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このまちに自分の出番を増やそう|調布とくらすふたりの対談

「くらすとはたらく」対談企画

唐品 知浩さん 合同会社パッチワークス
リクルートから独立し、複数の事業を軌道に乗せる。まちをリデザインする合同会社パッチワークスでは『ねぶくろシネマ』等を企画・運営。三児の父。

大槻 昌美さん 非営利型株式会社Polaris
非営利型株式会社Polaris共同代表。民間企業を出産を機に退職。子育てひろばで出会ったPolaris創業者の市川さんから事業承継し代表取締役(2016年)。二姉妹の母。

調布のまちをエンターテインメントの場にしてきた唐品さん。調布でコワーキングスペースを運営しながら「未来のはたらき方」をつくっている大槻さん。このふたりが関わり2024年5月から開催している、パッチワークス×Polaris(ポラリス)の合同企画「調布交流会」。とにかくシンプルに「交流すること」だけを目的に始まったイベントについて話を伺いました。

まちの「常連」になる!?

唐品さんは、『調布を面白がる会』など、コミュニティづくりが上手なイメージですが、今回「調布交流会」を企画したのはなぜでしょうか。

唐品 「コミュニティをつくろう」という意識はあまりなくて、まちを好きになるには、知り合いが多い方がいいと思ったんです。知り合いや行きつけの店が増えれば増えるほど、自分のまちだと感じられて、もっと面白くなるのでは、と。現在パッチワークスでは「奥深」(調布市と三鷹市の間に位置する〝奥深大寺〞周辺エリアのまちを形づくる人や営みを伝えていくインタビューメディア)をやっていますが、調布駅周辺での活動もまたやりたいと、交流会を提案しました。
 「あのお店の人なんだ」「そんな仕事をしているんだ」なんて話を聞けると、まちに一歩踏み込んだ気がして楽しくなりますよね。店に通ってもすぐに常連にはなりにくいけれど、店の外で会うと覚えてくれていて、〝常連〞っぽくなれるな、って思います。

大槻 馴染みのあるまちだと思っているけれど、日頃の暮らしでは出会えない人って結構いますよね。まちにいる人の違う側面を知ると、また会って話を聞いてみたくなります。「交流会」がきっかけでco-ba CHOFUのドロップイン(一時利用)に来てくれる人もいました。

唐品 かなりゆるい会にしているので、三鷹や狛江など近隣地域の人も来てくれたりして。「調布あたり交流会」って言った方がちょうどいいかもしれません (笑)。

第1回調布交流会は2024年5月15日に。約2か月に1回のペースで順調開催中

暮らしのそばにある課題に取り組む

地域で人がつながることは、どのような価値がありますか?

大槻 まちや地域って、つながりそうでつながれていません。たとえば『ねぶくろシネマ』のボランティアみたいに、自分の出番があったらいいなって。

唐品 僕は「そもそも」という言葉をよく使いたがるのですが(笑)、まず疑問に思うことが大切だと思っています。そして、それを「いかに面白く解決できるか」をじっくり考えて仕事にしているんです。
地域で働いていると、より暮らしに近いところ……たとえば、妻が地域で不便だと感じていることや子どもの生きづらさのような、自分に近いことの課題が気になってきます。 僕自身、ライフステージの変化に応じて課題も変わってきました。『ねぶくろシネマ』は、子どもと映画館に行きづらいという課題を解決するために考えました。今は老人ホームについて考えています。高齢者向けのシェアハウスやコワーキングスペースもありかも、とか。

大槻 悩みを外に出していって、みんなで考えようとするのも唐品さんらしさですね。最近は自治体が積極的にシニア世代と地域活動の接点をつくったりしていますね。地域に自分の役割や場所があるとやりがいが出てきます。子どもたちにとっても、親族以外の信頼できる人と話すことで社会性が身につきますから、ポラリスなりの機会をつくっていきたいですね。

唐品 地域の課題はひとりでは解決できないですから。子育てを通して地域とつながったりしますが、男性はまだその機会が少なく、地域との接続にはハードルがあります。だからと言って他人から設定されるのを待つのではなく、当事者が自分自身を振り返りながら課題と向き合っていく必要があるのではないでしょうか。自分たちの暮らしに沿った課題に自分たちで取り組む、それが仕事になるっていいですよね。

文 河内志保、写真 石野祐子

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海から離れた調布で養殖管理ソフトを開発|調布ではたらく人のお話 vo.1

