自分が本当に大切にしたい暮らし方と、はたらき方とは?
本座談会は、”ここちよさ”を軸に、自分がどのように暮らし、はたらきたいのかを語り合う場です。性別や世代、既婚未婚、子どものいる・いないなど、属性にとらわれず、互いの思いに耳を傾けてみませんか?
変化の時代の中で、惑うことは当たり前。この座談会では答えを出すことではなく、対話することを目的としています。誰かと話すことで、少し違った視点からモヤモヤを考えたり、自分の新しい一面に気づけたりするかもしれません。
日時:2024年6月19日(水)10:30~12:00
参加費:500円
定員:4名
※乳幼児のお子様連れの方も大歓迎!木の床にゴロンとさせてあげたり、おもちゃもあります。
※お子様連れの場合、「まちだ子育てコミュニティ”おやこつながりくらぶ”」へのご登録が必要です。(当日可)
※申し込み時にご記入いただく情報は、本座談会への参加者の確認・受付、及びこれらに準ずる業務のみで使用いたします。
つながりこども送迎ラウンジ・原町田大通
東京都町田市原町田6-24-10
JR町田駅、小田急町田駅から徒歩5分
本座談会は、非営利型株式会社Polaris、まちだ子育てコミュニティ”おやこつながりくらぶ”の共催です。
学びのコミュニティ「自由七科(じゆうしちか)」
非営利型株式会社Polarisが運営する学びと探究の場。
変化の時代の中で多様な人とつながりながら、一人ひとりがここちよいと暮らしかたやはたらき方を実現するための対話の場をつくっています。
町田地域のおやこがつながり、ホッと一息できる場があること。
まちだ子育てコミュニティ“おやこつながりくらぶ”では、子育てに役立つ情報発信や、保育者・看護師・管理栄養士など、専門家による子育て相談も受け付けています。
本座談会の会場となる”ラウンジはらまちだ”では、主に下記のイベントを行っています。
●ゆったりラウンジ
毎週火曜日・水曜日・金曜日、10時~13時
地域の居場所としてお気軽にどうぞ。リモートワークもOK。お子様と手軽に食べられる給食体験(予約制)も行っています。
●ゆるやカフェ
毎月第4土曜日、10時~12時
下記のPeatixのページからお申し込みください。
※「子どものいる暮らしの中ではたらくを考える座談会」とは何なのか、開催のきっかけや想いなどをnoteに記載しています。
「子どものいる暮らしの中ではたらく」ということについて考える座談会
※町田座談会の様子はこちら
【座談会レポ】私のここちよさを見つめる場
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2024年3月16日(土)、「コミュニティフォーラム2024」がNPO法人CRファクトリー主催で開かれ、非営利型株式会社Polarisファウンダーの市川望美が登壇しました。このイベントは、さまざまな形でコミュニティ運営に関わる方が集まり、多様な視点でトークセッションを展開するもので、10年以上前から毎年開催されています。
本記事では、「コミュニティフォーラム2024」において、自分の可能性の広がりや意義など、人生を豊かにするためのコミュニティ参加へのヒントが詰まった講演内容をレポートします。
コミュニティフォーラムでは、「みんなの新たな一歩! 共に楽しみ、共につくり、共に学ぶ」というメインテーマのもと、4つの分科会が設けられました。
市川が登壇した分科会では、「社会参加✕コミュニティ コミュニティ参加で人生はもっと豊かになる」をテーマに、プレゼンやトークセッションを展開。パートナー登壇者は、武蔵小杉につながる人たちが自由に集う学び舎、「こすぎの大学」を企画・運営されている岡本克彦氏と、マンパワーグループでキャリア開発のシニアコンサルタントをされている難波猛氏のお二人。それぞれのコミュニティへの関わり方の紹介から始まりました。
