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【登壇情報】第2回「湘南セカンドキャリア地域起業セミナー」に、取締役ファウンダー市川が登壇

地域における起業、事業計画や収支計画の考え方などを学べる、第2回湘南セカンドキャリア地域起業セミナーが2023年9月2日(土)から全7回の連続講座として開催されます。
昨年に引き続き、本セミナーにて、取締役ファウンダーの市川望美が第2回『Why Me? スキルと経験の棚卸しワークショップ』講師として登壇いたします。

開催概要

地域における起業、事業計画や収支計画の考え方などを学べる全7回の連続講座です。ワークショップや現地視察も盛り込み、地域で活動を始めるための最初の一歩を応援します。
本事業は藤沢市ミライカナエル活動サポート事業採択事業です。

詳しい講座内容については、こちら のページをご覧ください。

日時:9月2日(土)~11月26日(日)全7回
会場:Fプレイス(藤沢市藤沢公民館·労働会館等複合施設)
住所:神奈川県藤沢市本町1丁目12-17

アクセス:藤沢駅北口から徒歩11分、藤沢本町駅から徒歩9分
URL:https://www.fujisawa-fplace.com/
参加費:全7回 11,000円(30歳以下は 5,500円)
セミナー詳細:こちらをご覧ください
申込方法:募集終了済み

主催

関内イノベーションイニシアティブ株式会社
https://kii-net.jp/

株式会社フジマニパブリッシング
https://fujimani.com/

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【イベント情報】※満員御礼※ 9/20(水)子どものいる暮らしの中ではたらくを考える座談会@町田


自分が本当に大切にしたい暮らし方と、はたらき方とは?


100人100通りの感じ方を大事にし、「ここちよく暮らし、働く」という問いから多様な答えが共存できる方法をみんなで考える座談会。

コロナ禍は、私たちのはたらき方を一気に変えました。一方で選択肢が増えた分、何が自分の望むことなのか迷ってしまったり、選択できないことを自分の弱さと捉えてしまったりする声も聞かれます。

変化の時代の中で、惑うことは当たり前。この座談会では答えを出すことではなく、対話することを目的としています。他者の多様な価値観に触れながら、自分が本当に大切にしたい「暮らしかた」「はたらき方」を考えてみませんか?

「子どものいる暮らし」とタイトルにありますが、このテーマを起点に、多様な立場から、それぞれのはたらき方を考える座談会です。子育て中の女性だけではなく、男性や学生、独身の方、どなたでも大歓迎です。

こんな方におすすめ

  • はたらき方を見直したい方
  • 育休復帰される方
  • 再びはたらきたいと考えている方

開催概要

日時:2023年9月20日(水)10:30-13:00
参加費:1,500円
定員:6名
※体にやさしいおいしいランチ付き。
※座談会は12時まで。12時~ランチの予定です。
※お子様とご一緒でもOKです。参加者同士で見守り合いながらの参加になります。
※フローリングなので、乳幼児さんも安心です。

※写真はイメージです。当日のメニューとは異なります。

会場

Space Lana〜みんなのおウチ〜

東京都町田市玉川学園7-1-9 細野ビル302
(入り口は建物裏側。3Fの黄色のトビラが目印です。)
※小田急線玉川学園駅徒歩3分

主催

非営利型株式会社Polaris(★令和元年度 東京都女性活躍推進大賞 地域部門大賞受賞)

学びのコミュニティ「自由七科(じゆうしちか)」
非営利型株式会社Polarisが運営する学びと探究の場。
変化の時代の中で多様な人とつながりながら、一人ひとりがここちよいと暮らしかたやはたらき方を実現するための対話の場をつくっています。

【協力】

マチノワジョブ

町田市中町にある、コワーキング&ギャラリー COMMUNE BASE マチノワにて、 2021年にスタートした、 “町田に暮らし、町田ではたらく女性のための応援プロジェクト”です。

お申込み

参加者多数の為、受付は終了いたしました。

下記のPeatixのページからお申し込みください。


※「子どものいる暮らしの中ではたらくを考える座談会」とは何なのか、開催のきっかけや想いなどをnoteに記載しています。
「子どものいる暮らしの中ではたらく」ということについて考える座談会