調布ではたらく インタビュー

新 真理さん(あたらし まこと)Aquacraft 株式会社
大学卒業後、開発会社でシステム開発を担当。元同僚とAquacraft株式会社を設立。水産業のデジタル化を目指し、「ひとりエンジニア」として働く。
Aquacraft株式会社uwotech(うおてっく)

新 真理さんの仕事は、魚類養殖の生産に関わるデータを分析し、経営改善につなげるクラウド型養殖管理ソフト「uwotech(うおてっく)」の開発。「調布は仕事に没頭できる環境がある一方で、趣味のテニスも存分に楽しむことが出来て、気に入っています」と表情を緩めます。

元々、会社員としてシステム開発を担当していた新さん。そのまま会社員エンジニアとしてのキャリアを重ねる選択肢もありましたが、起業を考え始めた友人と意気投合し、会社を設立しました。以前の勤務先は、東京都港区浜松町。調布で働くことになったのは、奥さんの職場に合わせた結果だそうです。

「浜松町は良くも悪くもビジネス街なので、気疲れすることが多かったんです。調布はゆったりとした雰囲気でありながら、適度に都会。必要なものは何でもそろうので、住み心地の良さと利便性を兼ね備えた魅力があります」

作業場所はコワーキングスペース。生簀の配置図を画面上に再現

自身が開発を手掛けるuwotechは、タイやブリなどの魚を養殖している生簀の配置図を画面上に再現。それぞれの生簀の魚の数、病気や死んだ魚の数、投入した餌の量、水温などを登録します。稚魚の時期からこれらのデータを蓄積することで「今何円で魚を作っているのか」が即座に分かるようにしました。

uwotechのユーザー画面。現場でスマホ入力できる手軽さが好評。

「天然魚の漁師と比較すると、養殖は生産者自身が生産計画を立て、いつ、どこに売るかを決めやすいため、データをデジタルで管理するメリットが大きいのです。この分野なら自分たちの得意領域を活かしやすいのでは、と思いました」

月に1回程度、高知や愛媛、鹿児島などの生産現場に出張します。一緒に船に乗り、食事をとりながら現場の課題やuwotechの改善点などについて話し合うこともありますが、基本的にはデスクワーク。調布駅に近いコワーキングスペース「co-ba CHOFU」で仕事に没頭します。

育てる漁業の状況を変え世界と戦える産業に

養殖事業に関わり、現場にも密着するようになり、知ったことがいくつもあります。

生産者の人たちは毎日、それぞれの生簀への給餌量や魚の様子を紙やノートに記録しています。中にはそれらの手書きデータを作業後にエクセルに転記する人もいます。けれども、振り返りやデータ分析を通じて何らかの改善に繋げられているケースはほとんど無いのが現状でした。結果、魚を売り切った後で計算すると、大きな赤字に気付くということも少なくありませんでした。

「捕る漁業から育てる漁業へ、と言いますが、日本は世界の中でも珍しく水産養殖の売り上げが落ちていて、従事者も減り、高齢化も進んでいます。例えばノルウェーでは最先端技術の活用にも積極的で、養殖業はあこがれの職業のひとつです。日本の状況をuwotechで変えたいと思っています」

朝7時から夜12時まで仕事し、土・日曜もコワーキングスペースに出向くことも!

気分転換に多摩川沿いを散歩。早朝や夜に週2〜3回のテニス

仕事とプライベートを分けないのも、新さんの働き方の特徴です。

「開発に行き詰まったときは、散歩します。 調布駅の周辺や多摩川沿いなど、1時間以上歩くこともあります。夕方は一旦帰って夕食を準備します。頭を整理するために料理をすることもあって、妻に喜ばれますね」

そして、生活に欠かせないのがテニス。早朝か夜に週2〜3日、1回に2〜3時間、知り合いたちと市内のコートで汗を流します。
「何よりテニス仲間が多いのがいいです。仕事かテニスをしていれば、大体元気です」
ちょうどいい暮らしやすさが、働くことに好影響をもたらしているようです。

文 三澤一孔、写真 石野祐子

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自分らしく過ごせるまち、「誰もが自分らしく在るように」|調布ではたらく人のお話 vo.2

