時間や場所にとらわれないはたらき方を実践するPolarisでは、10年以上前から在宅ワークを進めてきました。在宅ワークには通勤が必要ありませんから、遠くに住む人同士でも一緒にはたらくことができます。とはいえ、実際はどんな様子なのでしょうか。
ここではMID POINT事務局メンバーの3名にお集まりいただき、オンラインでの在宅ワークについてお話を伺いました。
在宅ワーク、こんな風にやってます!【①熊本×東京編】Polarisのはたらき方vol.8
在宅ワーク、こんな風にやってます!【②北九州×東京編】Polarisのはたらき方vol.9
在宅ワーク、こんな風にやってます!【③釧路×東京編】Polarisのはたらき方vol.10
【INDEX】
岩崎:実際に会って仕事をすると、チームメンバーの体調や仕事の忙しさなどを身近で感じることができますが、在宅ワークでは状況が分からないので、業務の相談や連絡の返信が遅い時に「どうしたのかな?」と心配してしまうことがあります。
豊島:そうですね。遠隔で相手の状況が分からない中で、返信を催促するのは気が引けます。催促することで相手の時間を奪ったり、急かすことになったりするのではないかと思うので、こちらの問いかけに返事がない時はモヤモヤが残りますね。
杉山:私は隙間時間にスマートフォンで仕事の進行を確認できる便利さが、逆に「課題」に思えます。例えば外出先でスマートフォンの業務メッセージを確認した際、その後すぐに対応できない場合はストレスを感じますし。また、他の業務の合間に別業務のメッセージを見てしまうと、本来すべき業務に集中しづらくなってしまったこともありました。
また、別の業務や私用などで対応ができない時間は、他のメンバーにフォローを依頼する体制がありますが、フォローを求めるべきか迷ってしまうこと自体も悩ましい点です。ちょっとした返信であれば対応できる場合もあるからです。
岩崎:一番心苦しいのは、 MID POINTの現場にいるコミュニティマネージャーから急ぎの対応を求められているのに応えられない時です。質問事項に対して、ディレクターに確認の連絡をし、返信を待つのですが、その間ずっと、コミュニティマネージャーは現場で困っています。こういう、すぐに助けになれないときは、申し訳ない気持ちになります。
杉山:私は以前にディレクターから「事務局チームが状況を把握しているというだけで、コミュニティマネージャーは安心できることもある」という話を聞いて心が軽くなりました。それからは「何もできないけれど確認している、見ている」ということを伝えるために、チャットツールに自分のスタンプを送っています。
岩崎: 相手の様子が見えないことでストレスを感じてしまうこともありますが、MID POINTの7つの拠点を4人の事務局メンバーが分担して担当しており、困った時はそれぞれが担当している拠点での経験や知見を持ち寄って一緒に考えることができます。担当拠点は違っても、業務内容自体は同じなので、「前にこうやって解決したよ」と教えてもらえると、連帯感・安心感があります。そうした点が、やはりチームで仕事をする良さだと思います。
岩崎:会社の理念やはたらき方の理念についてとても丁寧に説明されたので驚きました。今まで業務委託で経験した会社では、そもそも研修があること自体が稀ですし、業務の説明はあっても、理念についての説明をされた経験がなかったので違和感がありました。一方で、私も子育てや介護などがありますので、柔軟にはたらくことができる場には良い印象も持ちました。
豊島:私はPolarisでは人材と会社とのマッチングを重視していると感じました。丁寧な説明にはマッチングを徹底している印象を持ちました。
他の多くの会社では、みんなが同じ時間、同じはたらき方、同じ熱量で仕事をすることを求められますが、Polarisの研修ではホールケーキの話(「それぞれが望む量を分け合うのが平等」という考え方)を用いて、多様性を前提に、それぞれが望む量を得ることが尊重される価値観が伝えられ、とても共感しました。
