「Brillia City西早稲田」入居後の居住者中心コミュニティづくりをサポート

投稿者:polaris_sakae

「Brillia City西早稲田」入居後の居住者中心コミュニティづくりをサポート

Polarisは豊島区高田の分譲マンション「Brillia City西早稲田」で、マンション居住者向けのコミュニティづくりをサポートしています(2022年10月~)。
ここでのコミュニティづくりの取り組みを「知の森コミュニティ」と名付け、「マンションでたまに見かける人」から「顔を見ると安心する人」の関係になるよう、緩やかな関係づくりに取り組んでいます。
2年間のサポート期間に様々なイベントを実施。イベントに参加して楽しい時間を共有したり、イベントの企画や運営への参加を重ねたりすることで、Polarisのサポート期間終了後は、居住者が主体となってコミュニティづくりをしていけることを目指しています。

2022年秋、最初のイベントは、オンラインでのあいさつ会(午前の部)を実施。感染症が心配な方や小さなお子さんがいる方も自宅から気軽に参加いただけました。午後の部ではマンション共有部ツアーを開催。要予約のゲストルームやスタジオはまだ利用経験がない方が多く、これを機に「今度利用してみよう!」という声がたくさんあがりました。

また、参加者がマンション近くのお気に入りの場所を書いたふせんを貼って、「みんなでつくるご近所マップ」を作成。
世代の違いやライフスタイルの違いによって、お気に入りの場所が異なるため、以前からこのエリアに住んでいる人にとっても新たな発見のあるマップとなったようです。
地域の話題は誰でも気軽に話しやすく、「ご近所の方となかなか親しくなるきっかけがなかったので、お話できて嬉しい!」との声が聞かれました。

こうして2022年秋のイベントを皮切りに、知の森コミュニティではハロウィンイベントやマンションの中庭での自然観察会、お気に入りの本を持ち寄って交流するブックギャザリングなど、様々なイベントを実施し、多様な世代の方が交流しています。

2023年秋に実施したハーブカクテルイベントの様子
レクチャー後は講師を交えてハーブを楽しむ交流会

また、居住者中心のコミュニティづくりを進めていくために、知の森コミュニティ連絡会(愛称:知の森s)を発足。イベントの企画や今後のコミュニティづくりに興味がある有志の居住者が中心となり、どんな活動やイベントを行っていきたいか、コミュニティづくりがどのようになされていくのが望ましいか、みなさんと共に話し合っています。

“知の森s”での企画会議の様子。

その結果、
「学区の小学校の話をテーマにする場をつくりたい」
「子どもの物や生活用品などを交換しあう場を通して交流できたら」
「得意の料理を活かして気軽な集まりの場をつくりたい」
など居住者自身がやりたいことをベースにして、さらに、そのテーマ毎に運営に関わりたい居住者を募って、企画毎のチームが立ち上がりました。
また、イベントの企画だけでなく、Polarisの伴走期間が終了する2024年5月以降の“知の森s”運営についての議論も並行して進めるなど、「ご近所づきあい」をアップデートし、様々な世代の方が自分の「好き」や「得意」を活かしながら、ゆるやかに繋がっていける場づくりが始まっています。

このようにPolarisではコミュニティ当事者の方の事務局の役割を担い、チームメンバーの多様な意見を整理して、コミュニティが自走するための基盤づくりをしています。
古き良き「ご近所づきあい」は、現代にはフィットしなくなってきた一方で、人と人との繋がりは形を変えながら求められています。今の時代に合った繋がりを居住者とともに試行錯誤しながら、マンションコミュニティづくりに活かしたいと、Polarisは考えています。

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