調布ではたらく インタビュー

石野 有紀子さん(いしの ゆきこ)たまリバ ネイル
美術短大を卒業後に印刷会社に勤務。その後、育児離職した専業主婦時代にママ友にネイルをしてもらったことをきっかけにネイリストの道へ。つつじヶ丘でネイルサロン「たまリバ ネイル」を営む。たまリバ ネイル Instagramウェブサイト

調布市西つつじヶ丘の路地裏の奥にひっそりと佇む古民家「もえぎ家」。ネイリストの石野有紀子さんは、ここで「たまリバ ネイル」を営んでいます。懐かしい雰囲気の小さな玄関ドアを開けると、石野さんがゆったりとした笑顔で出迎えてくれます。

心を映すネイル

結婚を機に中野区から西調布へ引っ越してきた石野さん。ネイルに興味を持ったきっかけは、ふたりの子どもが保育園に通っていた頃、ママ友にネイルをしてもらったことでした。育児に追われる日常の中でも、ネイルを施した手元を目にすると、自分らしさを取り戻したような明るい気分になったそうです。

宝石のようなネイルチップはアート作品そのもの。一瞬で心を奪われます。

開業当初は、西調布の自宅で知人紹介の方を中心に施術。約7年前に、イラストレーターのアトリエだった「もえぎ家」に仕事の場を移しました。現在の住まいからもえぎ家までは自転車で15分ほど。朝、家族を送り出して家事を済ませ、最初の予約を受けている10時前に到着するのが日常です。

つつじヶ丘は世田谷区や三鷹市の境に位置し、西調布で活動していた頃と比べると、お客様の雰囲気が少し変わり、50代以上の大人の人や、個性的な印象の人も多いとのこと。そうした、経験が豊かであったり、自分らしさを大事にしたりする人が、石野さんを訪れる理由は、デザインセンスだけではありません。対話を重ねつつ、その時、その人の在り様に寄り添ったデザインを施してくれる時間が、心を癒し、気持ちを整えてくれるから。ファンが増えていくのも納得です。

対話から生まれる繋がり

施術中のお客様との対話は、石野さんにとっても自身の視野を広げ、新しい価値観をもたらす時間です。特に海外での生活が長い人や転勤族で色々な地域に住んだ経験のある人との対話では、知らなかった文化や考え方に触れることで、日常や常識と思っていることが、じつはそうではないことに気づかされます。また、キャリアアップを重ねている人との対話では、仕事に対する考え方のヒントを得るだけでなく、石野さん自身のキャリアの「次の一歩」の後押しになったこともあるそうです。

「パワフルな時には後押しになるように」「やり過ぎてしまっている時には落ち着きを取り戻せるように」。対話を重ね、その時のお客様の在り様に寄り添うようにデザインを施していきます。

それぞれの“マイペース“がちょうどいい

そうした人々との繋がりにご縁を得て、今、石野さんはもうひとつの仕事である「マイペースカフェ」に取り組んでいます。「マイペースカフェ」は石野さんの知的障害のある息子さんが、”マイペース“に淹れたコーヒーを提供するカフェです。カフェを利用するお客様も、カフェのスタッフも、それぞれの”マイペース“を大切に味わうユニークな場です。

マイペースカフェの発端は、石野さんがネイルサロンのお客様に話した「ウチの息子は毎朝モーニングコーヒーを淹れてくれる」という何気ないひと言でした。

そこから瞬く間に、イベントでのカフェ出店が決まりました。ところが、イベント当日も大好きなゲームに夢中でなかなかコーヒーを淹れようとしない息子さん。最初はハラハラした石野さんでしたが、そんな石野さんの思いとは裏腹に、お客様はコーヒーの提供を待ちながら、他のお客様やスタッフとのおしゃべりを楽しんだり、その様子をニコニコ眺めたりと、いつの間にかお客様それぞれのペースでリラックスして過ごす場になっていました。

他のカフェとは違う時間の流れの中で、日常や常識に対して立ち止まり、非日常をお客様自らが積極的に楽しもうという雰囲気。別の会場でカフェを開いても、自然とこの空気が生まれるそうです。

ひとつの繋がりからまた次の繋がりへ――。

誰もが自分らしい在り様でいることを願っている石野さんにとって、調布はいつも自分らしく過ごすことができる、「ちょうどいい」と感じられる場所なのだそうです。そんな場所に、人は愛着をもつのかも知れません。

文 北村みどり、写真 石野祐子

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調布市公認インフルエンサーWithgrowって何??|調布でくらす魅力を伝える

