【参加レポート】「NPO事業承継サミット2023~女性中心型組織とリーダーシップ」から考える、意思決定・代表交代・インパクト

投稿者:polaris_iwatani

【参加レポート】「NPO事業承継サミット2023~女性中心型組織とリーダーシップ」から考える、意思決定・代表交代・インパクト

2023年10月30日(月)にサイボウズ株式会社で実施された「NPO事業承継サミット2023」において、非営利型株式会社Polaris創業者の市川望美と2代目代表取締役の大槻昌美が登壇しました。創業者である初代と事業を継いだ2代目、それぞれの視点を通して女性中心型組織における意思決定や代表交代について語りました。

組織の多様性と発展を促すため――代表交代のきっかけ

本日のモデレーターは、Polarisも長くお付き合いさせていただいているサイボウズ株式会社ソーシャルデザインラボの渡辺清美さん。大槻からPolarisを紹介の後、市川からPolarisの創業のきっかけと代表交代に至った経緯を説明しました。

下段3名が創業メンバー。現在は5人で共同経営。

16テーブルがほぼ埋まってしまうほど、たくさんの人にご参加いただきました。

経営面では実績があまりなかったからこそ、Polarisが掲げるミッションやビジョンの賛同者を増やして世の中に問いかけることを「市川代表」期で行ってきました。対して代表交代後の「大槻代表」期は、事例や実績も蓄積されてきて、ビジネススキームが固まりつつある時期に、大事な融資を受けたり大手企業と連携したり、顧問の税理士に組織基盤を見ていただいたりと、ビジネスの基盤強化を図ってきています。

葛藤の末に、初代と2代目が選択した決断とは

ここで、初代市川代表から大きなバトンを引き継いだ2代目大槻代表が、2代目ならではの苦悩を語りました。

対して初代市川は、創業者ならではの苦悩と、その後に初代と2代目が下した大きな決断について語りました。

事業を通して「Polarisであること」を表現する

最後の質疑応答では、サイボウズの渡辺さんが代読する形で、大槻・市川に寄せられた、参加者からの質問に答えていきました。代表交代に関することはもちろん、組織の定義を問うものから経営スタイルや事業縮小など、Polarisの経営に関することまで幅広いジャンルの質問をお寄せいただきました。

Q.女性中心型組織ということでしたが、実際に組織やお客様にはどれぐらい女性がいらっしゃるのでしょうか。

Q.大槻さんは現時点で継承を考えていらっしゃいますか。

Q.第3フェーズはどんな成長段階を担っていくか。事業縮小のフェーズなども考えていますか。

Q.創業時点で描いていたビジョナリーな代表交代を実現させるのは、なかなかできることではないという印象です。それを可能にした要因は何だったのでしょうか。女性中心型組織であることは成功要因に関係しているのでしょうか。

Q.早めに代表交代しようと思ったきっかけは何ですか。

Q.組織の運営にあたりルールやマニュアルがありますか。

Q.2代目大槻さんになられて、ある意味ビジネスになってきたとのことですが、それに対して初代市川さんは違和感を覚えることはありましたか。

Q.組織の定義をどのように捉えていらっしゃるのでしょうか。

Q. Polarisでは、事業部ごとにバラバラにすることを考えられた経験はありましたか。

Q.Polarisさんって心地のいい場所を作りながら事業をやってらっしゃったと思うんですけど、そういう場所は実際いくつくらいあるんですか。また、全国各地の案件はどんな形でお話をいただくことが多いのでしょうか。

Q.出会った頃から「自分たちの活動を横展開していくんだ」とおっしゃられていて、今お話を伺っていると本当に着実に活動を積み重ねてきてらっしゃることを実感します。

Q.運営メンバーに雇用してる人はいないのですか。

事業承継が内外に与える影響の大きさを理解し、目的を明確に

最後に、大槻と市川から、参加者にメッセージを伝えました。

関わる全ての人たちにとっての「心地よさ」を大切に、活動を続けてきたPolaris。組織の発展と持続性のために成し遂げた代表交代は、さまざまな苦悩や葛藤、試行錯誤を経て、個性を活かしつつもしなやかに、時代の変化に対応する現在の経営スタイルを確立しました。

これからもPolarisは、いろいろなメンバーを受け入れつつ、「チーム経営」で組織を運営するとともに、いろいろな働き方の選択肢を作るための事業に取り組んでいきます。

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