
【謝礼】4000円
【場所】石神井公園駅もしくは上石神井駅周辺会場
【日程】9月中旬頃 2時間程度。
【内容】「編集会議」の2回目。掲載情報の深堀りを行います。
【謝礼】4000円
【場所】石神井公園駅もしくは上石神井駅周辺会場
ご参加いただける方は、下記のフォームよりアンケート回答にご協力をお願いします。
日程や会場の都合により、ご参加いただけなかった場合については、アンケートにお答えいただいた謝礼として、500円分のamazonギフト券をご登録いただいたメールアドレスにお送りいたします。
ロコワーク事務局
locowork-info@polaris-npc.com
件名:【くらしのくうき 石神井】子連れでお出かけMAP座談会
氏名をご記載の上、メールにてご連絡をお願い致します。
ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
企画運営:非営利型株式会社Polaris
「地域に暮らし、はたらく人たちの豊かさに貢献していきたい」そんな思いを多様な人たちと共有し、市川市南八幡で新設のコミュニティ施設運営がスタートします!
施設は1Fと2Fに分かれていて、1Fは主にクラフトや料理に特化してのコンテンツ、2Fは子育て中の方や地域の方が過ごしやすい空間配置になっています。キッチン付きのスペースや自由度の高い土間の空間、ゆったりと過ごせる図書スペースなど、近隣の人が居心地よくよりどころとなるような場になるよう、ここからソフト部分を一緒に作り上げていきます。
クライアントにとっても初めての試みとなるので地域団体や関係者とともに試行錯誤しながらの運営スタートとなります。このコミュニティ施設の運営スタッフとしてジョインしてくれるメンバーを募集します。
※説明会への参加は必須となります。録画対応はしません。
※休館日は基本的に年末年始のみとなります。
受付/会員対応/施設管理/見守り保育/事務処理/広報/料理教室補助/企画 等
対象:オープン準備~クローズまでの通し勤務が可能な方
勤務日時: 月~日(祝日含む)の9時半〜17時半(開館時間が変更になる場合があります)
勤務地:千葉県市川市南八幡3-14-1 1F/2F
最寄駅:総武本線・都営新宿線 本八幡駅
報酬:
研修〜トライアル報酬(1,013円/1時間あたり)
本稼働(1200~1300円/1時間あたり)(交通費1000円まで支給)
条件:
・基本的なPCスキル(Word/Excel/PowerPoint/Googleツール)
・基本的なメールマナーを知っている
・新しいアプリケーションを使用することに抵抗がない
・勤務時間帯全て入れること。※15時までの勤務のみというのは基本的にNG
募集人数:10名程度(シフトは2名体制です)
契約形態:業務委託契約
7月27日(火)13時〜14時
7月29日(木)10時〜11時
希望の日時をお選びください
7月25日(日)18:00
※応募者多数につき募集を終了いたしました。
いつ出るかわからない辞令。その度に引っ越しを繰り返す転勤族。厚生労働省の独立行政法人である「労働政策研究·研修機構」が行った調査によると、現在日本の正社員の3割以上が転勤族であるというデータもあり、その数は500万人にものぼる*といわれています。転勤族のパートナーを持つ妻、いわゆる「転妻」は、これまでパートナーの転勤に同行するために、自ら築いてきたキャリアを手放さなくてはならず、人生に対する不安から「転勤うつ」を発症する人もいるといいます。また、いざ仕事をしようと思っても、転勤の不安から踏み出せない転妻も少なくありませんでした。
しかし、最近では場所を問わず「仕事をどのように切り拓いていくか」ということが注目されはじめ、新しいはたらき方を模索する転妻が増えてきています。Polarisのメンバー、野津沙耶香さんも「転妻」のひとり。同じような悩みを抱えていましたが、現在はご主人のオーストラリア駐在に同行し、現地からオンラインで日本とつないで仕事をしています。「転勤」という不安定要素を抱えながら女性がはたらく、ということについて考えてみました。
*出典:企業における転勤の実態に関するヒアリング調査(独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT))
――現在、オーストラリアのメルボルンで暮らしながら、日本のデザイン会社や不動産会社の業務サポートやプレスリリースの制作など、多岐にわたる業務を担当している野津さん。どのような経緯を経て、Polarisでお仕事をするようになったのでしょうか。
野津さん:学校を卒業した当初は、信販会社の事務職としてはたらいていました。結婚·出産後も仕事を続ける予定でいましたが、出産と同時に夫のアメリカ留学が決まり、退職を余儀なくされました。帰国後、駐在前まで働いていた信販会社の再就職制度を利用するつもりでいたのですが、子どもの預け先を見つけることができずにいるうちに、今度は夫のタイ駐在が決まってしまって…。結局再就職を断念しました。