調布とくらす インタビュー

森 直樹さん(もり なおき)Withgrow 副代表・渉外担当
調布市公認インフルエンサー「Wi thgrow」副代表・渉外担当として地域の魅力を発信。5歳の時、新潟から調布へ。以後は短期間の下高井戸生活を除き、ずっと調布で暮らす。Withgrowのメンバーは約10人で、市外からも調布好きが高じて地域活動に参加する人も。
Withgrow SNSアカウント:Instagramyoutubeチャンネル

SNSとリアルで魅力を発信

2024年6月、コワーキングスペース「co-ba CHOFU」で、クイズ対決「第1回調布王決定戦」が開かれました。このイベントを主催したのが、調布の魅力を発信しているWithgrow(ウィズグロー)です。

グループ結成は2011年。当時、学生だった森直樹さんが、アルバイト先の先輩、森下建臣さんと一緒に立ち上げました。
 「一緒に食べたり飲んだりしながら、“地元・調布のためにできることがあるんじゃないか”と考えました」。それに、「活動がうまくいけば、就職活動でアピールできるかも」という気持ちも少しあったそうです。

市役所や市議会議員に連絡して「何かできることはありませんか」と相談するうち、市や調布青年会議所のイベントで、調布をよくするためのアイデアを発表するような機会にも恵まれました。

イベントにも出店!!
映えない?編集会議風景(宅飲みではないそうです・笑)

コミュニティを繋ぐ架け橋を実感

「闇に浮かぶ境内で参拝を」をコンセプトにした2012年12月の「布多天神社あかり計画」では、実行委員として参加。地元の学生や、地域イベントで縁のあった団体などを巻き込み、イベント成功に貢献。「人に声を掛けていくうちにコミュニティがつながったり、世代間交流ができたりしました。これがWithgrowの“理念”になっています」

淡いピンクに輝く境内は幻想的な雰囲気

メンバーそれぞれが仕事やプライベートに多忙な時期を経て、2020年に再結成。「プライベートは地域で過ごす、という流れがすでにできていました。自分たちもあらためて地域で活動しようと思いました」と森さんは話します。

YouTubeやインスタグラムで、お店紹介、「まち活フェスタ」、「深大寺のだるチャン」、就活セミナー、時には困りごとなども発信。「調布市公認インフルエンサー」にもなりました。YouTubeで調布にまつわるネタを紹介するクイズ企画「調布王」はリアルイベントにもなっています。

文 三澤一孔

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まちの解像度を上げるロコワーキング

「私のまちって、こんなにおもしろい!」

調布駅北側を中心に約130店が加盟する「上布田商栄会」。会員数の多い商店会を運営するにあたり、会合開催や資料作成、会費にまつわる対応、イベントの計画・実施など、多岐に渡る業務が発生します。自分の事業と商店会運営を並走させるのはとても大変なこと。このまちに住む私たちに何かできることがあれば……そんな思いから、非営利型株式会社Polarisは商店会運営のサポートを始めました。

まずサポートしたのは資料配布。商店会リストに従って各店舗へ資料を配布する業務はポスティングでもOKですが、直接手渡しをして、近況をお伺いすることも。現在は、商店会の会費請求書や領収書の作成も行っています。

調布駅最寄りの「お茶の田中園」へ、町内会資料を配布中。訪問することで顔なじみになり、周囲の友人にお店を紹介することも。

ある日の業務

この日は、年に一度の福引イベントの景品準備を行っていました。「商店街の利用者としての視点から福袋を作成してほしい」とのオーダーを受け、いつも各店舗へ資料を配布しているメンバーが福袋の中身をセレクト。ひとつひとつ、丁寧に詰めていきます。

仕事を通して、自分の住むまちの知らなかった部分や魅力にたくさん気づいたというおふたり。

「子どもの体調などに合わせて、仕事のペースを自分で調整しやすく、働きやすいです。この仕事をきっかけに商店街での買い物が楽しくなりました」(Iさん)

「大手チェーンとは違った魅力のある、お店の雰囲気や商品のことを知ることができました。ご近所さんを気にかけ、大切にしているお店の思いも感じました」(Nさん)

自分の望む働き方と地域を掛け合わせると、もっと暮らしが楽しくなる。ロコワーキングは、人とまちの距離を縮める可能性にあふれています。

景品選びの様子
商店街の福引イベント

文 河内志保、写真 石野祐子

ロコワーキングとは

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【プレスリリース】フリーペーパー『くらすとはたらく』2025.4.25創刊!

