【開催レポート】おうちから起業講座ステップアップ講座「ディスプレイ きほんのき」

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【開催レポート】おうちから起業講座ステップアップ講座「ディスプレイ きほんのき」

おうちから起業講座ステップアップ講座「ディスプレイ きほんのき」を2020年1月14日に武蔵野台商店にて開催しました。

Polarisが毎年開催しているおうちから起業講座のステップアップ編として初開催した講座は、自分で事業を始めたものの「もう一歩成長したい」「これでいいのかわからない」など始めてからのモヤモヤをサポートするべく企画したものです。

Polarisのイベントを担当する松田恵が、はたらきかたマルシェや地域イベントで作家さんや事業をされている方々と関わる中、ついつい足を止めるブース、手に取り購入する商品、そして通り過ぎてしまう差は何なのかが、気になっていました。

それぞれの魅力や想いの伝わり方に差があるのではないかと考え、Polarisとしてできるサポートとして、ディスプレイ講座の開催に繋がったと、企画に対する想いを語り、講座がスタートしました。

講師は全国の選りすぐりのクリエイターから、自ら取り寄せをして様々な企画を立てている「旅する雑貨R」の小川佳子さん。子育ての生活から「本当に好きなことをしたい!」と雑貨の世界に飛び込み、活動をスタートされた先輩起業家でもあります。

講師の小川佳子さん

講座は、座学でディスプレイの基本を学び、応用・実践として持参した商品や什器を使ってディスプレイ実技の二部構成で行われました。

講座前の参加者の方々の思いを聞くと、「イベント当日は時間や会場への対応で手一杯になってしまう」「開場までに並べることで精一杯になりやすい」「ディスプレイに悩むことが減れば、売ることに専念できるのではと思う」「並べることで精一杯ではいけないというモヤモヤがあった」などの声がありました。

ディスプレイの基本

講座の前半の座学では、講師の小川さんのテキストに沿ってディスプレイの基本を学びます。

ディスプレイの見やすさとコミュニケーションの関係、世界観を作るために押さえておきたいポイント、色選び、並べる商品選びのコツ、ディスプレイの余白の取り方、什器の選び方、ポップの使い方などまさに「きほんのき」。マルシェなどに出展する際の壊れにくく、運びやすい什器選びなど理論を踏まえつつ、実践的な内容でした。座学でありながら、楽しい内容に参加者も「すごい!」「買います!」など合いの手が多い盛り上がりのある雰囲気で進みました。

質疑では、「ディスプレイを会場に合わせるべきなのか?」「余白はどれくらいが目安か?」など実践的な質問が多く出ました。

 

ディスプレイの実践

始めは参加者だけでディスプレイを作っていきました

実践編では、まず参加者が持参した商品や什器を使いディスプレイを作り、講師の小川さんと相談しながら、ディスプレイをブラシュアップしていきます。目の前で組み替えていくので、構成の変更やアイテムを加えた効果が理解しやすくなります。

平面的なレイアウトに高さを出す什器、世界観を出すドライフラワーを追加

講師の小川さんとともにレイアウトし直したディスプレイ

写真のディスプレイは、最初は平面的な構成のディスプレイでしたが、高さを出し、世界観を表現するようなアイテムを出すことでグッと魅力が伝わりやすくなりました。

 

講座を終えた参加者の方からは、「色々なお客様の要望を聞くことで自分の世界観に迷いがあったけれど、ここで一緒に考えていくことで明確になってきた」「基本がわかることで何をすればいいかわかってきた」という声が聞かれ、起業を始めてからのステップアップ講座としての必要性が語られました。

 

講座の成果発表ミニマルシェを開催!

本講座は講座・ミニマルシェ・店舗販売がセットになっています。次回は武蔵野台商店でのおうちから起業講座のオープンセミナーと同時開催で、ディスプレイ講座の成果を発表としてミニマルシェを開催します。オープンセミナーのトークセッションのゲストには講師の小川さんも登壇されます。得意を仕事にしたい、暮らしの中で仕事をしていきたい方、趣味の副業に興味がある方など自分らしい起業にご興味ある方は、ぜひご参加ください!

 

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