豊島:新しい感じがしました。私が今まで経験したオンラインの在宅ワークは「自分の仕事だけをこなしていればよい」というドライな感じなのですが、Polarisはそうではないというのが伝わってきましたし、体制としてはチームの方が安心できると思いました。
また、Polarisでは役職はあるけれども、役割の差異を表現しているだけで、上下はなくフラットな関係だという話があり、それもとても良いと思いました。メンバーの一員としてチームに所属し、みんなで協力して仕事を進めていくことを説明され、とても丁寧な印象を持ちました。
杉山:私はそもそもPolaris以外で継続的なオンライン在宅ワークの経験がなかったので、漠然とした不安を持っていました。ただ、Polarisでは広報の仕事の経験が少しありましたので、チームではたらく雰囲気をイメージすることができ、フォローしてもらえる安心感がありました。
岩崎:オンラインの仕事としては、チームメンバーとの距離感がとても近いと思いました。他の会社だと仕事を始める前に身に着けておくべきITスキルについても、分からなければ気軽に質問したり確認したりして進めていく雰囲気にも驚きました。
豊島:オンライン在宅ワークに関わらず、Polarisは導入時の対応がとても丁寧だと感じています。研修やOJTはもちろんですが、業務開始後も伴走をしっかりしてくれる点がとても心強いです。細かな質問も許容されて、レスポンスが良いので気軽に相談しやすいです。私はもともと一人でもくもくと取り組むことは苦手ではありませんが、チーム内に質問しやすい雰囲気があることで、より前向きに業務に取り組むことができます。
もう一つ丁寧だと感じているのは、依頼された仕事の業務範囲がきちんと守られ、他の仕事の依頼の際には、今の私の状況や担当している仕事量などへの気遣いがある点です。
そのようなPolarisの依頼だったら仕事を増やしても大丈夫という安心感があるので、収入アップとスキルアップを目指して徐々に仕事を増やしています。
岩崎:研修で話を聞いて、理想として理解はできるけれど実践されているのかどうか疑う気持ちが大きかったので、10%程度でした。ただ、業務をしていく中で実際に実践されているのを目の当たりにしたので、今は70~80%になりました。常に理念を守ることを大切にし、理念が共有できない場合は、一緒に仕事ができないとしてもやむを得ないと考えるところがすごいと思います。
杉山:私は50%からのスタートでした。そして現在は感覚的には80%くらいです。あとの20%はPolarisで掲げている「未来におけるあたりまえのはたらき方」というのをこれからもっと実践していったり、世の中に広めていったりする伸びしろを期待してのことです。
豊島:私はスタート時は20~30%くらいでした。実際に業務に関わって様々な経験を経ることで、今は80~90パーセントくらいになりました。残りは杉山さんと同様に期待値です。
杉山:研修の時に「真ん中のテーブル」という話が出ましたが(「真ん中のテーブル」に置くことで皆に見えるようにする=業務のことはメンバー全員で情報共有することの例え)、Polarisとクライアントの、対企業同士のことについてもメンバーに情報共有する姿勢には、Polarisが実現したい「対等でフラットな関係性でのはたらき方」が一貫されていると感じます。業務の全体像や進行についてなどひとつひとつ確認できることも、はたらく上での安心感につながっているのかもしれません。
豊島:実際に業務を経験する中で、研修で伝えられていることが理想論ではなく、業務の現場で実践されていることを実感しています。メンバーそれぞれが自分の心地よいペースではたらくことのできるPolarisで、これからも継続して仕事をしたいと思っています。
Polarisでは人材募集の際には必ず業務説明会を実施し、Polarisの理念を理解した上でエントリーすること、さらに業務開始前には事前研修ではたらき方やチームメンバーについて理解した上で業務を行うことを大切にしています。メンバーは一人一人多様ですが、理念を共有することで、チームで心地よくはたらくことができます。