専業主婦という選択は自分が望んでいたことではなかったのですが、もう一度はたらくことには大きな壁がありました。帰国後チャレンジして採用された仕事を、突然の辞令でやめざるを得なかったという経験もトラウマになっていたのだと思います。
きっかけは2013年、タイから帰国して間もない頃でした。何気なく観ていたニュース番組で、Polarisの「セタガヤ庶務部」の存在を知りました。子育てや介護で時間、場所の制約がある女性たちが、今の暮らしも大事にしながらはたらける場所。これだ!とすぐに問い合わせました。登録した当時は、これからどのようにはたらいていきたいか、という将来的なビジョンについてあまり深く考えていませんでした。ただ、今もこうして海外にいながらお仕事をさせていただいているので、よいご縁だったな、と思っています。
――海外と日本では生活事情も異なることが多いと思います。お仕事をするうえで、普段から心がけていらっしゃることはありますか。
野津さん:オーストラリアは日本との時差も1時間(サマータイムでは2時間)しかなく、幸い時差を気にする必要はありません。しかし、日本の祝日などを忘れていると、先方に確認をとりたいときに取れず困ることがあります。祝日を把握し、普段から作業を前倒しで進めるように心がけています。
生活事情は日本とは大きく違っています。メルボルンでは、日本のように交通網が整っていないので、子どもたちの学校や習い事への送迎は親の仕事です。実際に、毎朝8時には中学3年生の娘を片道約30分かけて学校まで送り、15時に再び学校に迎えに行く、というのが日課になっています。1日のうちで子どもの送迎に充てる時間は、一般的な日本の事情に比べると長いかもしれません。業務に充てられるのは送迎の間の時間だけです。でも、長期休暇を除けば基本的に送迎のスケジュールは決まっているので、それにあわせて時間を有効的に組み立てれば、業務に支障がでることはありません。
――昨年からのコロナの蔓延で、オーストラリアも大変だったと聞きます。業務にも影響があったのでしょうか。
野津さん:コロナの影響でオーストラリアは国境を閉ざし、今も(2021年5月末現在)長期的なロックダウンが行われています。オーストラリアはもともと日本より広大な土地を有しているので、近所に何軒もスーパーマーケットがひしめくような環境には恵まれていません。トイレットペーパーや生活必需品がスーパーの棚から消えたときは、スーパーをはしごするのに車を走らせ、移動時間に多くの時間を費やさなければなりませんでした。いつもなら業務に充てられるはずの時間に家に帰ることができず、焦る気持ちで車を走らせていたこともあります。でも、「昼間は買い物の時間、夜は業務の時間」と気持ちを切り替え、割り切るようにしました。柔軟に時間を使うことができるのも、Polarisの仕事のメリットだと思います。
――2013年からPolarisではたらかれている野津さんですが、これまでご自身の中で変化はありましたか。またPolarisは野津さんにとってどのような存在なのでしょうか。
野津さん:コロナが世界的にはやり始めた2020年3月から現在に至るまで、オーストラリアは国境を閉鎖しています。また、メルボルンでもロックダウンが長期にわたって導入され、当時中学2年生だった娘は、トータルで4ヶ月ほどしか登校できず、ほとんどがオンライン授業でした。夫も1年近くリモートワークを強いられました。でも、Polarisの仕事は在宅でできるので、このようなときでも大きな影響はありませんでした。今も4回目のロックダウン中です。これがいつまで続くのか、また5回目があるのか、生活をするうえでは気になりますが、業務に関してはもはやロックダウンを大きな問題だとは思わなくなりました。
再就職への道が拓けなかった時期、社会から取り残されたような寂しさを味わうこともありましたが、Polarisではたらき始めて「今の自分に出来る仕事を、できるときにする」ことが大事なのだ、という意識に変わっていきました。そして今、今度は遠く離れた地でも業務に携わらせてもらって、「日本と繋がっている」と実感しています。オーストラリアでの生活は充実していますが、やはり言葉や食べものも違う異国で暮らす中で、常に日本との繋がりを保ち続けていられる、というのは精神的にとても大きな支えになっています。
――野津さんご自身、これからどのようなはたらき方をしていきたいですか。
野津さん:これまでも様々な場所を転々としてきましたが、今後も夫の辞令次第では、いつ、どこに引っ越しをするのか、それが日本なのか、海外なのかもまったく見当がつきません。さらに娘が15歳になり、色々と難しい年齢になってきたので、彼女の気持ちも大事にしてあげなくてはいけないな、と感じています。そういう意味では、私の今後は自分でも予測できない面白いものだな、と思っています。娘を出産した15年前には、海外に住みながら在宅で仕事ができるなんて想像もつきませんでした。時代とともにはたらき方は多様になったと思います。外ではたらいてみたい、という気持ちもありますが、私にはPolarisではたらく今のスタイルがあっているので、きっとしばらくは現状と変わらないスタイルではたらいていくのだと思います。