※町田座談会の様子はこちら
【座談会レポ】私のここちよさを見つめる場

※PolarisのSNSもチェックしてもらえると嬉しいです。
Facebook:https://www.facebook.com/polaris.npc/
Twitter:https://twitter.com/polaris_pr
Instagram:https://www.instagram.com/polaris.npc/
note:https://note.com/polaris_npc0820

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夏季休業のお知らせ

平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。

弊社では、誠に勝手ながら下記日程を夏季休業期間とさせていただきます。


【休業期間】8月11日(金・祝)~8月16日(水)


お問い合わせなど、休業期間後の対応となる場合がございます。

期間中は大変ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。

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【募集終了】訪問看護事務サポート|システム業務(在宅)

訪問看護事業の支援を行っている事業者の事務サポートメンバーを募集します!
今回、募集するのは在宅で稼働いただけるシステム業務です。日本国内であれば居住地は問いません。
すでに稼働しているメンバーからのフォローもあり、安心して入っていただけます。

募集概要

職種:

①:訪問看護計画書・報告書のイレギュラー分の作成およびダブルチェック
②:利用者保険証等の画像登録サポート業務
③:請求書・領収書のダブルチェック

実施日:

①:クライアント指定の3日間程度(日にちは月ごとに異なります。月初め~2週目くらいまでの間の3日程度をクライアントから指定されます)実施時間は10時から作業終了まで。(最長16:30頃まで)
②:毎週火曜日にデータ共有、金曜日に納品(週次の作業となります)納期に間に合えば作業時間は問いません。
③:クライアント指定の1日程度(日にちは月ごとに異なります。月初め~2週目くらいの間の1日をクライアントから指定されます)実施時間は10時から作業終了まで。(最長16:30頃まで)

稼働場所:在宅

報酬:

①初月のみトライアル報酬(1,300円/1時間あたり)
翌月より本稼働(1,400円/1時間あたり)
②③初月のみトライアル報酬(1,150円/1時間あたり)
翌月より本稼働(1,200円/1時間あたり)
※内部MTG実施時は別途報酬があります。

募集人数:2名

契約形態:非営利型株式会社Polarisとの業務委託契約
1ヶ月あたりの稼働時間は12~17時間程度、報酬の目安は15,000~20,000円程度です。

業務内容:

①イレギュラーデータの出力・PDF 加工・1 ファイル 単位でのダブルチェック・利用者用計画書の作成
②所定の医療券の画像ファイルの編集、画像ファイル名の変更、クライアントシステムへの登録、登録内容のダブルチェック
③請求書・領収書の郵送作業前のダブルチェック

使用ツール:

  • LINEWORKS(クライアントとのコミュニケーション、ファイルのやりとり)
  • Dropbox(作業ファイルの格納に使用)
  • Googleスプレッドシート(稼働時間管理・日報に使用)
  • Slack(Polaris内部でのコミュニケーションに使用)
  • Adobe Acrobat有料版(画像加工に使用、ライセンス料はPolarisにて負担いたします)
  • Microsoft Office(主にPowerPointとExcel)
  • クライアントシステム

エントリー条件:

  • ①~③の業務全てをご担当いただける方
  • 夏休み・冬休みなどお子様の長期休暇中もシフトに入っていただける方
  • PCスペックが以下の条件を満たしている方
    • OS:Windows限定(クライアントシステムがWindowsのみ対応しているため)
    • メモリ:8.00GB以上
    • CPU:intel COREi5以上相当
      ※Zoomを繋ぎつつクライアントシステムにもアクセスするので上記メモリ以上のPCが望ましいです
      ※スペックはWindowsPCの場合「設定>システム>バージョン情報」でご確認いただけます
  • 必要ソフト:Microsoft officeがご自身のPCにインストールされていること
  • Excelのソートができる、PowerPointで画像の加工ができる方

こんな方に向いています

  • 細かいチェック作業が苦にならない
  • テキストベースでのコミュニケーションができる

こんな方には向いていません

  • スケジュール管理が苦手(納期が守れない)
  • チームみんなで仕事をするよりひとりで黙々とやりたい

現メンバーからのメッセージ

  • 優しい方ばかりなので、分からないことも質問しやすい雰囲気です
  • ズームを繋げたままの作業ですが、分からないことがあればその都度質問できますし、慣れてきたらカメラオフにして集中して作業を行ってもいいのでやりやすいと思います。
  • 今まであまり関わりがなかった業種だったので新しい世界を少し知れて学びになっています。
  • チームの雰囲気はとても良いです
  • いろいろな地域の方と仕事ができていることが、とても新鮮で楽しいです。

