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【イベント情報】首・肩・腰! その疲れはどこからくる? 姿勢のクセを知って不調改善!

人は生活習慣と共に身体のクセができ、その蓄積が日々の疲労になっていると言われています。特に、デスクワークやスマホなど、一日中同じ姿勢で身体を酷使する生活は、身体への負担がかかり、首・肩・腰に疲労を溜めがちです。

……ということは、アタマではよくわかっているよ、という方も多いですよね。耐えきれず、マッサージや整体に行くけれども、対症療法なんだよね……と感じている方も。

今回は、知らず知らずのうちに身についている不調につながる姿勢を客観的に捉え、コアから不調改善につなげる勉強会です。理学療法士の糟谷 明範さんをお招きし、自分では気づかない疲れ・痛みの根っこを、体験型で紐解いていきます。

講師プロフィール

糟谷 明範(かすや あきのり)

2006年に理学療法士免許取得後、総合病院、訪問看護ステーション勤務を経て、2014年に株式会社シンクハピネスを創業。「“いま”のしあわせをつくる」をビジョンに東京都府中市で活動している。

現在は、訪問看護、居宅介護支援、カフェ&コミュニティという3つの事業を行いながら、子どもたちが集うアトリエや、学生が運営するコミュニティスペース、お菓子工房、オフィス、お店などさまざまな人やモノ、コトが集まる「たまれ」という場づくりをしている。2023年に社会デザイン学修士号取得。現在は社会デザインの可能性を多彩な視点から拡げていくためのメディア、ブルーブラックマガジンで連載を担当している。

開催概要

日時:2025年6月25日(水)18:30~19:30
場所:〒182-0026 東京都調布市小島町2丁目51番地2 寿ビル2階
   co-ba CHOFU
アクセス:京王線「調布駅」徒歩1分

参加費 
一般:500円
co-ba会員:無料

※講座終了後は、会議室スナック「スナックPoalris」のマスターとして糟谷さんがカウンターに立ちます。
糟谷さんとの交流もお楽しみいただけますので、お気軽にご参加ください。
(参加費 1,000円 ワンドリンク+つまみ付)

詳細はこちら

お申し込み

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【イベントレポート】自分らしい暮らし方、働き方を見つけよう~「くらすとはたらく」創刊記念・スペシャルランタンナイト~

Polarisは2025年4月25日に、フリーペーパー『くらすとはたらく』を創刊。創刊日には、「自分らしい暮らし方、働き方を見つけよう~『くらすとはたらく』創刊記念・スペシャルランタンナイト~」を開催しました。「ランタンナイト」とは、 調布で活躍しているゲストと参加者が“はたらく”をテーマに語り合うPolarisのイベント。co-ba CHOFUで開催してきました。今回はそのスペシャル版として、「今、『まち』に求められている『心地よさ』とは?」をテーマに、3人のゲストとPolaris共同代表の大槻がトークセッションを行いました。

本記事では、この創刊記念イベントの模様をお届けします。

開催概要

日時:2025年4月25日(金)19:30~21:30
場所:co-ba CHOFU
プログラム:
19:30~20:00 開会のあいさつ・歓談・食事
20:00~21:00 トークセッション:今、「まち」に求められている「心地よさ」とは?
21:00~21:30 グループトーク

登壇者

左から、唐品知浩さん、大槻昌美、標享介さん、十河信介さん

唐品知浩(からしな・ともひろ)さん
合同会社パッチワークス アイデア係長
調布市在住 3人の子育て中。リクルートを経て「別荘リゾートネット編集長」。調布のコワーキングスペース「co-ba CHOFU」のメンバー同士で、街をリデザインする(同)パッチワークスを創業。「ねぶくろシネマ」「棟下式」などを企画・運営。街の課題を面白がって解決に取り組む「面白がる会」のスキームで、馬喰横山や全国の地域活性に取り組む。グッドデザイン賞2019.2022受賞。

標享介(しめぎ・きょうすけ)さん
西松建設株式会社  アセットバリューアッド事業本部 再開発事業推進部
西松建設株式会社にて各地区のまちづくりの事業推進を担当。勤務地は港区虎ノ門だが、業務の関係で調布にもよく訪れている。仕事柄、「暮らす」「働く」「賑わい」などの新たな場を創出することが大きな目的であるものの、最近は「場」を創るだけでなく、その後どうマネジメントしていくことが大事か、まちづくりの観点からも日々思考中。

十河信介(じゅうかわ・のぶすけ)さん
京王電鉄株式会社
1974年生まれ。大学卒業後、京王帝都電鉄株式会社(現京王電鉄)に入社。マンション、商業施設、オフィスビルの企画及びリーシング、都心ビルの取得業務に従事。グループ会社のリビタに出向し、「シェアプレイス」や「BUKATSUDO」などの企画・場づくりを行った後、京王電鉄に復職。再開発を担当する傍ら「下北沢ケージ」「タカオネ」「KO52TAKAO」の企画・運営を担当。