非営利型株式会社Polaris(ポラリス、共同代表:大槻昌美・山本弥和/本社:東京都調布市、以下「当社」)は、2025年4月25日にフリーペーパーを創刊。「自分らしい暮らし方、働き方を見つけよう」を掲げ、それぞれの場所で暮らし働く人を紹介。読み手の皆さんが自分らしい生き方について考えるきっかけになることを目指しています。

当社は、2012年の創業以来「身近な地域や愛着のある場所で、『暮らす』と『働く』がつながるはたらき方や、『愛着と誇り』を持って、自分の生活からの視点やそのまちにある資源を活用して創り出す仕事」を「Loco-working(ロコワーキング)」と称して、様々な地域でのイノベーションに貢献してきました。今回創刊のフリーペーパーでは、地域に愛着を持ち、未来につなげようとする人や取り組みを紹介。自分たちの「まち」で自分らしく暮らし働くことを応援していこうと考えています。

創刊号は、当社の本拠地がある「調布」を特集。調布市民としてまちづくりを考える、合同会社パッチワークスの唐品さんと当社代表の大槻の対談を通して「まち」との関わり方について考えるほか、自分らしく「調布」で暮らし、働く人々をご紹介します。

『くらすとはたらく』

調布で気になるふたりの対談
 このまちに自分の出番を増やそう

インタビュー
 調布ではたらく人のお話

特別企画
 コサイト編集部におじゃまします!!

調布市公認インフルエンサー「Withgrow」って何?

まちの解像度を上げるロコワークとは?


また、今回の創刊を記念して、4月25日(金)にはイベントを実施します。「調布で暮らし働く」ことについて、まちづくりのスペシャリストと話しませんか?

自分らしい暮らし方、働き方を見つけよう~ 「くらすとはたらく」創刊記念・スペシャルランタンナイト~

イベント概要

日時:2025年4月25日(金)19:30~21:30
場所:〒182-0026 東京都調布市小島町2丁目51番地2 寿ビル 2階
   co-ba CHOFU
アクセス:京王線 調布駅徒歩1分

プログラム

19:30~20:00 開会のあいさつ・歓談・食事
20:00~21:00 トークセッション「調布のくらすとはたらく」
21:00~21:30 グループトーク
※プログラムは変更となる可能性があります。

登壇者

唐品知浩(からしな・ともひろ)さん:合同会社パッチワークス アイデア係長
調布市在住 3人の子育て中。リクルートを経て「別荘リゾートネット編集長」。調布のコワーキングスペース「co-ba CHOFU」のメンバー同士で、街をリデザインする(同)パッチワークスを創業。「ねぶくろシネマ」「棟下式」などを企画・運営。街の課題を面白がって解決に取り組む「面白がる会」のスキームで、馬喰横山や全国の地域活性に取り組む。グッドデザイン賞2019.2022受賞。

標享介(しめぎ・きょうすけ)さん:西松建設株式会社
西松建設株式会社にて各地区のまちづくりの事業推進を担当。勤務地は港区虎ノ門だが、業務の関係で調布にもよく訪れている。仕事柄、「暮らす」「働く」「賑わい」などの新たな場を創出することが大きな目的であるものの、最近は「場」を創るだけでなく、その後どうマネジメントしていくことが大事か、まちづくりの観点からも日々思考中。

十河信介さん(じゅうかわ・のぶすけ)さん:京王電鉄株式会社
1974年生まれ。大学卒業後、京王帝都電鉄株式会社(現京王電鉄)に入社。マンション、商業施設、オフィスビルの企画及びリーシング、都心ビルの取得業務に従事。グループ会社のリビタに出向し、「シェアプレイス」や「BUKATSUDO」などの企画・場づくりを行った後、京王電鉄に復職。再開発を担当する傍ら「下北沢ケージ」「タカオネ」「KO52TAKAO」の企画・運営を担当。

大槻昌美(おおつき・まさみ):非営利型株式会社Polaris 共同代表
一般企業にて営業事務を6年経験し、出産を機に退職。子育てに専念する。第2子出産後、娘ふたりと共に子連れでボランティアを始める。産後の家事援助「マザリングベル」(子育て支援グループamigo)の産褥シッターやNPO法人せたがや子育てネットの理事、保育スタッフ、子育てひろばのスタッフなども経験。Polaris創業メンバー。2016年、「フォロワーシップ経営」を行うために代表取締役就任。2024年8月より山本弥和と共同代表。