まず岡本氏からは、企画運営している“こすぎの大学”の話や真の自立の話、難波氏からは不安定な時代に生き、働くという前例のない状況にあって、キャリア形成の観点からコミュニティに参加することで生まれる効果や効能について語られました。続いて市川からは、「“コミュニティ”×はたらく ⾃分の枠と可能性を広げるコミュニティの⼒」と題したプレゼンがなされました。
市川「身を置いて20年が経過したコミュニティについて振り返ると、キャリア開拓や共創、創発といった、誰かと何かを偶然に生み出す機会に恵まれたという実感と共に、自分の人生にもいい影響があったなと思っています。
私自身は、9年間の会社員生活を経て、出産を機に退職をしました。出産後に子育てのコミュニティに参加し、全く新しい価値観や世界に数多く出会ったり接したりしてきました。その中で、驚き、違和感、戸惑いをおぼえることもありましたが、知らないことがまだまだあると知ること、「自分ってこういう人間だ」という自分の定義以上に世界は広くて深いことなど、気づきや発見の連続でした。コミュニティに関わることに慣れていくうちに、気がつけば20年経っていて、自分自身も大きく変化していました。
そんな中で、自分なりに見つけた、コミュニティ参加の意義があります。
自分自身の再発見と再構成、再構築ができること。
とりあえず参加してみたら、意外と面白くて楽しめるかもしれないといった自分の新たな一面を発見できたのは、コミュニティに参加したからこそです。そうすることで、自分の伸びしろや余白に気がついて、『この先きっと自分は大丈夫だ』という、緩やかで揺るぎない安心感を手に入れられたと思っています」
続いて分科会はトークセッションへ。初めのテーマは「コミュニティ参加の効果効用」。コミュニティに参加することで、どんな効果があったのかを3人が語り合います。まず岡本氏は「地元に友人や頼れる相手ができて、こすぎの大学を企画運営するようになった」、難波氏は「人からの誘いに乗り続けた結果、マラソンが趣味になり、他の人にも勧めるようになった」と、自身に起きた大きな変化を示していました。続いて同じ問いに、市川は次のように話しました。
市川「コミュニティ参加は、自己探求に一番役に立つと実感しています。元々、馴れ合うような付き合いは苦手で、ママ友付き合いも無理だと思っていたので、コミュニティや集まりに誘われても断っていました。でも、あるときからそういった誘いにのっかってみることにしたんです。子育て期って、人に頼らざるを得なかったり、自分を捨てなきゃいけなかったりする時期だと思うんですが、とりあえずコミュニティに参加してみたことで、人と関わることがそんなに怖くないことに気づきました。コミュニティに深く関わると、変わり得る自分を見出せるし、変わらない自分、私が私でいていいんだということを再確認できました。
知らない人と何かをすることに慣れると、たいていのことは何とかなるだろうと思えるようになりましたし、想定外のことが起こることにも、耐性がついて寛容になれました。ネガティブケイパビリティが高まったと言えるかもしれません。こんな感じで、自分自身がダイナミックに変化しました」
トークセッションのもう一つのテーマは、「自分に合ったコミュニティを探して見つけて、参加するためにはどうすればいいか」。
「入りやすくて抜けやすいコミュニティがいいですね。自分が主催者側であれば、誰でも参加しやすく離脱しやすいようハードルを低くすること、主催者側がまずは楽しむこと、それを徐々にコミュニティ全体に広げていくことを心がけています」と、コミュニティ運営者の観点から岡本氏が意見を述べました。
これに対して難波氏は、キャリアの8割は偶然から生まれているという、計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory:クランボルツ提唱)を紹介。計画された偶発性を活かしてキャリアを豊かに展開するためには、好奇心と柔軟性が必要であることから、「人から誘われた時に、とりあえずYESと言ってみること」の重要性を語りました。
続いて市川からは、自分のスタート時点を振り返りつつ、コミュニティ主催者側・参加者側両方の関わり方について話しました。