大槻昌美(おおつき・まさみ)
非営利型株式会社Polaris 共同代表
一般企業にて営業事務を6年経験し、出産を機に退職。子育てに専念する。第2子出産後、娘ふたりと共に子連れでボランティアを始める。産後の家事援助「マザリングベル」(子育て支援グループamigo)の産褥シッターやNPO法人せたがや子育てネットの理事、保育スタッフ、子育てひろばのスタッフなども経験。2012年Polaris創業時メンバー。2016年、「フォロワーシップ経営」を行うために代表取締役就任。2024年8月より山本弥和と共同代表。

当日の内容

冒頭に、登壇者の皆様から5分ずつ自己紹介をいただきました。今回は、フリーペーパーが「調布」特集であることにちなみ、ご自身と調布の関係についても一言。「調布」でつながるトークセッションが、ゆっくりとスタートしました。今回のトークテーマは「今、求められている暮らしやすさって何だろう?」。ここでは、その議論の一部をご紹介します。

登壇者の皆さんが独自の視点で自己紹介

行政・開発業者・住民、多様な人たちで“まちづくり”する時代へ

トークセッションでは、まず、長年都市開発に携わってきた標さんと十河さんに、まちづくりの変化についてお伺いしました。

トークセッションに登壇するのは初という標さん。そうは思えないほど、聞きやすいお話でした。

「ハード」となる建物を建てて終わり、という時代から変化しつつある昨今。現在は、地域コミュニティや街の賑わいといった「ソフト」の重要性が増しており、行政から開発事業者に対しても、地域への貢献が強く求められるようになっているとのこと。具体的には、まちの歴史や文化といった地域資源を取り入れた開発や、住民が共有できる場の設置が期待されているそうです。

まちづくりの「今」について、参加者の方も静かに聞き入っていました。

まちに心地よさに必要な4つの要素とは?

まちの暮らしやすさや住みやすさは、大規模な商業施設の有無といった利便性だけでは測れないものです。十河さんは、まちが暮らしやすいと感じられる要素として、「居心地の良い場所」、「余白」、「繋がり」、「自分事」といったキーワードを挙げました。

特に「自分事」という観点では、会場であるco-ba CHOFUのオープン時のリノベーションが具体的な事例として紹介されました。co-ba CHOFUでは、Polarisのメンバーや地域の方々と共に、壁を塗ったり机を組み立てたりして、場をつくり上げました。標さんも娘さんと一緒に参加し、登壇者が座っていた小上がりのくぎ打ちを担当したそう。このことがきっかけで、この場に愛着を持つようになり、今日の登壇にも繋がったというエピソードが話されました。

一方、事業者や行政がすべてを管理するのではなく、使い方を住民に委ねるということは、住民にも責任が生まれることだと、大槻は気づきを共有します。たとえば、駅前の「てつみち」に置かれた椅子。持ち運びが可能にも関わらず、チェーンが付けられていません。これは、場の設計に「利用者も一緒にこの場所を育てていこう」という思いが込められているからだそう。住民が関わる「余白」は、そこに関わる人同士の信頼があってこそ成立するのかもしれません。

使う人が場づくりに関わる「余白」があることが、「心地よい居場所」につながり、そこで出会った人との「繋がり」が生まれ、最終的にはその場を「自分事」として捉えるようになる。本事例の他にも、登壇者が体験したエピソードから4つのキーワードの好循環を感じることができました。

ランタンの灯に照らされて、ゆったりとした空気の中でトークが展開します。

まちの繋がりを作るための「アンテナ」の立て方

続いて、まちに繋がりを作るための「アンテナの立て方」についても議論されました。唐品さんが大切にしているのは、「つぶやく」こと。気軽に「つぶやく」ことで、誰かが反応し、そこから新たな交流や解決策が生まれることがあります。唐品さんは気軽につぶやける場所として「スナック部室」という取り組みも行っているそうです。

Polarisの大槻流の地域に繋がりをつくるコツは「運営に回ること」。イベントにも参加者としてではなく、役割がある方が気持ちよく参加できると言います。自分が心地よくいられる立ち位置を考えることにもヒントがありそうです。

今回の登壇者4人が共通して話していたのは、興味に従って行動するということ。自身の内発的な動機や、興味関心に基づいた主体的な行動が、まちとの繋がりを生むきっかけとなることが、それぞれの言葉で語られました。

トークセッションの後はグループでそれぞれの考える“暮らしやすい「まち」”について意見交換。
今回のイベントで心に残ったキーワードを付箋に書いて貼ってもらいました。

まちの心地よさについて、ゲストや参加者と共に語り合った本イベント。トークセッションでは熱心にメモをとる参加者の姿も見られ、グループディスカッションではどこのグループも話が尽きないほど盛り上がっていました。

今回のイベントは、まちづくりを仕事とするゲストと、まちに暮らす参加者がフラットに話すことができる貴重な場となりました。Polarisでは今後も、多様な人たちが共に暮らし方・はたらき方を考えられる場をつくっていく予定です。
今回ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