お申込みはこちら

尚、フリーペーパーの配布は、当社が運営するコワーキングスペース「co-ba CHOFU」の他、当社運営の各コミュニティ、調布市の店舗等を予定しています。

プレスリリース

PR TIMES 非営利型株式会社Polarisからフリーペーパー『くらすとはたらく』4月25日 創刊

運営会社について

非営利型株式会社 Polaris
https://polaris-npc.com/
設立:2012年2月
所在地:東京都調布市小島町2-51-2 寿ビル 2F
共同代表:大槻昌美・山本弥和

本件に関するお問い合わせ

非営利型株式会社Polaris 
連絡先:問合せフォームpr@polaris-npc.com

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役員変更のお知らせ

2024年8月1日
非営利型株式会社Polaris

当社は、このたび臨時株主総会において、2024年8月1日より新役員体制が決定されましたので、お知らせいたします。

新体制役員

共同代表  大槻昌美
共同代表  山本弥和

役員退任

取締役 ファウンダー 市川望美
取締役  野澤恵美
取締役  野村香奈

役員変更について

2012年2月27日、ファウンダー市川望美がPolaris設立。2016年10月に大槻昌美へ代表交代。2019年1月から2024年7月まで、役員5人体制にて、一貫して「未来におけるあたりまえのはたらきかたを創る」をミッションに掲げ、誰もが暮らしやすく働きやすい社会の実現に向けて事業を拡大してまいりました。この度、役員のライフステージの変化に伴い、5人役員体制は13期を節目とし、2024年8月1日の14期より、新しい組織体制へ移行してまいります。

昨今は働き方が多様化し、一人ひとりが自分らしい働き方を見つめ直すこともできるようになっています。そのような社会の変化の中で、Polarisは近年「シゴト軸のコミュニティ」を掲げ、チームでのワークシェアを通して、ビジョンを共有できる業務委託の働き方を推進してまいりました。今後も、これらの実践を糧に、雇用形態にとらわれず、すべての人々が働き方を自分で選び、誰もが働くことを楽しむ未来に向けて、フラットで可変自在な組織運営に取り組んでまいります。また、みなさまとの協働を通して自分らしい生き方を尊重できる社会を実現していきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

以上

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SECURITY ACTION 二つ星を宣言しました

非営利型株式会社Polarisは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が創設した「SECURITY ACTION(セキュリティ対策自己宣言)」制度の趣旨に賛同し、2023年11月29日に「SECURITY ACTION」二つ星を宣言いたしました。

「SECURITY ACTION」は、中小企業自らが情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度です。
「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」の実践をベースに2段階の取り組み目標が用意されています。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「SECURITY ACTION(セキュリティ対策自己宣言)」

Polarisのセキュリティポリシー

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【プレスリリース】「Brillia City石神井公園ATLAS」に参加型コミュニティスペース「アンドエス」をオープン

メディア関係者、学術関係の方向けプレスリリースページ>>

100年続くコミュニティをめざして ― 石神井で暮らす、持続可能なコミュニティ

東京23区内最大規模の石神井公園団地(東京都練馬区)の建て替えに伴い、2023年9月「Brillia City石神井公園ATLAS(アトラス)」が誕生しました。2024年1月、非営利型株式会社Polaris(ポラリス、代表取締役:大槻昌美/本社:東京都調布市、以下「当社」)は、同マンション内にコミュニティスペース「アンドエス」をオープンします。

当社は「はたらきかたの価値づくり」と「コミュニティ形成支援」を目的として2012年に設立され、取り組みの一つである「Loco-cafe OOOI」(東京都品川区大井)のコミュニティ形成支援は2019年グッドデザイン賞ベスト100に選定されました。

 

2024年1月13日(土)オープニングイベント開催

来る2024年1月13日(土)、プロジェクトにかかわった関係者への感謝の気持ちをこめて「アンドエス」のオープニングイベントを開催いたします。

関係者内覧と当社代表によるご挨拶に続き、アンドエスを設計した建築家・武田清明氏と理学療法士・糟谷明範氏によるトークを実施。地域のさまざまな年代の人に開かれた参加型コミュニティスペースの必要性とその役割について語っていただきます。ぜひ足をお運びいただき、エリアコミュニティ創出のリアルをご体感ください。