業務説明会

ご興味のある方に向けて、業務説明会兼面談を行います。所要時間は、1時間30分程度です。

応募方法

説明会に参加希望の方は以下フォームよりお申込みください。
その際、説明会は8月下旬~9月上旬を予定しています。エントリー後別途調整といたします。
応募期限:8月23日(水)

フォーム上部業務名には「訪問看護事務サポート(システム業務)」と明記ください。

業務説明会開催方法:オンライン(Zoom)開催

 

説明会実施後のスケジュール

  1. 業務説明会実施後にエントリー
  2. 面談
  3. 採用通知/契約
  4. それぞれの業務ごとに研修を実施(時期未定)
  5. 業務開始(9月もしくは10月スタート予定)

求人に関するお問い合わせ先:jimukyoku-cohana@polaris-npc.com
件名に「訪問看護事務サポート メンバー募集」と明記の上、ご連絡をお願いいたします。

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【募集終了】Polaris広報チームメンバー募集

Polarisの広報チームでは、Polarisという会社が何をやっているのか、どんな人たちによってどう運営されているのか、働き手やクライアントは何を得て、どう感じているのかなどを、より分かりやすく伝えるため発信をしています。
今回はPolarisを「伝える」ことに、一緒に取り組んでいただける広報メンバーを募集します。

まずは業務説明会を開催しますので、ご興味ある方はお気軽にご応募ください。お仕事をするかどうかは説明会参加後に決めていただいて大丈夫です。

募集要項

職種: ①WEB運用(WordPress)②WEBライティング ③メルマガ
実施日:適宜
勤務地:在宅
報酬:①1件あたり1,000円〜 ②1記事10,000円〜 ③ひと月1500円〜5000円
募集人数:若干名
契約形態:非営利型株式会社Polarisとの業務委託契約(3ヶ月)
※契約更新については要相談

業務内容

  • ①Polarisのウェブサイトの更新
  • ②Polarisのウェブサイトに掲載する記事のライティング
  • ③Polarisのメールマガジンのリストの更新及び顧客データ保守

 

使用ツール

① WordPress ②Word ③Excel
①②③共通:ChatWork、Messenger、Googleスプレッドシート、kintone、Slack、Zoom

 

条件

①WordPress経験者 (HTMLタグがわかる方)
②ライター経験者(別途課題を提出いただきます)
③Excel経験者
①②③共通
・基本的なPCスキル(Word/Excel/PowerPoint/Googleツール)
・新しいアプリケーションを使用することに抵抗がない

 

こんな方に向いています

  • オンライン(文章)で報告・連絡・相談などのコミュニケーションができる
  • 新しいことや変化に柔軟に対応し、それを楽しめる

こんな方には向いていません

  • スケジュール管理が苦手(納期が守れない)
  • 変化があることが苦手
  • 日々ちょこちょこチェックしてちょこちょこ連絡を入れることが苦手
  • マニュアルがないとストレスな人
  • チームではたらくより1人で黙々とやりたい人

業務説明会

日程:9月7日(木)の10時~12時
(上記以外の日時を希望される場合にはご相談ください。)
場所:オンライン(Zoom)開催。ご自宅などからご参加いただけます。
(お子さんと一緒でのご参加もOKです)
説明会に参加後、業務へのエントリーという流れになります。

業務開始時期

2023年9月末頃~

応募先

フォームに入力の上ご応募ください。

 

お問合せ

広報チーム ロコワーク事務局:locowork-info@polaris-npc.com

件名に「Polaris広報チーム メンバー募集」と記載の上、ご連絡をお願いいたします。

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【登壇情報】8月3日(木)開催『サステナビリティ』出版記念セミナーに取締役ファウンダー 市川望美が登壇

8月3日(木)に開催される、水上武彦氏の著書『サステナビリティ』出版記念セミナー「企業サステナビリティの重要性がますます高まる時代へ その背景とサステナビリティオフィサーの要件」(主催:ソーシャルインパクト・リサーチ)に、取締役ファウンダー 市川望美が登壇します。

市川は、第2部の実践サステナビリティワークショップにて、Polarisについての事業説明を行わせていただくとともに、資本活用策を考えるグループワークを実施させていただきます。