※フリーペーパー「くらすとはたらく」を配架していただける団体・企業・店舗を募集しています。ご興味のある方は、「お問合せ」よりご連絡ください。


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このまちに自分の出番を増やそう|調布とくらすふたりの対談

「くらすとはたらく」対談企画

唐品 知浩さん 合同会社パッチワークス
リクルートから独立し、複数の事業を軌道に乗せる。まちをリデザインする合同会社パッチワークスでは『ねぶくろシネマ』等を企画・運営。三児の父。

大槻 昌美さん 非営利型株式会社Polaris
非営利型株式会社Polaris共同代表。民間企業を出産を機に退職。子育てひろばで出会ったPolaris創業者の市川さんから事業承継し代表取締役(2016年)。二姉妹の母。

調布のまちをエンターテインメントの場にしてきた唐品さん。調布でコワーキングスペースを運営しながら「未来のはたらき方」をつくっている大槻さん。このふたりが関わり2024年5月から開催している、パッチワークス×Polaris(ポラリス)の合同企画「調布交流会」。とにかくシンプルに「交流すること」だけを目的に始まったイベントについて話を伺いました。

まちの「常連」になる!?

唐品さんは、『調布を面白がる会』など、コミュニティづくりが上手なイメージですが、今回「調布交流会」を企画したのはなぜでしょうか。

唐品 「コミュニティをつくろう」という意識はあまりなくて、まちを好きになるには、知り合いが多い方がいいと思ったんです。知り合いや行きつけの店が増えれば増えるほど、自分のまちだと感じられて、もっと面白くなるのでは、と。現在パッチワークスでは「奥深」(調布市と三鷹市の間に位置する〝奥深大寺〞周辺エリアのまちを形づくる人や営みを伝えていくインタビューメディア)をやっていますが、調布駅周辺での活動もまたやりたいと、交流会を提案しました。
 「あのお店の人なんだ」「そんな仕事をしているんだ」なんて話を聞けると、まちに一歩踏み込んだ気がして楽しくなりますよね。店に通ってもすぐに常連にはなりにくいけれど、店の外で会うと覚えてくれていて、〝常連〞っぽくなれるな、って思います。

大槻 馴染みのあるまちだと思っているけれど、日頃の暮らしでは出会えない人って結構いますよね。まちにいる人の違う側面を知ると、また会って話を聞いてみたくなります。「交流会」がきっかけでco-ba CHOFUのドロップイン(一時利用)に来てくれる人もいました。

唐品 かなりゆるい会にしているので、三鷹や狛江など近隣地域の人も来てくれたりして。「調布あたり交流会」って言った方がちょうどいいかもしれません (笑)。

第1回調布交流会は2024年5月15日に。約2か月に1回のペースで順調開催中

暮らしのそばにある課題に取り組む

地域で人がつながることは、どのような価値がありますか?

大槻 まちや地域って、つながりそうでつながれていません。たとえば『ねぶくろシネマ』のボランティアみたいに、自分の出番があったらいいなって。

唐品 僕は「そもそも」という言葉をよく使いたがるのですが(笑)、まず疑問に思うことが大切だと思っています。そして、それを「いかに面白く解決できるか」をじっくり考えて仕事にしているんです。
地域で働いていると、より暮らしに近いところ……たとえば、妻が地域で不便だと感じていることや子どもの生きづらさのような、自分に近いことの課題が気になってきます。 僕自身、ライフステージの変化に応じて課題も変わってきました。『ねぶくろシネマ』は、子どもと映画館に行きづらいという課題を解決するために考えました。今は老人ホームについて考えています。高齢者向けのシェアハウスやコワーキングスペースもありかも、とか。

大槻 悩みを外に出していって、みんなで考えようとするのも唐品さんらしさですね。最近は自治体が積極的にシニア世代と地域活動の接点をつくったりしていますね。地域に自分の役割や場所があるとやりがいが出てきます。子どもたちにとっても、親族以外の信頼できる人と話すことで社会性が身につきますから、ポラリスなりの機会をつくっていきたいですね。

唐品 地域の課題はひとりでは解決できないですから。子育てを通して地域とつながったりしますが、男性はまだその機会が少なく、地域との接続にはハードルがあります。だからと言って他人から設定されるのを待つのではなく、当事者が自分自身を振り返りながら課題と向き合っていく必要があるのではないでしょうか。自分たちの暮らしに沿った課題に自分たちで取り組む、それが仕事になるっていいですよね。

文 河内志保、写真 石野祐子

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海から離れた調布で養殖管理ソフトを開発|調布ではたらく人のお話 vol.1

調布ではたらく インタビュー

新 真理さん(あたらし まこと)Aquacraft 株式会社
大学卒業後、開発会社でシステム開発を担当。元同僚とAquacraft株式会社を設立。水産業のデジタル化を目指し、「ひとりエンジニア」として働く。
Aquacraft株式会社uwotech(うおてっく)