市川「私自身がコミュニティに慣れていない頃、誘ってくれる方が、『絶対あなたに合ってるから』と言うんじゃなくて、『もしよかったら参加してみてね』と何度も声を掛けてくれました。声をかける側からしたら、相手から断られるのはしんどいと思うんです。でも、1回断わられたからといってそこで諦めてしまうのではなく、『参加するかしないかはあくまであなた次第ですよ』と相手の逃げ道をつくりながら、何度も声をかけているんです。その結果、『参加してみようかな』という変化が起こる人もいるので、『来てくれたら嬉しいな』と何回も誘ってみると、案外大丈夫かもしれません。
それから、コミュニティは自分が運営側だけでなく、参加者としても複数所属していたほうがいいと思います。普段の自分を固定化しないで済むところに身を置けると、すごく健全でいられるし、ウィークタイズ(Weak Ties/弱い結びつき:グラノベッター提唱)のような、緩やかなつながりの方が、実は創発や共創が起きやすいと言われています」
トークセッションの後には、グループワークとして参加者数名ずつでグループを作り、感想を語り合う場が設けられ、大いに盛り上がりました。分科会の最後に、岡本氏は、コミュニティでの学習成果をビジネスなどの他の場面でも活かすことの大切さを、難波氏は、周りの人を巻き込むには楽しいという感情を素直に表現することが一番であると、それぞれ話しました。ここでは、市川が発信した言葉をご紹介します。
市川「3ヶ月はとりあえずチャレンジ期間と決めて取り組んでみるとか、『分からないことが増えるのは、自分の人生が豊かになる』というマインドセットをして臨むと、案外怖くないですし、新しい世界に踏み出しやすくなります。それから、最初は何となく合わないなと感じていても、参加を続けていくうちに『あれ、意外と合うかも』というコミュニティと出会えるので、『何事もまずはお試し』と緩くしてみると、自分に合ったコミュニティを探しやすくなります。
春は新しいことを始めるのに向いているので、何かトライしてみたいなと思ったらぜひ始めてみてもいいと思います。でも同様に、終わらせたいことがあれば終わらせるのも大事です。始めたいことを無理に探そうとするのではなく、何かをやめてみるとか、何かから脱したいという気持ちを大切にして行動すると、発見があるかもしれないですし、おすすめです。日々を大切に生きることで、人生はきっと楽しくなります。ぜひコミュニティに参加して自己探求してみましょう」
知らない世界に飛び込むには勇気が必要で、少し怖く感じたり、本当に大丈夫だろうかと不安になったり、そこまで深く関わるつもりではないなど、いろいろと考えがちです。しかし、「今日は何となく大丈夫そうだ」と思った時に、誘いを受けたら思い切ってのってみる。期限を決めてトライしてみて、無理だったら離れてもいい。そんな自由さと軽やかさがあれば、VUCAの時代と言われる現代を生きていけるのかもしれません。最後に、人生を楽しむ難波氏のコメントをご紹介します。
「人からの誘いにとにかくYESと言い続けると、よく分からないところに人生は連れてってくれる」
まだ見ぬ自分と、向き合ってみたくなりますね。
あなたの街にはどんな公園がありますか?その公園は今、どんな状態ですか?もし、気持ちよく居心地の良さそうな雰囲気が漂っているなら、それは、公園ボランティアさんのおかげかもしれません。
公園ボランティアとは、掃除や雑草取り、落ち葉拾いなどを行い、公園を気持ちの良い場所に保ってくれている人たちのこと。
公園掃除なら、自治会や町内会、子ども会などでやったことがある、という人も多いかもしれません。「月1回の掃除、大変なんだよなぁ…。」と思う人もいる一方で、実に楽しそうに、公園を自分の庭のように愛し、育てている人たちがいます。
花壇に花を植えたり、ベンチにペンキを塗ったり、時にはイベントをしたり。それだけではなく、やらされ感でいっぱいになりそうな、掃除や雑草抜きでさえも楽しんでしまう、その秘訣とは?