理念に支えられた柔軟なはたらき方を、新しい業務委託のはたらき方として、これからも体現していきたいと思います。
「服の悩みはなんですか?」と聞くと、買い物の悩み、合わせ方、収納など、いろんな回答をいただきます。それらに共通しているのが、今急に始まった悩みではなく、悩んでいる期間が長いということです。
「ずっと同じこと思っている、毎年同じように服困っている」
何か着れば1日過ごせはするし、1日が始まってしまえばいろいろ忙しいから、気になるけど解決しないまま。ずっとうっすらあるような、浅く長い悩みであることが、服の悩みの特徴かもしれません。この講座では、毎年続く服の悩みに区切りをつけて、自分にとって使いやすくお気に入りのクローゼットを作ります。
「たくさん持っているのに着るものがない」
「何買ったらいいか分からない」
「無難な色が多くていつも地味(特に冬)」
など、服の悩みと一言でいっても、中身はいろいろ。それらの悩みの原因は3つあります。
何に困ると感じているか、それはなぜか、よくよく話を聞くと、その人の悩みの原因が分かり、どこから解決していけばよいか分かります。講座では、一緒に参加するメンバー同士の対話、スタイリストの視点の両方を得て、自分の悩みとその原因を明らかにしていきます。
装いにもクローゼットにも正解はなく、自分がいいと思うかどうかが大切です。装いを決めるポイントは、見た目の好み、TPO、着心地、メンテナンス、費用、などいろいろあります。これらのポイントを総合的に見ることで、使いやすいクローゼットがつくられるのです。
自分の好みや生活から、「自分に合う装いってなんだろう」と考えていくと、「自分はどのように暮らしたいのだろう」という願いと繋がってきます。クローゼットは自分の歴史でもあるので、自分のクローゼットを眺めどのように装うかを考えることは、どのように生きてきて、これからどのように生きていくかを考えることに近いと言えるかもしれません。講座を通して、今の自分らしいクローゼットにアップデートしましょう。
※本講座は、はたらくをアートする「自由七科」と、個性が開く装いを作るパーソナルスタイリング「ReWardrobe」のコラボ講座です。
本講座の受講に先駆けて、1dayワークショップを開催します。服をなんとかしたいけど、何から始めたらいいか分からない方におすすめ。お気軽にどうぞ。
服のお悩み整理術~この春こそ服を楽しもう~
日時:4月22日(土)10:30~12:00
場所:渋谷
参加費:500円 定員20名
詳細はこちら
プログラムは講義、ワーク、参加者同士の対話で構成されます。
ワークと対話を通じて、何に困っているか、その原因はなにか、どうなったらhappyかを明らかにします。
スタイリング講義:スタイリングとは
服の用途は人によっていろいろ、自分にあるモード(仕事、母、休日、などなど)とそれぞれの服のポイントを明らかにします。
スタイリング講義:スタイリングでのイメージ表現
好みの装いのコラージュを作りながら、#2で出したモードに合わせて作りたい雰囲気、要件を明らかにします。
スタイリング講義:ファッションのテイスト
アイテム追加や断捨離の判断基準となる、自分にとっての軸を明らかにします。
スタイリング講義:ベーシックアイテム、こなれ感の作り方
これからの自分の装いを作るためのアイテムや考え方を整理します。
スタイリング講義:着こなすということ
※進行状況に応じて内容が前後することがあります。
講義日程(全5回):
6月18日
6月25日
7月2日
7月9日
7月23日
すべて日曜日 10:00~12:00
※欠席された場合はアーカイブ受講も可能ですが、メンバー間での対話を大切に進めるため、なるべく出席されることを推奨します。
※本講座では女性のファッションを扱います。
参加費:30,000円
参加方法:
本ゼミでは、ZoomというWeb会議システムを活用します。
Zoomでの視聴方法など、詳細はお申込み頂いたあとに届くチケットからご確認いただけます。
※ご不明な点ありましたら、遠慮なくお問い合わせください。
定員:10名
左:川村梨沙(スタイリスト)
スタイリスト歴14年、TVや雑誌でのコーデ10,000以上の実績。
専門学校の非常勤講師として数多のスタイリストを輩出。田舎のビン底メガネ中学生だった自分自身をおしゃれにするにはどうしたら良いのか、徹底的にスタイリングを学び、研究して得た知識と独自のセンスが武器。
10年目で出産、体調の変化や保活、初めての子育てに心も体もボロボロになりながら仕事を継続。自分と同じように、体型の変化や忙しさの中、いろんなことと葛藤しながら働く母たちに母を応援したい、気持ちが分かる自分だからできることがあると思い起業する。
”「なぜこの服にはこれが合うのか」「どうしてこれだとバランスが崩れて見えるのか」など装いの仕組みをわかりやすく丁寧に伝えます。”
右:南部彩子(ディレクター)
リワードローブのコース設計や講座ファシリテーションを担当。NPOでの研究員だったときに出産、自身と周囲の母をケースに「妊娠出産育児で得られる女性の力」を研究し、ワーキングマザー向けワークショップを提供。人が持つ力がもっと社会で発揮されるダイバーシティのあり方がライフテーマであり、人の個性や生き方をサポートするコーチングも提供している。
”おしゃれにはずっと苦手意識があり、リワードローブ最初のユーザーとして自分らしい装いにトライ中です。”
※過去のレポートなど、Polarisのnote でも本講座に関するより詳しい情報を綴っています。
非営利型株式会社Polaris
はたらくをアートする「自由七科」
自由に生きるための知恵に出会うリベラルアーツ・ラボ
非営利型株式会社Polarisが運営する学びと探究の場。
変化の時代の中で多様な人とつながりながら自由に生きること、その人がその人らしくあること、仕事とその人がより近づき、自分が心地よいと思える暮らしかたや働き方を実現するための学びや探究を行うラボです。
リワードローブ株式会社
リワードローブ株式会社は、「自分らしさを愛し、私が私を装い、私が私を生きること」をコンセプトにした、パーソナルスタイリングサービスを提供する会社です。 それぞれの人の個性と美しさを祝福し、その人のあり方に合った装いを共に見つけていくパートナーとして、すべての人が自分らしく生きる社会に貢献します。
お申し込みはこちらから
お買物のこと、お出かけのこと、グルメやアクティビティなど、子育てや保育園、小学校のことなど、北小金エリアにお住まいの方の「ふだんの暮らし」について、お話しいただける方を募集します。
こんな方を探しています!
いずれも年齢が20代~40代、最寄り駅がJR常磐線 北小金駅で、現在のお住まいのエリアに1年以上在住されている方(特に幼少期からお住まいの方と、もともと北小金に地縁がなく、他のエリアからお引越しされてきた方歓迎です。)
インタビュー取材と静止画の撮影を行います。
日程:3月25日(土)〜4月2日(日)のご都合の良い日程
所要時間:計3時間程度 (取材:1時間程度 撮影:2時間程度)
謝礼:20,000円
取材場所:北小金駅周辺
ご参加いただける方は、下記のフォームよりアンケート回答にご協力をお願いします。
応募者多数によりご参加いただけなかった場合については、アンケートに回答していただいた謝礼として、500円分のAmazonギフト券をご登録いただいたメールアドレスにお送りいたします。
件名:【北小金エリア】インタビュー取材の件
メールにてお名前を記載の上、ご不明な点などございましたら、お気軽にお問合せください。
民間企業や自治体職員向けセミナーの、運営アシスタントの募集です。
北参道駅すぐの場所で、現地受講生やオンライン受講生、講師のサポートなどを行っていただきます。
Zoomのサポートもあるので、Zoomの使い方がわかる人歓迎です!