新 真理さんの仕事は、魚類養殖の生産に関わるデータを分析し、経営改善につなげるクラウド型養殖管理ソフト「uwotech(うおてっく)」の開発。「調布は仕事に没頭できる環境がある一方で、趣味のテニスも存分に楽しむことが出来て、気に入っています」と表情を緩めます。

元々、会社員としてシステム開発を担当していた新さん。そのまま会社員エンジニアとしてのキャリアを重ねる選択肢もありましたが、起業を考え始めた友人と意気投合し、会社を設立しました。以前の勤務先は、東京都港区浜松町。調布で働くことになったのは、奥さんの職場に合わせた結果だそうです。

「浜松町は良くも悪くもビジネス街なので、気疲れすることが多かったんです。調布はゆったりとした雰囲気でありながら、適度に都会。必要なものは何でもそろうので、住み心地の良さと利便性を兼ね備えた魅力があります」

作業場所はコワーキングスペース。生簀の配置図を画面上に再現

自身が開発を手掛けるuwotechは、タイやブリなどの魚を養殖している生簀の配置図を画面上に再現。それぞれの生簀の魚の数、病気や死んだ魚の数、投入した餌の量、水温などを登録します。稚魚の時期からこれらのデータを蓄積することで「今何円で魚を作っているのか」が即座に分かるようにしました。

uwotechのユーザー画面。現場でスマホ入力できる手軽さが好評。

「天然魚の漁師と比較すると、養殖は生産者自身が生産計画を立て、いつ、どこに売るかを決めやすいため、データをデジタルで管理するメリットが大きいのです。この分野なら自分たちの得意領域を活かしやすいのでは、と思いました」

月に1回程度、高知や愛媛、鹿児島などの生産現場に出張します。一緒に船に乗り、食事をとりながら現場の課題やuwotechの改善点などについて話し合うこともありますが、基本的にはデスクワーク。調布駅に近いコワーキングスペース「co-ba CHOFU」で仕事に没頭します。

育てる漁業の状況を変え世界と戦える産業に

養殖事業に関わり、現場にも密着するようになり、知ったことがいくつもあります。

生産者の人たちは毎日、それぞれの生簀への給餌量や魚の様子を紙やノートに記録しています。中にはそれらの手書きデータを作業後にエクセルに転記する人もいます。けれども、振り返りやデータ分析を通じて何らかの改善に繋げられているケースはほとんど無いのが現状でした。結果、魚を売り切った後で計算すると、大きな赤字に気付くということも少なくありませんでした。

「捕る漁業から育てる漁業へ、と言いますが、日本は世界の中でも珍しく水産養殖の売り上げが落ちていて、従事者も減り、高齢化も進んでいます。例えばノルウェーでは最先端技術の活用にも積極的で、養殖業はあこがれの職業のひとつです。日本の状況をuwotechで変えたいと思っています」

朝7時から夜12時まで仕事し、土・日曜もコワーキングスペースに出向くことも!

気分転換に多摩川沿いを散歩。早朝や夜に週2〜3回のテニス

仕事とプライベートを分けないのも、新さんの働き方の特徴です。

「開発に行き詰まったときは、散歩します。 調布駅の周辺や多摩川沿いなど、1時間以上歩くこともあります。夕方は一旦帰って夕食を準備します。頭を整理するために料理をすることもあって、妻に喜ばれますね」

そして、生活に欠かせないのがテニス。早朝か夜に週2〜3日、1回に2〜3時間、知り合いたちと市内のコートで汗を流します。
「何よりテニス仲間が多いのがいいです。仕事かテニスをしていれば、大体元気です」
ちょうどいい暮らしやすさが、働くことに好影響をもたらしているようです。

文 三澤一孔、写真 石野祐子

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自分らしく過ごせるまち、「誰もが自分らしく在るように」|調布ではたらく人のお話 vol.2

調布ではたらく インタビュー

石野 有紀子さん(いしの ゆきこ)たまリバ ネイル
美術短大を卒業後に印刷会社に勤務。その後、育児離職した専業主婦時代にママ友にネイルをしてもらったことをきっかけにネイリストの道へ。つつじヶ丘でネイルサロン「たまリバ ネイル」を営む。たまリバ ネイル Instagramウェブサイト

調布市西つつじヶ丘の路地裏の奥にひっそりと佇む古民家「もえぎ家」。ネイリストの石野有紀子さんは、ここで「たまリバ ネイル」を営んでいます。懐かしい雰囲気の小さな玄関ドアを開けると、石野さんがゆったりとした笑顔で出迎えてくれます。

心を映すネイル

結婚を機に中野区から西調布へ引っ越してきた石野さん。ネイルに興味を持ったきっかけは、ふたりの子どもが保育園に通っていた頃、ママ友にネイルをしてもらったことでした。育児に追われる日常の中でも、ネイルを施した手元を目にすると、自分らしさを取り戻したような明るい気分になったそうです。