地域に住む多様な人同士が無理せず活動を続けていける背景には、さまざまなコミュニティが参考にできる仕組みがあるのかもしれません。
今回のランチタイムセッションでは、(一社)みんなの公園愛護会の椛田里佳さんをゲストに迎えます。椛田さんは、同団体の跡部徹さんと共著で「推しの公園を育てる!~公園ボランティアで楽しむ地域の庭づくり」を出版したばかり。
公園ボランティアの活動を伺いながら、みんなが楽しみながら継続できる、コミュニティづくりについて考えます。
ランチを食べながら、画面オフで聞くだけでもOK!ぜひお気軽にどうぞ。
日時:5月27日(月)12:00~12:50
オンライン開催
参加費:無料
定員:20名
椛田里佳さん(みんなの公園愛護会 代表)
子どもの頃から公園好き。母になってからは、子どもたちの声であふれていた近所の公園に、仲間同士で公園愛護会をつくりました。もっと楽しく明るく居心地の良いみんなの公園になるよう、ゆるやかに実験中。大手上場企業を経験した後、上海暮らしや、社会人向けスクール「自由大学」の学長を経て、子どもたちと家族中心の暮らしにシフト。夫を難病で亡くし、公園に関わる仕事に。京都大学農学部卒、名古屋市生まれ。
非営利型株式会社Polaris
学びのコミュニティ「自由七科」
自由に生きるための知恵に出会うリベラルアーツ・ラボ
非営利型株式会社Polarisが運営する学びと探究の場。
変化の時代の中で多様な人とつながりながら、一人ひとりがここちよいと暮らしかたやはたらき方を実現するための対話の場をつくっています。
朝日新聞の運営するウェブサイト「telling,」に市川望美のインタビューが掲載されました
柔軟な働き方を選べる社会を目指すPolaris市川望美さん。「シゴト軸のコミュニティ」も構築
お申し込みはこちらから
6月16日(日)に開催される、21世紀の働くを考える会主催「D.L.ブルスティン博士 講演会&シンポジウム 21世紀の“人間の仕事(Working)”とは 未来へのBlustein博士とのワーキング心理学対話 〜全ての人が働きがいと尊厳を持って仕事をするために〜」。
その中のシンポジウム、働くことの未来への対話「働く人の尊厳とウェル・ビーイングを守り、支えるためになすべきこととは~公共政策と働く未来を創る視点から~」に、弊社取締役ファウンダーの市川望美がパネリストとして登壇します。
日時:2024年6月16日(日)13:00~17:00
会場:東京会場A 筑波大学東京校(文京区大塚3-29-1)
定員:会場 100名 on-line 400名
参加費:4,000円
お申込:参加希望者は下記の公式ホームページの「参加申し込み」からお申し込みください。Polarisのサイトからお申し込みいただくと、連携団体4,000円(一般参加費:8,000円)で参加できます。
※初回の申し込みは皆様全員「非会員の方」をクリックしてお入りいただき、初回登録をお願いします。
公式ホームページ https://www.world-meeting.co.jp/blustein2024/
テーマ:働く人の尊厳とウェル・ビーイングを守り支えるためになすべきこととは
~公共政策と働く未来を創る視点から~
パネリスト:ボストンカレッジ大学院 カウンセリング心理学部教授
Prof. David L. Blustein, Ph.D.
職業生活を通じて幸福を追求する権利の実現に向け7:キャリア権の意味するもの
法政大学名誉教授
諏訪 康雄
キャリアに着眼した労働政策の展開の振返りと展望
~ワーキング心理学の視点を踏まえて~
元 厚生労働省参事官(若年者・キャリア形成支援担当)
伊藤 正史
生きることに根ざしたキャリアと働く場を創り出すこと
~未来における当たり前のはたらき方を創り続けて13年
非営利型株式会社Polarisファウンダー取締役
市川 望美
司会:学習院大学名誉教授 今野 浩一郎
社会人向けセミナーの運営アシスタントの募集です。
4月にオンラインの研修及び現地での研修を実施し、5月からのシフトインとなります。
北参道駅すぐの場所で、民間企業や自治体職員向けセミナーを数多く行っている企業が開催する、セミナー運営のサポート業務となります。
<主な業務>
基本的なビジネスマナーがあり、パソコン操作ができる、Zoomの操作ができる方(または学びたい意欲がある方は大歓迎!)にぜひお願いしたい業務です。
稼働場所:副都心線 北参道駅すぐ、JR代々木駅徒歩10分
勤務時間:平日 9:00~17:00(途中休憩1時間)または、12:00~17:15
※1ヶ月ごとのシフト制