開催概要

日時:2023年8月3日(木)17:00~19:00
場所:seesaw
〒105-0022
東京都港区海岸1丁目4-22 8~10F SNビル

料金:無料
定員:30名 先着順

当日のスケジュール

第1部:17:00~18:00 水上武彦氏の出版記念講演
第2部:18:00~19:00 実践サステナビリティワークショップファシリテーター SIR 熊沢拓
非営利株式会社Polarisの6つの資本活用策を考えるワーク
ネットワーキング:1名刺交換/交流会

お申し込み

お申し込みはこちらから

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【募集終了】西川口エリア インタビュー取材にご協力いただける方

お買物のこと、お出かけのこと、グルメやアクティビティなど、子育てや保育園、小学校のことなど、西川口エリアにお住まいの方の「ふだんの暮らし」について、お話しいただける方を募集します。

募集要項

こんな方を探しています!

  1. 乳幼児~小学生を子育て中のファミリーの方
  2. 夫婦二人暮らしのDINKS/プレファミリーの方

いずれも年齢が20代~40代前半、JR京浜東北線 西川口駅周辺にお住いの方。

実施要項

インタビュー取材と静止画の撮影を行います。

日程:7月22日(土)~7月28日(金)のご都合の良い日程
所要時間:計1時間程度(取材:30分程度 撮影:30分程度)
謝礼:10,000円
取材場所:西川口駅周辺

  • ご家族でのご参加をお願いいたします。
  • 事前アンケートにご回答ください。
  • インタビュー内容や撮影した静止画は物件サイトなどで使用しますので、掲載不可の方のご応募はご遠慮ください。
  • リクルート主催のSUUMO物件広告の取材・撮影になります。

お申込み

ご参加いただける方は、下記のフォームよりアンケート回答にご協力をお願いします。

応募者多数によりご参加いただけなかった場合については、アンケートに回答していただいた謝礼として、500円分のAmazonギフト券をご登録いただいたメールアドレスにお送りいたします。

お問い合わせ

locowork-info@polaris-npc.com

件名:【西川口エリア】インタビュー取材の件

メールにてお名前を記載の上、ご不明な点などございましたら、お気軽にお問合せください。

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ウェルビーイングとは

ソーシャルビジネス用語集#5
「ウェルビーイングとは」

現代は「VUCA(ブーカ)の時代」と言われています。VUCAは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を組み合わせた言葉です。社会や経済を取り巻く環境が複雑でかつ常に変化し続けるために、未来の予測が立てづらい状態を指しています。

こうした状況下に生きていると、先行きが不透明なために漠然とした不安を抱えがちです。心身の健康を整えること、誰もがより良く生きられて変化にも柔軟に対応できる組織や社会を作ることが求められてきます。

本記事ではウェルビーイングについて、定義から官公庁の事例やウェルビーイング経営の事例までをご紹介いたします。

INDEX

ウェルビーイングとは

「ウェルビーイング(Well-being、ウェル・ビーイングとも)」とは、「幸福な状態」などと訳される言葉で、心や体の健康、人や社会とのつながりが良好に保たれていると感じられることです。主に医療や福祉の分野で用いられていましたが、現在ではデザインや住宅、企業の組織運営や国の施策など多方面で使われるようになっています。

WHOの定義

ウェルビーイングという言葉は、1946年に設立された世界保健機関(World Health Organization、以下WHO)憲章前文の、「健康」を定義した文章の中で初めて登場したと言われています。WHO設立者の1人である施思明(スーミン・スー)氏が、健康促進の重要性を訴えるとともに、「健康」という言葉を機関名や憲章に取り入れるよう提案したということです。

「Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.(健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。)」

引用:世界保健機関憲章前文(日本WHO協会仮訳)

ウェルビーイングを感じる要素とは?