宝石のようなネイルチップはアート作品そのもの。一瞬で心を奪われます。

開業当初は、西調布の自宅で知人紹介の方を中心に施術。約7年前に、イラストレーターのアトリエだった「もえぎ家」に仕事の場を移しました。現在の住まいからもえぎ家までは自転車で15分ほど。朝、家族を送り出して家事を済ませ、最初の予約を受けている10時前に到着するのが日常です。

つつじヶ丘は世田谷区や三鷹市の境に位置し、西調布で活動していた頃と比べると、お客様の雰囲気が少し変わり、50代以上の大人の人や、個性的な印象の人も多いとのこと。そうした、経験が豊かであったり、自分らしさを大事にしたりする人が、石野さんを訪れる理由は、デザインセンスだけではありません。対話を重ねつつ、その時、その人の在り様に寄り添ったデザインを施してくれる時間が、心を癒し、気持ちを整えてくれるから。ファンが増えていくのも納得です。

対話から生まれる繋がり

施術中のお客様との対話は、石野さんにとっても自身の視野を広げ、新しい価値観をもたらす時間です。特に海外での生活が長い人や転勤族で色々な地域に住んだ経験のある人との対話では、知らなかった文化や考え方に触れることで、日常や常識と思っていることが、じつはそうではないことに気づかされます。また、キャリアアップを重ねている人との対話では、仕事に対する考え方のヒントを得るだけでなく、石野さん自身のキャリアの「次の一歩」の後押しになったこともあるそうです。

「パワフルな時には後押しになるように」「やり過ぎてしまっている時には落ち着きを取り戻せるように」。対話を重ね、その時のお客様の在り様に寄り添うようにデザインを施していきます。

それぞれの“マイペース“がちょうどいい

そうした人々との繋がりにご縁を得て、今、石野さんはもうひとつの仕事である「マイペースカフェ」に取り組んでいます。「マイペースカフェ」は石野さんの知的障害のある息子さんが、”マイペース“に淹れたコーヒーを提供するカフェです。カフェを利用するお客様も、カフェのスタッフも、それぞれの”マイペース“を大切に味わうユニークな場です。

マイペースカフェの発端は、石野さんがネイルサロンのお客様に話した「ウチの息子は毎朝モーニングコーヒーを淹れてくれる」という何気ないひと言でした。

そこから瞬く間に、イベントでのカフェ出店が決まりました。ところが、イベント当日も大好きなゲームに夢中でなかなかコーヒーを淹れようとしない息子さん。最初はハラハラした石野さんでしたが、そんな石野さんの思いとは裏腹に、お客様はコーヒーの提供を待ちながら、他のお客様やスタッフとのおしゃべりを楽しんだり、その様子をニコニコ眺めたりと、いつの間にかお客様それぞれのペースでリラックスして過ごす場になっていました。

他のカフェとは違う時間の流れの中で、日常や常識に対して立ち止まり、非日常をお客様自らが積極的に楽しもうという雰囲気。別の会場でカフェを開いても、自然とこの空気が生まれるそうです。

ひとつの繋がりからまた次の繋がりへ――。

誰もが自分らしい在り様でいることを願っている石野さんにとって、調布はいつも自分らしく過ごすことができる、「ちょうどいい」と感じられる場所なのだそうです。そんな場所に、人は愛着をもつのかも知れません。

文 北村みどり、写真 石野祐子

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調布市公認インフルエンサーWithgrowって何??|調布でくらす魅力を伝える

調布とくらす インタビュー

森 直樹さん(もり なおき)Withgrow 副代表・渉外担当
調布市公認インフルエンサー「Wi thgrow」副代表・渉外担当として地域の魅力を発信。5歳の時、新潟から調布へ。以後は短期間の下高井戸生活を除き、ずっと調布で暮らす。Withgrowのメンバーは約10人で、市外からも調布好きが高じて地域活動に参加する人も。
Withgrow SNSアカウント:Instagramyoutubeチャンネル

SNSとリアルで魅力を発信

2024年6月、コワーキングスペース「co-ba CHOFU」で、クイズ対決「第1回調布王決定戦」が開かれました。このイベントを主催したのが、調布の魅力を発信しているWithgrow(ウィズグロー)です。

グループ結成は2011年。当時、学生だった森直樹さんが、アルバイト先の先輩、森下建臣さんと一緒に立ち上げました。
 「一緒に食べたり飲んだりしながら、“地元・調布のためにできることがあるんじゃないか”と考えました」。それに、「活動がうまくいけば、就職活動でアピールできるかも」という気持ちも少しあったそうです。

市役所や市議会議員に連絡して「何かできることはありませんか」と相談するうち、市や調布青年会議所のイベントで、調布をよくするためのアイデアを発表するような機会にも恵まれました。

イベントにも出店!!
映えない?編集会議風景(宅飲みではないそうです・笑)