業務内容:セミナー運営アシスタント業務。
セミナー運営中のZoom操作/受講生や講師への対応/講座開始終了時のアナウンス/会場内温度管理・換気など/会場準備片付け(オンライン配信機材も含む)
※マニュアルあり。事前研修および現地レクチャー、サポート体制あり。
報酬:1時間あたり1300円〜1400円(トライアル期間は、1150円とします)
交通費:実費にてお支払いします(1日1000円を上限※超える場合は応相談)
募集人数:2~3名
応募条件:月5回以上勤務可能な方(たくさん入れる方歓迎です♪)/基本的なビジネスマナー/簡単なZoomの操作ができる方/守秘義務が守れる方
※毎年5月〜11月が繁忙期になります。3月と4月については、講座自体がほぼ実施がないため、業務はほぼお休みになります。
勤務時の服装について:女性はビジネスカジュアル、男性はスーツ着用となります。
契約形態:Polarisとの業務委託契約となります。
ご興味のある方には、業務説明会兼面談を行います。所要時間は、1時間30分程度です。
4/23(火)~5/1(水)の中で第3希望までご入力お願いします。
業務説明会開催方法:zoomオンラインミーティングにて実施
その後のスケジュールは以下の通り
①業務説明会後にエントリー
②採用通知/契約
③4月末:オンライン事前研修 1回
④4月末~5月前半:現地研修兼セミナー見学 1回
⑤4月末~5月前半:業務開始(トライアル5回実施)
説明会に参加希望の方は以下フォームよりお申し込みください。
業務名:セミナー運営アシスタント
求人に関する問い合わせ先:kadokawa.katsuki@polaris-npc.com
全国に9,000箇所以上あるこども食堂(2023年度)が、最初に確認されたのは、2012年の8月。2022年8月にこども食堂10周年を迎えるにあたり認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)より、「こども食堂10周年特設サイト」(外部リンク)の記事の企画制作の依頼をいただきました。Polarisが社会課題に取り組むソーシャルビジネス企業であり、子育て世代が多く所属している点で、組織が目指す方向性とそこで働く人同士の親和性が高いのではないかと期待されての依頼でした。
こうしたアウトソーシング業務をチームで受託しているサービス「CoHana」(事業伴走支援サービス)では、「こども食堂10周年特設サイト」の記事制作を進めていく上で、2つのことを大切にしました。一つは、外からの視点です。「こども食堂」のことをあまり知らない読者にもわかりやすい内容とするために、組織内部では当たり前でも、第三者には伝わっていないことを紐解いていくよう心掛けました。二つ目は、同じ方向を向くことです。むすびえは中間支援団体で、実際に現場で活動しているのはこども食堂の運営者、地域ネットワーク団体などです。それぞれの関係者とのパートナーシップや10周年プロジェクトの目的などもよく理解した上でコンテンツを作っていくことも重要でした。
組織の仕組みや事業内容など、最初はわからないことも多かったため、プロジェクトがスタートする前段階からむすびえ内部のミーティングに参加し、企画の方向性や個々の記事の意図の確認をさせていただきました。同じ時間、同じ課題意識を共有することで、むすびえと同じ方向を見ながら進めていくことができました。
Polarisの仕事のしかたの特徴はチームで仕事を請けることです。
ライティングにおいても、進行管理を担当するディレクター1名、ライター3名、デスク1名のチームで進め、12件の記事制作を取材から記事作成まで担当しています。取材は現地に伺ったりオンラインを繋いだりしましたが、ライティングは在宅でオンラインツールを使いながら進めるスタイルが基本で、Slackを活用し、わからないことは気軽に聞ける環境づくりを心掛けてきました。
メンバーは子育て中の女性が中心でしたが、最近よく聞く「こども食堂」という言葉に、初めは“子どもたちが集まって低価格で食事ができる場所”程度の認識しかありませんでした。しかし、むすびえの方々と何度も対話をすることで、むすびえが目指しているのは、子どもから高齢の方まで幅広い世代が集う、あたたかな”居場所”だと感じられる場をつくること、そこからつながる「誰も取りこぼさない社会」なのだとわかりました。私たちは、おそらく多くの方が同様に感じているのかもしれないと、支援に関わる人たちの想いを丁寧に聞いて、「こども食堂」がもたらし得る優しい未来を多くの方へ届けようと取り組みました。