民間企業や自治体向けのセミナーを数多く行っている企業での、セミナー運営のサポート業務になります。現地とオンライン(Zoom) で、並行でセミナーを実施しているため、現地とオンライン双方のサポートを行っていただきます。
セミナー前後の挨拶や準備後片付け、セミナー中の見守り、オンライン受講生へのチャット対応などが主な業務です。
基本的なビジネスマナー、基本的なPCスキルがあり、Zoomの操作ができる(または学ぶ意思がある)方にぜひお願いしたい業務です。
稼働場所:副都心線 北参道駅すぐ、JR代々木駅徒歩10分
勤務時間:平日 9:00~17:00(途中休憩1時間)または、12:00~17:15
※1ヶ月ごとのシフト制
業務内容:セミナー運営アシスタント業務。
受講生や講師の方のサポート/講座開始終了時の挨拶/会場内温度管理・換気など/Zoom操作サポート/会場準備片付け(オンライン配信機材も含む)/講座資料の封かん・宛名書きなど
※マニュアルあり。事前研修および現地レクチャー、サポート体制あり。
報酬:1時間あたり1300円〜1400円(トライアル期間は、1150円とします)
交通費:実費にてお支払いします(ただし、1日 1500円を上限とします)
募集人数:2-3名
応募条件:月5回以上勤務可能な方(たくさん入れる方歓迎です♪)/基本的なビジネスマナー/簡単なZoomの操作ができる方/守秘義務が守れる方
※毎年5月〜11月が繁忙期になります。3月と4月については、講座自体がほぼ実施がないため、業務はほぼお休みになります。
勤務時の服装について:女性はビジネスカジュアル、男性はスーツ着用となります。
契約形態:Polarisとの業務委託契約となります。
ご興味のある方には、業務説明会兼面談を行います。所要時間は、1時間30分程度です。ご希望の日程を3日程お願いします。
説明会に参加希望の方は以下フォームよりお申し込みください
業務名:セミナー運営アシスタント
業務説明会開催方法:随時 ※zoomオンラインミーティングにて実施
その後のスケジュールは以下の通り
求人に関する問い合わせ先:kadokawa.katsuki@polaris-npc.com
自分のライフスタイルに合わせて、はたらき方を柔軟に選びたい。
コロナ禍による生活様式の変化も相まって、その思いを強くする方は多いのではないでしょうか。
時間や場所にとらわれないはたらき方を実践するPolarisでは、10年以上前から在宅ワークを進めてきました。在宅ワークには通勤が必要ありませんから、遠くに住む人同士でも一緒にはたらくことができます。
一方で、「住まう地域ではたらきたい」というニーズにも応えているのがPolaris。
例えば、運営を委託されているシェアオフィス「MID POINT」(首都圏に7拠点)では、近隣に住む人たちがコミュニティマネージャーとしてはたらいています。
そして、MID POINTではたらくコミュニティマネージャーを遠隔サポートしているのが「事務局スタッフ」と呼ばれる在宅ワークの人たちです。7つのシェアオフィス運営を4名体制のチームでオンラインサポートしています。首都圏のシェアオフィス運営を、遠隔地からオンラインのみでサポートしている仕事とはどんなものなのでしょうか? 今回は、北海道釧路市に在住の杉山美穂さんのはたらき方をご紹介します。
参考)Polarisのはたらき方VOL.4 コミュニティマネージャーという仕事
【INDEX】
MID POINTがスタートしたのが2018年11月。東京の目黒駅・不動前駅を最寄りとし、職住近接をテーマにしたシェアオフィスの運営をPolarisが請け負いました。シェアオフィスの運営とは入居者の共有ラウンジに常駐し、コミュニケーションを促しながら、日々の利用をサポートするというものです。コミュニティマネージャーは近隣に住む人が多く、Polarisが人材募集・採用・研修・育成を行っています。
Polarisの仕事のしかたは基本的にチーム制のため、コミュニティマネージャーも数名がチームとなってシフト制で業務にあたります。ただ、チームで業務をする際にはチームマネジメントが必要になります。そこで、ディレクターと事務局スタッフとコミュニティマネージャーたちというメンバーでチームを構成しています。(チームイメージは下図参照)
事務局スタッフの仕事は現地で動くコミュニティマネージャーのサポートですが、その業務範囲は多岐にわたり、次のようなものがあります。