コミュニティを繋ぐ架け橋を実感

「闇に浮かぶ境内で参拝を」をコンセプトにした2012年12月の「布多天神社あかり計画」では、実行委員として参加。地元の学生や、地域イベントで縁のあった団体などを巻き込み、イベント成功に貢献。「人に声を掛けていくうちにコミュニティがつながったり、世代間交流ができたりしました。これがWithgrowの“理念”になっています」

淡いピンクに輝く境内は幻想的な雰囲気

メンバーそれぞれが仕事やプライベートに多忙な時期を経て、2020年に再結成。「プライベートは地域で過ごす、という流れがすでにできていました。自分たちもあらためて地域で活動しようと思いました」と森さんは話します。

YouTubeやインスタグラムで、お店紹介、「まち活フェスタ」、「深大寺のだるチャン」、就活セミナー、時には困りごとなども発信。「調布市公認インフルエンサー」にもなりました。YouTubeで調布にまつわるネタを紹介するクイズ企画「調布王」はリアルイベントにもなっています。

文 三澤一孔

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まちの解像度を上げるロコワーキング

「私のまちって、こんなにおもしろい!」

調布駅北側を中心に約130店が加盟する「上布田商栄会」。会員数の多い商店会を運営するにあたり、会合開催や資料作成、会費にまつわる対応、イベントの計画・実施など、多岐に渡る業務が発生します。自分の事業と商店会運営を並走させるのはとても大変なこと。このまちに住む私たちに何かできることがあれば……そんな思いから、非営利型株式会社Polarisは商店会運営のサポートを始めました。

まずサポートしたのは資料配布。商店会リストに従って各店舗へ資料を配布する業務はポスティングでもOKですが、直接手渡しをして、近況をお伺いすることも。現在は、商店会の会費請求書や領収書の作成も行っています。

調布駅最寄りの「お茶の田中園」へ、町内会資料を配布中。訪問することで顔なじみになり、周囲の友人にお店を紹介することも。

ある日の業務

この日は、年に一度の福引イベントの景品準備を行っていました。「商店街の利用者としての視点から福袋を作成してほしい」とのオーダーを受け、いつも各店舗へ資料を配布しているメンバーが福袋の中身をセレクト。ひとつひとつ、丁寧に詰めていきます。

仕事を通して、自分の住むまちの知らなかった部分や魅力にたくさん気づいたというおふたり。

「子どもの体調などに合わせて、仕事のペースを自分で調整しやすく、働きやすいです。この仕事をきっかけに商店街での買い物が楽しくなりました」(Iさん)

「大手チェーンとは違った魅力のある、お店の雰囲気や商品のことを知ることができました。ご近所さんを気にかけ、大切にしているお店の思いも感じました」(Nさん)

自分の望む働き方と地域を掛け合わせると、もっと暮らしが楽しくなる。ロコワーキングは、人とまちの距離を縮める可能性にあふれています。

景品選びの様子
商店街の福引イベント

文 河内志保、写真 石野祐子

ロコワーキングとは

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【イベント情報】デザインを学んでスキルアップ!Canvaチラシ制作講座(中級編)

デザインの基礎を学んで、チラシをもっと魅力的に!

「Canvaでチラシを作ってみたけれど、なんだかしっくりこない…」
「テンプレートをアレンジしたいけど、どうやれば良いかわからない…」

そんなお悩みはありませんか?それは、デザインの基礎を知らないからかもしれません。

この講座では、チラシで伝えたいことをしっかりと届けるためのポイントを、デザインの観点から考えていきます。Canvaの操作だけでなく、なぜそのようなデザインが効果的なのか、その理由を理解することで、より魅力的なチラシが作れるようになることを目指します。

講師は、Canva公式クリエイターのKadoyariさん。数多くのテンプレートを制作しているプロのクリエイターです。そんなプロの技を間近で見られるチャンス!初心者からレベルアップしたい方におススメの講座です。ぜひご参加ください!

講座内容

  1. デザインって何?なぜデザインが必要?
  2. Canvaのツールの概要説明
  3. Canvaの活用事例
  4. 知っておきたいデザインの基礎知識(色づかいやレイアウトのコツなど)
  5. 実践デモ
  6. 質疑応答

こんな方におススメ

  • デザインを学んだことがない方
  • 我流Canvaからレベルアップしたい方
  • もっとCanvaを使いこなしてみたい方
  • フリーランス、個人事業主の方
  • 企業の広報、宣伝担当者
  • 地域イベントを企画運営する方
  • 教室やお店のチラシを作りたい方

開催概要

日時:5月31日(土)10:00~12:00
参加費:5,000円
※終了後、準備でき次第アーカイブを配信します。アーカイブ視聴期間は1ヵ月ほどを予定しています。

講師

kadoyari
Canva公式クリエイター
デザイナー歴19年。ロゴ、印刷物、WEBサイト、SNSなどのデザインを通して、ビジネスをサポートしています。Canvaのテンプレートを作成するCanva公式クリエイターとしても活動しており、1000を超えるテンプレートを公開中。Canva社よりCanva公式クリエイター・コミュニティのCanvassadorに認定されています。

https://www.canva.com/p/kadoyari/
https://kadoyari.com/

お申し込み

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【プレスリリース】フリーペーパー『くらすとはたらく』2025.4.25創刊!