開催概要

イベント名:100年続くコミュニティをめざして ― 石神井で暮らす、持続可能なコミュニティ
主催:非営利型株式会社Polaris(ポラリス)
日時:2024年1月13日(土)13:00~20:00
 第一部 13:00~15:00 関係者内覧会
 第二部 17:00~19:00 トークイベント
場所:アンドエス 〒177-0044 東京都練馬区上石神井三丁目19番5-110
協力:株式会社パンフォーユー

イベント実施の背景

高度経済成長期に開発された日本の住宅団地の多くは50年程度が経過しており、老朽化やバリアフリー非対応などが社会問題となっています。総戸数490戸の石神井公園団地は2007年より建て替えが検討され、2015年、東京建物株式会社、旭化成不動産レジデンス株式会社、株式会社URリンケージの3社が事業協力者として参画する形で2021年に着工、2023年9月より「Brillia City石神井公園ATLAS」(844戸)として引き渡しを開始しました。

権利者の多くが「建て替え後も同地に住み続けたい」と希望。「石神井公園団地」に住んでいた人と、これから石神井に引っ越そうと考えている人や近隣に暮らしている人とのコミュニティ醸成拠点として、2021年1月、上記事業協力者3社が「Shakuji-ii BASE」をオープン。当社が運営を担当しました。ゆっくりと育まれたShakuji-ii BASEでの繋がりは、参加型コミュニティスペース「アンドエス」へとゆるやかに引き継がれます。

アンドエスは、「石神井で”暮らす”を楽しむ人が地域に染み出し、かかわり合いがうまれている状態」の実現をめざしています。​それぞれの心地よさが共存しながら、柔らかな化学反応が生まれる場であること。今回のトークイベントでは、そのような場のあり方が、地域コミュニティにとってどのような意味があるのかを探っていきます。

トークイベント 登壇者

武田 清明 氏 たけだ きよあき
建築家/武田清明建築設計事務所​

1982年生まれ。2007年イーストロンドン大学大学院修了。2008年より隈研吾建築都市設計事務所勤務、2018年同事務所設計室長。2019年武田清明建築設計事務所設立。SDレビュー2018鹿島賞を受賞。2020年グッドデザイン賞受賞、2022年住宅建築賞受賞、日本建築学会作品選集新人賞受賞。千葉工業大学(2020年~)・日本女子大学(2021年~)・神奈川大学(2023年~)にて非常勤講師。​ 武田清明建築設計事務所https://www.kiyoakitakeda.com 

糟谷 明範 氏​​ かすや あきのり
理学療法士/株式会社シンクハピネス 代表取締役

東京都出身。2006年に理学療法士免許取得。総合病院、訪問看護ステーション勤務を経て、2014年に株式会社シンクハピネスを創業。「“いま“のしあわせをつくる」をビジョンに東京都府中市で活動している。 LIC訪問看護リハビリステーション(訪問看護)、life design village FLAT(居宅介護支援)、the town stand FLAT(カフェ&コミュニティ)という3つの事業を行いながら、さまざまな立場の人たちが集まり、そこで起こるコトをつくる「たまれ」を運営している。2022年立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修了。 株式会社シンクハピネス​ https://sync-happiness.com/

運営会社について

非営利型株式会社 Polaris
https://polaris-npc.com/
設立:2012年2月
所在地:東京都調布市小島町2-51-2 寿ビル 2F
代表取締役:大槻昌美

本件に関するお問い合わせ

非営利型株式会社Polaris アンドエス
連絡先:問合せフォームands_info@polaris-npc.com

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新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。

Polaris創業時に掲げていた、制約のある育児中の女性たちの課題を起点とした、「心地よく暮らしはたらく」ための仕組みに、昨年は、この社会の変化の中で、より多様な人たちが関わってくれるようになりました。

多様であるからこそ、お互いを受け止め、活かされ合う組織文化・風土を育み、人や組織に好循環を生み出していくように、2022年も多くのみなさんと共に、一歩ずつ実践を重ねていきたいと思っております。

より一層のご支援賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

非営利型株式会社Polaris

代表取締役 大槻 昌美

写真は2022年初め、高尾山からの富士山。はたらくこと暮らすことを楽しんでいきたいと思います。