自分の「はたらきたい」という思いと同じように、妻として、母として、日々家族の思いも受け止めている転妻たち。「転勤」という不安定要素を抱えながら新しい一歩を踏み出すのは、容易なことではありません。
Polarisでは、子育てなどではたらくことに制約がある人たちが、時間や場所に左右されずにはたらくことができるよう、オンラインでの業務を中心に行ってきました。そのため、いつ引越しをするかわからない、という「転妻」たちも安定して業務を担当できる仕組みになっています。
今回、Polarisの柔軟なはたらき方は、コロナのような社会的に大きな変化にも左右されずに存続し続けることができると証明してくれています。しかし、Polarisではたらくということの意味は、どんな状況でも変わりなく仕事を続けられる、という物理的な安定以上に、仕事を軸とした精神的支えの基盤を獲得する、というところにも見出せるのかもしれません。
自分の今後について「予測できないから面白い」と前向きに受け止められるようになった野津さんのことばは、多くのことを語ってくれています。
その土地・地域に暮らす人たちの「くうき感」を伝える仕事『くらしのくうき』。
この度、港区芝浦エリアに新しくできる分譲マンションの地域調査として、これから芝浦エリアに引っ越してくる子育てファミリーに向けた情報収集のための「地域情報座談会」を実施します。
お買物のこと、保育園のこと、子どもの遊び場のことなど、芝浦エリアにお住まいの方の「ふだんの暮らし」について、リラックスした雰囲気の中でお話ししていただける方を募集しています。
田町駅東口エリア、芝浦ふ頭駅周辺エリアにお住まいの子育て中の女性(乳幼児〜小学生のお子さんがいる方)
日程:7月下旬(土・日・祝日の午前中 2時間程度)
内容:座談会形式にて、芝浦エリアのお気に入りスポットについてお話ししていただきます。
謝礼:5,000円 (ご夫婦で参加の場合は1組あたり8000円)
場所:田町駅、芝浦ふ頭駅周辺会場
ご参加いただける方は、下記のフォームよりアンケート回答にご協力をお願いします。
応募締切:2021年7月7日(水)まで
※応募多数につき募集終了とさせていただきました。
日程や会場の都合により、ご参加いただけなかった場合については、アンケートにお答えいただいた謝礼として、500円分のAmazonギフト券をご登録いただいたメールアドレスにお送りいたします。
locowork-info@polaris-npc.com
件名:【くらしのくうき 芝浦】地域情報座談会
メールにてお名前を記載の上、ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
企画運営:非営利型株式会社Polaris
経営者や行政マン向けセミナーの、運営アシスタントの募集です。
北参道駅すぐの場所で、現地受講生やオンライン受講生、講師の方のサポートや換気などを行っていただきます。
Zoomのサポートもあるので、Zoomの使い方がわかる人歓迎です!
民間企業や自治体向けのセミナーを数多く行っている企業での、セミナー運営のサポート業務になります。
現地とオンライン(Zoom) で、並行でセミナーを実施しているため、現地とオンライン双方のサポートを行っていただきます。
セミナー前後の準備後片付けとセミナー中の見守り、オンライン受講生へのチャット対応などが主な業務です。
基本的なビジネスマナー、基本的なPCスキルがあり、Zoomの簡単な操作ができる(または学ぶ意思がある)方にぜひお願いしたい業務です。
稼働場所:副都心線 北参道駅すぐ、JR代々木駅徒歩10分
勤務時間:平日9:15~17:00(途中休憩1時間)または、12:00~17:15
※1ヶ月ごとのシフト制
業務内容:セミナー運営アシスタント業務。受講生や講師の方のサポート/会場内温度管理・換気など/Zoom操作サポート/会場準備片付け
報酬:1時間あたり1300円(トライアル期間は、1150円とします)
交通費:実費にてお支払いします(ただし、1日 1000円を上限とします)
募集人数:1名
応募条件:月5回以上勤務可能な方(たくさん入れる方歓迎です♪)/基本的なビジネスマナー/簡単なZoomの操作ができる方/守秘義務が守れる方
※Polarisとの業務委託契約となります。
ご興味のある方は、まずは説明会にご参加ください!
業務説明会日程
7月5日(月)13:00-14:00
7月6日(火)15:00-16:00
業務説明会開催方法:zoomオンラインミーティングにて実施
※ご都合の合わない方については、業務説明会の録画を7/9(金)までに試聴の上、7/9中にエントリーをお願いいたします。
録画参加の方については、別途オンライン面談(15分程度)を行います。
7/12の週にオンラインにて1時間程度の研修を行い、7月後半からの業務開始となります。
シフト調整については、採用が決まった段階で希望を伺います。
応募締め切り:6/30(水)
求人に関する問い合わせ先:kadokawa.katsuki@polaris-npc.com