非営利型株式会社Polaris(ポラリス、共同代表:大槻昌美・山本弥和/本社:東京都調布市、以下「当社」)は、2025年4月25日にフリーペーパーを創刊。「自分らしい暮らし方、働き方を見つけよう」を掲げ、それぞれの場所で暮らし働く人を紹介。読み手の皆さんが自分らしい生き方について考えるきっかけになることを目指しています。

当社は、2012年の創業以来「身近な地域や愛着のある場所で、『暮らす』と『働く』がつながるはたらき方や、『愛着と誇り』を持って、自分の生活からの視点やそのまちにある資源を活用して創り出す仕事」を「Loco-working(ロコワーキング)」と称して、様々な地域でのイノベーションに貢献してきました。今回創刊のフリーペーパーでは、地域に愛着を持ち、未来につなげようとする人や取り組みを紹介。自分たちの「まち」で自分らしく暮らし働くことを応援していこうと考えています。

創刊号は、当社の本拠地がある「調布」を特集。調布市民としてまちづくりを考える、合同会社パッチワークスの唐品さんと当社代表の大槻の対談を通して「まち」との関わり方について考えるほか、自分らしく「調布」で暮らし、働く人々をご紹介します。

『くらすとはたらく』

調布で気になるふたりの対談
 このまちに自分の出番を増やそう

インタビュー
 調布ではたらく人のお話

特別企画
 コサイト編集部におじゃまします!!

調布市公認インフルエンサー「Withgrow」って何?

まちの解像度を上げるロコワークとは?


また、今回の創刊を記念して、4月25日(金)にはイベントを実施します。「調布で暮らし働く」ことについて、まちづくりのスペシャリストと話しませんか?

自分らしい暮らし方、働き方を見つけよう~ 「くらすとはたらく」創刊記念・スペシャルランタンナイト~

イベント概要

日時:2025年4月25日(金)19:30~21:30
場所:〒182-0026 東京都調布市小島町2丁目51番地2 寿ビル 2階
   co-ba CHOFU
アクセス:京王線 調布駅徒歩1分

プログラム

19:30~20:00 開会のあいさつ・歓談・食事
20:00~21:00 トークセッション「調布のくらすとはたらく」
21:00~21:30 グループトーク
※プログラムは変更となる可能性があります。

登壇者

唐品知浩(からしな・ともひろ)さん:合同会社パッチワークス アイデア係長
調布市在住 3人の子育て中。リクルートを経て「別荘リゾートネット編集長」。調布のコワーキングスペース「co-ba CHOFU」のメンバー同士で、街をリデザインする(同)パッチワークスを創業。「ねぶくろシネマ」「棟下式」などを企画・運営。街の課題を面白がって解決に取り組む「面白がる会」のスキームで、馬喰横山や全国の地域活性に取り組む。グッドデザイン賞2019.2022受賞。

標享介(しめぎ・きょうすけ)さん:西松建設株式会社
西松建設株式会社にて各地区のまちづくりの事業推進を担当。勤務地は港区虎ノ門だが、業務の関係で調布にもよく訪れている。仕事柄、「暮らす」「働く」「賑わい」などの新たな場を創出することが大きな目的であるものの、最近は「場」を創るだけでなく、その後どうマネジメントしていくことが大事か、まちづくりの観点からも日々思考中。

十河信介さん(じゅうかわ・のぶすけ)さん:京王電鉄株式会社
1974年生まれ。大学卒業後、京王帝都電鉄株式会社(現京王電鉄)に入社。マンション、商業施設、オフィスビルの企画及びリーシング、都心ビルの取得業務に従事。グループ会社のリビタに出向し、「シェアプレイス」や「BUKATSUDO」などの企画・場づくりを行った後、京王電鉄に復職。再開発を担当する傍ら「下北沢ケージ」「タカオネ」「KO52TAKAO」の企画・運営を担当。

大槻昌美(おおつき・まさみ):非営利型株式会社Polaris 共同代表
一般企業にて営業事務を6年経験し、出産を機に退職。子育てに専念する。第2子出産後、娘ふたりと共に子連れでボランティアを始める。産後の家事援助「マザリングベル」(子育て支援グループamigo)の産褥シッターやNPO法人せたがや子育てネットの理事、保育スタッフ、子育てひろばのスタッフなども経験。Polaris創業メンバー。2016年、「フォロワーシップ経営」を行うために代表取締役就任。2024年8月より山本弥和と共同代表。

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尚、フリーペーパーの配布は、当社が運営するコワーキングスペース「co-ba CHOFU」の他、当社運営の各コミュニティ、調布市の店舗等を予定しています。

プレスリリース

PR TIMES 非営利型株式会社Polarisからフリーペーパー『くらすとはたらく』4月25日 創刊

運営会社について

非営利型株式会社 Polaris
https://polaris-npc.com/
設立:2012年2月
所在地:東京都調布市小島町2-51-2 寿ビル 2F
共同代表:大槻昌美・山本弥和

本件に関するお問い合わせ

非営利型株式会社Polaris 
連絡先:問合せフォームpr@polaris-npc.com

投稿者:wp_admin

【イベント情報】自分らしい暮らし方、働き方を見つけよう~「くらすとはたらく」創刊記念・スペシャルランタンナイト~

今、「まち」に求められている「心地よさ」とは?