人々はどんなときに幸せだと感じるのか。ウェルビーイングに関する調査や研究は、1980年代頃からアメリカの企業や大学を中心に進められてきました。その過程で、徐々に幸福だと感じる状態にはいくつもの要素が絡んでいることが明らかとなったのです。

アメリカの調査会社であるギャラップ社(Gallup, Inc.)は、20世紀半ばから150カ国に幸福について調査を実施しました。

調査結果を受けて、幸せを感じるためには、以下の5つの要素が関係していると結論づけました。

  1. Career Well-Being:毎日の時間の使い方や、日常の活動を好きになること。
  2. Social Well-Being:人生で強い人間関係と愛を持てること。
  3. Financial Well-Being:経済的な生活を効果的に管理すること。
  4. Physical Well-Being:健康で、日々の活動をこなすのに十分なエネルギーがあること。
  5. Community Well-Being:住んでいる地域との関わり合い。

この5つの要素は、国籍や文化、宗教を問わず共通しています。どれか1つでも人生で上手くいっておらず悩んでいることがあると幸せを感じにくく、逆にどれか1つの要素が突出して上手くいっていても、他の4つの要素がある程度満たされていなければ幸福を感じることは難しいようです。

参考:Gallup, Inc. ウェブサイト「The Five Essential Elements of Well-Being 」より

他にも、ウェルビーイングを定義する理論に「PERMA理論」があります。
PERMA理論(PERMA™ Theory of Well-Being)とは、アメリカ・ペンシルベニア大学のポジティブ心理学センター長を務めるマーティン・セリグマン(Martin E. P. Seligman)氏が創始した「ポジティブ心理学(Positive Psychology)」の中で、ウェルビーイングという概念を構成しているかつ測定可能な以下の5つの要素を指します。

  1. Positive Emotion(ポジティブな感情):過去~現在~未来の中でポジティブな感情を育てること。
  2. Engagement(没頭、単にエンゲージメントとも):自分のスキルや強みなどをフルに発揮して、難しいタスクに取り組むこと。
  3. Positive Relationship(良好な人間関係):他人に親切にすること、友人や家族、同僚などと良好な関係を構築すること。
  4. Meaning(意味):人生や仕事に意味や意義を見つけ出すこと。
  5. Accomplishment(達成感):人生における目標を明確にし、それに向かって努力すること。

参考書籍:「ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ」 マーティン・セリグマン(著)、宇野カオリ(監修, 翻訳) ディスカヴァー・トゥエンティワン 2014年
参考:Positive Psychology Center ウェブサイト「PERMA™ THEORY OF WELL-BEING AND PERMA™ WORKSHOPS 」より

日本におけるウェルビーイング

世界幸福度報告2023(World Happiness Report 2023) 」において、日本は137カ国の中で47位にランクインしています。「世界幸福度報告」は、GDP(国内総生産)に加えてギャラップ社が作成した6つの指標を評価軸にして、国ごとに調査を行った結果を、SDSN(Sustainable Development Solutions Network、持続可能な開発ソリューションネットワーク)が毎年公表しているレポートです。

日本は前年度の54位から47位にランクアップしているものの、主要7カ国(ドイツ、カナダ、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、日本)の中では最下位です。「他者に対する寛容さ」のスコアが低く、「社会的支援」と「ディストピア(人生評価/主観満足度+残余値)」のスコアが前年度比で上昇しました。

国内でも重視されるウェルビーイング

近年では日本でもウェルビーイングに注目が集まり、企業だけでなく、官公庁や自治体でもウェルビーイングを重視するようになりました。「モノの豊かさ」よりも「心の豊かさ」を日本人が求めるようになったこと、子育てや介護などを理由とする多様な働き方の必要性、長時間労働による過労死や人手不足などの社会問題の解消などが背景にあります。従業員や国民一人ひとりの幸福感を見直し、ウェルビーイングを経営や政策の中心に据え置く動きが目立つようになったのではないでしょうか。

日本におけるウェルビーイングは、厚生労働省が「雇用政策研究会報告書概要(案)」で著した以下の定義が広く知られています。

「「ウェル・ビーイング」とは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念」

引用:厚生労働省「雇用政策研究会報告書概要(案)」

省庁が行うさまざまな取り組み

内閣府では2021年7月に、「Well-beingに関する関係府省庁連絡会議 」を設置。政府としてもウェルビーイングへの取り組みを進めるために、各省庁と連携しながら情報共有や優良事例の横展開を行っています。

また、2019年から毎年、「満足度・生活の質を表す指標群(Well-beingダッシュボード)」を用いた「満足度・生活の質に関する調査」を実施。豊かさを測る指標として用いられてきたGDP(国内総生産)では捉えきれない、国民の幸福度を可視化することを目的としています。