特設サイトのコンテンツ制作は一定期間のプロジェクトでしたが、その後は助成金事業の事務サポートや採用サイトの企画制作など継続的に複数のプロジェクトでサポートをさせていただいています。Polarisのメンバーは、むすびえのさまざまな業務を通して、むすびえやこども食堂のことをより深く知ることができ、社会で必要とされる事業に貢献できていることに手ごたえを感じ、モチベーションやコミットメントが高くなっています。
社会課題に取り組む非営利組織では、人的リソースが限られていることが多く、ルーティン業務や広報業務などが後回しになったり、属人的になったりすることがあるようです。もしくは、組織のミッションや事業内容の理解が深くないとアウトソースがしづらい状況もあるため、内部でやり切ろうと腐心して疲弊していることもあるかもしれません。
PolarisのアウトソーシングサービスCoHanaでは、パートナーの想いを受け止め大切にしながら、共に事業をサポートすることを目指しています。「未来におけるあたりまえのはたらきかた」を実現しながら、共に歩んでいきましょう。
株式会社QUOLが運営するウェブサイト『エリマネこ』に、弊社に関する記事が掲載されました。取締役の野澤が座談会に参加しています。
座談会は、弊社が運営するコミュニティスペース「アンドエス」にて行われました。
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3月16日(土)に開催される、特定非営利活動法人CRファクトリー主催「コミュニティフォーラム2024~みんなの新たな一歩!共に楽しみ、共につくり、共に学ぶ~」。
その中で行われる分科会「社会参加✕コミュニティ コミュニティ参加で人生はもっと豊かになる」に、弊社取締役ファウンダーの市川望美が登壇します。
日時:2024年3月16日(土)13:00~18:00(+懇親会)
会場:FLAT BASE
〒107-0062 東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山10階
地下鉄銀座線外苑前駅から徒歩1分
定員:100名
参加費:無料(投げ銭へのご協力をいただけると助かります)
お申し込み:Peatixからお申し込みください。
イベント詳細はCRファクトリーのサイト(https://gamma.app/public/2024-r7pcmoas9vat86y?mode=doc)をご覧ください。
心地よさという感覚を軸に、自分が本当に望む選択を考えてみませんか?ライフチャートを使い、自分のこれまでのライフキャリアを振り返ります。
働き方を変えたい方、再び働きたいと考えている方におススメの講座です。
日時:
①2/28(水)10:30~12:00
②3/12(火)19:30~21:00
※どちらも同じ内容です。
場所:co-ba CHOFU
(調布市小島町2-51-2 寿ビル2階)
定員:各回5名
参加費:無料
※本イベントは、調布まちゼミ内で開催されます。
市川望美(非営利型株式会社Polaris 取締役・ファウンダー)(2/28担当)
出産を機にIT系企業を退職。子育て支援NPOを経て、2010年に内閣府のビジネスプランコンペで採択されたことをきっかけに2012年非営利型株式会社Polaris設立。多様な働き方を支える基盤づくりや地域からの新しい価値創造に取り組む。
山本弥和(非営利型株式会社Polaris 取締役・自由七科学長)(3/12担当)
生保事務、営業、アパレル販売を経験した後、妊娠を機に離職し、専業主婦となる。産後、母親向けイベントの運営を行う傍ら、子育てサロンで創業者の市川、現代表の大槻と出会い、非営利型株式会社Polarisに参画。Polarisのライター部門や学び事業の立ち上げに尽力する。
こちらのフォームよりお願いします。
3月20日(祝・水)に開催される、特定非営利活動法人 市民活動サポートセンターいなぎ主催NPO講座「世代循環型のNPO~事業承継と世代交代の仕組みづくり~」に、取締役ファウンダーの市川望美が講師として登壇いたします。
日時:3月20日(祝・水)10:30~12:00
会場:稲城市地域振興プラザ4階大会議室(東京都稲城市東長沼2112-1)
参加費:300円(稲城市民でなくても参加可。市民活動サポートセンターいなぎ会員は無料)
申し込み方法:電話(042-378-2112 ※受付時間9:00~17:00)もしくはメール(info★i-inagi-support.org ※★を@に変更してお送りください)からお申し込みください。
主催:特定非営利活動法人 市民活動サポートセンターいなぎ