Polarisは、創業時より「心地よく暮らし、心地よくはたらく」ことをビジョンに掲げ、暮らし方やはたらき方の多様性が認められる社会を目指してきました。特に大事にしているのが「Loco-working」というコンセプトで、暮らし方・はたらき方に大きく影響を与える「まち」や「地域」との関わり方をテーマとし、事業に取り組んでいます。

Loco-workingとは

「身近な地域や愛着のある場所で、『暮らす』と『働く』がつながるはたらき方や、『愛着と誇り』を持って、自分の生活からの視点やそのまちにある資源を活用して創り出す仕事のこと」

現在、Polarisが拠点を置く「調布」では、まちが変化する過渡期にあります。私たちが持つ「まちの資源」とは何なのか、未来に向けて何を生み出し、繋いでいけるのか。今、私たちが求める「暮らしやすさ」「心地よさ」とは何なのか。本イベントでは、まちづくりに関わる方々をゲストに迎え、まちの心地よさについて、紐解いていきます。

※イベント当日は、Polarisのフリーペーパー『くらすとはたらく』創刊日です。もれなく、ご希望の部数をお渡しします。

開催概要

日時:2025年4月25日(金)19:30~21:30
場所:co-ba CHOFU(京王調布駅徒歩1分)

参加費:2,000円(軽食・ドリンクを含む)
定員:20名

プログラム

19:30~20:00 開会のあいさつ・歓談・食事
20:00~21:00 トークセッション「調布のくらすとはたらく」
21:00~21:30 グループトーク

※プログラムは変更となる可能性があります。

登壇者

唐品知浩(からしな・ともひろ)さん
合同会社パッチワークス アイデア係長

調布市在住 3人の子育て中。リクルートを経て「別荘リゾートネット編集長」。調布のコワーキングスペース「co-ba CHOFU」のメンバー同士で、街をリデザインする(同)パッチワークスを創業。「ねぶくろシネマ」「棟下式」などを企画・運営。街の課題を面白がって解決に取り組む「面白がる会」のスキームで、馬喰横山や全国の地域活性に取り組む。グッドデザイン賞2019.2022受賞。

標享介(しめぎ・きょうすけ)さん
西松建設株式会社 アセットバリューアッド事業本部 再開発事業推進部

西松建設株式会社にて各地区のまちづくりの事業推進を担当。勤務地は港区虎ノ門だが、業務の関係で調布にもよく訪れている。仕事柄、「暮らす」「働く」「賑わい」などの新たな場を創出することが大きな目的であるものの、最近は「場」を創るだけでなく、その後どうマネジメントしていくことが大事か、まちづくりの観点からも日々思考中。

十河信介さん(じゅうかわ・のぶすけ)さん  
京王電鉄株式会社

1974年生まれ。大学卒業後、京王帝都電鉄株式会社(現京王電鉄)に入社。マンション、商業施設、オフィスビルの企画及びリーシング、都心ビルの取得業務に従事。グループ会社のリビタに出向し、「シェアプレイス」や「BUKATSUDO」などの企画・場づくりを行った後、京王電鉄に復職。再開発を担当する傍ら「下北沢ケージ」「タカオネ」「KO52TAKAO」の企画・運営を担当。

大槻昌美(おおつき・まさみ)
非営利型株式会社Polaris 代表取締役

一般企業にて営業事務を6年経験し、出産を機に退職。子育てに専念する。第2子出産後、娘ふたりと共に子連れでボランティアを始める。産後の家事援助「マザリングベル」(子育て支援グループamigo)の産褥シッターやNPO法人せたがや子育てネットの理事、保育スタッフ、子育てひろばのスタッフなども経験。きっかけと役割、仲間がいることで引き出される力の凄さを実感。Polaris創業メンバー。2016年、より変化に強い組織づくりを目指し戦略的意思決定主体を、代表を中心とする経営メンバーから参画する多様なメンバーへと拡張する「フォロワーシップ経営」を行うために代表取締役就任。

主催

非営利型株式会社Polaris
co-ba CHOFU運営会社。co-ba CHOFU内に事務所をおき、「未来におけるあたりまえのはたらきかたをつくる」をミッションに、ワーキングシェアの仕組みをつくり、地域に仕事をつくってきました。学びのコミュニティ「自由七科」では、「ここちよく暮らしはたらく」をテーマとした学びや対話の場を開催しています。

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