デジタル庁では現在、岸田内閣の目玉政策の一つとして2021年に掲げられた「デジタル田園都市国家構想」を進めています。デジタル田園都市国家構想とは、デジタル技術の活用により地方創生を促すとともに、「心ゆたかな暮らし」(Well-Being)と「持続可能な環境・社会・経済」(Sustainability)の実現を目指すための計画です。デジタル庁はデジタルの力を活用した地域の社会課題解決に、地方自治体や関連省庁と連携しながら取り組んでいます。

参考:内閣府Webサイト「Well-beingに関する取組
デジタル庁Webサイト「デジタル田園都市国家構想
デジタル田園都市国家構想Webサイト

ビジネスにおけるウェルビーイング

ビジネスにおいても、ウェルビーイングを取り入れる企業が現れています。働き方改革や優秀な人材の確保、働き方の多様性への対応、離職率の低下の回避などが主な理由です。また、SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)の観点からも経営手法などにウェルビーイングを取り入れている企業や団体も増えています。

SDGsとは、持続可能なよりよい社会の実現を目指し、世界の国々が2030年までに達成することとして掲げられた17のゴールを指します。そのうち、ウェルビーイングは目標3「すべての人に健康と福祉を(Good Health and Well-Being)」として設定されています。

今後、従業員のウェルビーイングに配慮した施策を取り入れることが、企業成長の必要条件となってきそうです。

ウェルビーイング経営とは

ウェルビーイング経営とは、従業員の心身の健康と社会的な面での満足度が会社の業績向上につながることに着目し、さまざまな施策を打つことで従業員や組織全体の仕事へのモチベーション、従業員や取引先の幸福度を高めようとする経営手法です。

従業員にとっては所属している職場でやる気を持ってイキイキと働けることで、組織や会社への愛着心が向上し、企業にとってもウェルビーイング経営を進めることで生産性の向上や突発的な欠勤や遅刻が減ると言われています。

ウェルビーイングに取り組んでいる企業は約半数との調査結果

2022年4月、株式会社月刊総務が『月刊総務』読者と「月刊総務オンライン」メルマガ登録者を対象に、「ウェルビーイングに関する調査」を実施。110名から寄せられた回答のうち、約半数の企業でウェルビーイング経営に取り組んでいることが明らかとなりました。

参考:月刊総務オンライン「ウェルビーイングに取り組んでいる企業は約半数。測定のアセスメント実施は約2割にとどまる

一方、株式会社UPDATERが従業員数100名以上の企業の経営者・役員を対象に行った「ウェルビーイング」に対する意識調査では、経営者の70%以上が「ウェルビーイングの取り組みの重要性を実感している」と回答。主な理由を「従業員が働きやすい環境を作るのは当然だから」と答えた経営者・役員は、およそ70%でした。

参考:AIR Lab. JOURNAL(エアラボジャーナル):「【Well-beingについて意識調査】経営者の7割以上が「Well-beingの重要性」を実感取り組みを実施中の75.4%が「従業員の幸福度が目にみえるように変化した」と回答 」

上記の調査の結果から、ウェルビーイングを意識しているのは経営者・役員だけでなく社員も同様であることがわかります。ウェルビーイングを自社の取り組みとして導入している企業はまだ少ないものの、ウェルビーイングを施策に取り込んでいる企業からは「従業員の幸福度に変化があった」と回答があるようです。一方で、「どのように取り組んでいいか分からない」などの理由から、ウェルビーイングに取り組んでいない企業が多いことも見えてきます。

日本の企業で実施されているウェルビーイング経営の例

ここからは、日本の企業で取り組んでいるウェルビーイング経営の事例をいくつかご紹介します。

柔軟な働き方を導入した企業の例

2016年から、平日5時~22時までなら、上司の許可を得られれば働く場所や時間を社員が選べる柔軟な働き方を導入。これにより、「生産性が上がった」「幸福度が上がった」など、多くの社員が実感しています。また、2019年からはワーケーションを導入。2020年からは副業やインターンシップでも働く場所や時間を選べるようになりました。

独自の健康サポートプログラムを通してウェルビーイングに取り組む企業の例

健康診断やストレスチェック、保健師による全社員面談、メンタルヘルスケア研修の他、自社で開発した健康サポートプログラムを実施しています。また、従業員に運動する機会を増やしてもらうため、終業後の時間帯に運動セミナーを開催しています。

社内に推進部を置く企業の例

産業医と看護師・保健師が部署のメンバーとしてウェルビーイング活動を進める「ウェルビーイング推進部」を社内に置いている企業も日本にはあります。ウェルビーイング経営を企業の成長戦略の一つに掲げるとともに、生産性をアップさせ、企業価値向上と社会貢献につながることを目指しています。

このように、現在はフィジカルやキャリア面でのウェルビーイング向上に取り組んでいる事例が多く見られます。

Polarisの考えるウェルビーイング

Polarisは、「心地よく暮らし、心地よくはたらく」というビジョンのもと、「未来におけるあたりまえのはたらきかた」を作ることをミッションとして2011年から活動してきました。自分らしく、心地よくはたらき続けられるよう、積極的に「未来のはたらき方」を作っています。

私たちのミッション
私たちの取り組み

Polarisが考えてきた「未来においてあたりまえにしたいはたらき方」とは、どんな環境にあっても、「心地よさ」を判断の軸に、働き方や暮らし方を自分で選べることです。一人ひとりがその時どきの状況に合わせて、「心地よく暮らし、はたらく」ことができているということがまさに、「ウェルビーイング」な状態だと定義できますが、わたしたちはもう少し重層的な意味合いでウェルビーイングをとらえています。

それは、「個人のウェルビーイング」と「組織のウェルビーイング」の重なりへの意識です。

可能な限り多種多様な選択が実現できるようにするために、Polarisは多種多様な仕事を創り出したり、多様な選択を前提とした柔軟なチーム運営、組織運営に取り組んだりしてきましたが、それは一方で、経営が不安定で不確実な状態になりうるリスクをはらんでいます。

個人の心地よさと組織の心地よさを共存させることは可能なのか?
「させるーする」という使役の関係ではなく、犠牲になるわけでもなく、それぞれがお互いの心地よさを尊重し、関わり合い、調和することができるのか?

その問いに向き合いながら、日々「心地よく暮らし、はたらく」ための仕組みづくり、事業づくり、組織づくりに取り組んでいます。

Polarisが大切にしている「誰かと共に」という言葉は、私たちが常に、誰かとのつながりを意識していることを示します。はたらく一人ひとりが「私のウェルビーイング」を追求しながらも、Polarisという組織につながる「私たちのウェルビーイング」を共に実現する状態を目指すことが、Polarisが考えるウェルビーイングです。

※本記事は2023年7月5日時点の情報をもとに執筆されています。


関連記事:ソーシャルビジネス用語集
#1「非営利型株式会社とは」
#2「インキュベーションとは」
#3「コミュニティマネージャーとは」
#4「ソーシャルビジネスとは」


投稿者:polaris_sakae

【募集終了】セミナー運営アシスタント@北参道

民間企業や自治体職員向けセミナーの、運営アシスタントの募集です。
北参道駅すぐの場所で、現地受講生やオンライン受講生、講師のサポートなどを行っていただきます。
Zoomのサポートもあるので、Zoomの使い方がわかる人歓迎です!

民間企業や自治体向けのセミナーを数多く行っている企業での、セミナー運営のサポート業務になります。現地とオンライン(Zoom) で、並行でセミナーを実施しているため、現地とオンライン双方のサポートを行っていただきます。

セミナー前後の挨拶や準備後片付け、セミナー中の見守り、オンライン受講生へのチャット対応などが主な業務です。
基本的なビジネスマナー、基本的なPCスキルがあり、Zoomの操作ができる(または学ぶ意思がある)方にぜひお願いしたい業務です。

募集要項

稼働場所:副都心線 北参道駅すぐ、JR代々木駅徒歩10分
勤務時間:平日 9:00~17:00(途中休憩1時間)または、12:00~17:15
     ※1ヶ月ごとのシフト制
業務内容:セミナー運営アシスタント業務。
受講生や講師の方のサポート/講座開始終了時の挨拶/会場内温度管理・換気など/Zoom操作サポート/会場準備片付け(オンライン配信機材も含む)/講座資料の封かん・宛名書きなど
※マニュアルあり。事前研修および現地レクチャー、サポート体制あり。
報酬:1時間あたり1300円〜1400円(トライアル期間は、1150円とします)
交通費:実費にてお支払いします(ただし、1日 1500円を上限とします)
募集人数:2-3名
応募条件:月5回以上勤務可能な方(たくさん入れる方歓迎です♪)/基本的なビジネスマナー/簡単なZoomの操作ができる方/守秘義務が守れる方
※毎年5月〜11月が繁忙期になります。3月と4月については、講座自体がほぼ実施がないため、業務はほぼお休みになります。
勤務時の服装について:女性はビジネスカジュアル、男性はスーツ着用となります。
契約形態:Polarisとの業務委託契約となります。

こんな方に向いています

  • 平日まとまった時間で働きたい
  • 外に出て働きたい
  • マニュアルに沿って業務ができる
  • チームでの情報共有ができる
  • PCの操作やビデオカメラの操作、PC周りの配線の理解が苦にならない方
  • Zoomを使ったことがある、Zoomのホストや共同ホストをやったことがある方、ブレイクアウトルームの操作ができる方は歓迎です

業務説明会

ご興味のある方には、業務説明会兼面談を行います。所要時間は、1時間30分程度です。ご希望の日程を3日程お願いします。
説明会に参加希望の方は以下フォームよりお申し込みください

業務名:セミナー運営アシスタント
業務説明会開催方法:随時 ※zoomオンラインミーティングにて実施

その後のスケジュールは以下の通り

  1. 業務説明会後にエントリー
  2. 面談
  3. 採用通知/契約
  4. オンライン事前研修
  5. 現地研修
  6. 業務開始(トライアル2回以上実施)
    ※7月後半〜8月からのシフトインとなります。7月中にオンラインの研修及び現地での研修を実施いたします。

求人に関する問い合わせ先:kadokawa.katsuki@polaris-npc.com

投稿者:polaris_sakae

【イベント情報・ランチタイムセッション】自分らしいライフキャリアを描こう

自分ではたらき方をつくるという選択肢

7月のテーマは「自分らしいライフキャリアを描こう」
ゲストは、女性経営者とフリーランスのためのオンラインコミュニティ「ホクレア」主宰の小野梨奈さんです。

小野梨奈さんは、まだフリーランスという働き方が珍しかった2006年にWEB編集者として独立。自身がフリーランスになる際に苦労した経験からフリーランスのためのWEBメディア「Rhythmoon(リズムーン) 」を立ち上げ。その後、2021年にコミュニティという形で発展させ、「ホクレア」を立ち上げました。プライベートでは3児の母。独立後、1人目の妊娠がわかったそうです。さらに現在は、Polarisファウンダーの市川望美さんと共に、「DEATH FES」を企画中とのこと。

ホクレアのキャッチコピー「働き方も生き方も自分らしく舵をとっていく!」を体現している小野梨奈さん。
さぞエネルギッシュの方なのかと思いきや、お会いすると意外にもふんわり優しい雰囲気が印象的です。今回は、独立、出産、コミュニティ立ち上げなど、ライフとキャリアの話を行き来しながら、梨奈さんがどのように自分らしくはたらくことと向き合ってきたのか、お話を伺います。

ランチを食べながら、画面オフで聞くだけでもOK!ぜひ気軽にどうぞ。

開催概要

日時:7月27日((木))12:00~12:50
オンライン開催
参加費:無料
定員:20名

ゲスト

小野梨奈

合同会社カレイドスタイル 代表
女性経営者・フリーランスのためのオンラインコミュニティ「ホクレア」主宰
大学では宇宙物理学を専攻。大学院終了後、IT企業、女性向けWebメディア編集部に勤務後2006年に独立。リケジョ編集者として、企業や経営者、アスリート、研究機関のメディアやコンテンツのプロデュースを数多く手がける。
また、独立時の経験からフリーランスに関する情報やノウハウを集めたWebメディアを2009年に立ち上げ。その後2021年に女性経営者・フリーランスのためのオンラインコミュニティ「ホクレア」へと発展させる。
プライベートでは3児の母。最近、中学時代に打ち込んだ卓球を再開。大会出場も果たす。

主催

非営利型株式会社Polaris
はたらくをアートする「自由七科」
 自由に生きるための知恵に出会うリベラルアーツ・ラボ

非営利型株式会社Polarisが運営する学びと探究の場。
変化の時代の中で多様な人とつながりながら自由に生きること、その人がその人らしくあること、仕事とその人がより近づき、自分が心地よいと思える暮らしかたや働き方を実現するための学びや探究を行うラボです。

申込方法

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