コミュニティマネージャーのシフトが平日11:30~17:00(一部拠点除く)のため、コミュニティマネージャーのシフト時間は、事務局はグループメッセンジャーで進捗確認をしながら、対応が必要になった場合にコメントを返していきます。入居者管理に関わる事務作業もあるため、正確さが求められる一方で、チームがいい雰囲気でいられるように、コミュニティマネージャーたちに寄り添ったメッセージ発信も求められます。全体の業務を俯瞰しながら、チームムードを壊さないように、当たらず触らず見守っていく、緻密さとコミュニケーションバランス力の求められる業務です。
杉山さんはMID POINT事務局の仕事以外にも知人の紹介などで個人事業主として複数の仕事をされており、毎日のスケジュールは次のようになっているそうです。
【杉山さんのある一日】
6:00 起床 朝食の支度とお弁当作り。小学生と高校生の息子、夫を送り出す(車で送っていくことも)
8:00 掃除、洗濯などの家事や子どもたちのクラブ活動関連の連絡など
9:00 業務開始。MIDPOINT川崎、MIDPOINT武蔵小杉の事務局業務。メール等の確認及び対応
10:30 個人事業主として受託しているマーケティング関連の仕事の打ち合わせ
12:00 昼食
13:00 気分を変えて集中するためにWi-Fi環境のあるカフェ等に移動してPC作業
16:00~20:00 子供の習い事の当番や送迎。買い物、夕食の支度。合間にメール等確認処理など
23:00 次の日の予定によっては、全ての家事終了後、家族が寝静まった頃に残っている仕事をしたり、翌日の仕事の準備をしたりすることも
愛着のある地元で生活しながら、東京のシェアオフィス運営をサポートする仕事。どのように出会い、どのような日常なのか、具体的に伺ってみます。
3年程前に参加したイベントにPolarisの市川さんが登壇していたのですが、そこでPolarisには北海道在住で在宅ワークをしているメンバーがいると聞いたことがきっかけでメンバー登録をしました。
私の夫はいわゆる転勤族で、釧路に転居する前は東京と札幌を行ったり来たりしていました。そのイベントに参加したのは、夫の転勤で東京から釧路へ転居することが決まり、「転居後も東京と繋がれるような仕事がしたい」「初めて転校を経験する小学生の息子との時間を優先しながらはたらきたい」「更年期の症状への不安がある自分の体調に合わせたペースではたらきたい」と模索していたからです。私は札幌出身なのですが、同じ北海道とはいえ釧路に行ったことはほとんどなく、仕事の数が少ないイメージも強かったので、知らない土地での暮らしへの不安はもちろん、仕事を得られるかという不安がありました。市川さんのお話を通じて同じ北海道在住の在宅ワークのメンバーがいると知ったことや、メンバー登録して希望するはたらき方での仕事を得ることができたことで、転居にあたってとても心強い気持ちになれました。
広報の仕事を少しずつ担当するところからスタートし、一昨年の11月くらいからMID POINT事務局の仕事をするようになり、現在はMID POINT川崎とMID POINT武蔵小杉の2拠点を担当しています。
新鮮な魚貝類を日常の夕飯に並べることができる幸せは釧路ならでは
私はライフステージの変化に合わせながら継続してはたらくことを目指して、約20社での仕事の経験があるのですが、Polarisほど関わるメンバーの優しさを感じた会社はありません。
メンバー同士のコミュニケーションがオンライン中心だからこそ、丁寧にフォローしあう力がはたらいているのだと思います。何かあった時にも一方的に決めつけたり、今までの経緯で推測したりせずに、丁寧にヒアリングしたり、多面的に見たりするような、メンバー一人一人に寄り添う文化があります。それがあることで、多様なメンバーからなるチームが良い雰囲気で運営されていると感じています。
また、そのような丁寧な日々のオンライン上のコミュニケーションからは、東京にあるMIDPOINTの現場の臨場感を体感することができ、そこにやりがいを感じています。それまで住んでいた東京での生活と切り離されずに繋がっている感覚は、今の釧路での生活が東京で積み重ねてきたものの延長線上にあることを感じさせ、釧路での生活を前向きでいきいきとしたものにしてくれています。
チームメンバーとのコミュニケーションはテキストベースで行うことがほとんどですが、分かりやすい文章を書くことと、スタンプを使用して、温かみのあるコミュニケーションになるように心がけています。
実は以前の仕事ではテキストベースでコミュニケーションをする際には、できるだけ端的に短い文章で伝えるようにしていました。ところがオンライン上のみのコミュニケーションでそのようにすると、機械的になり過ぎてしまい、まるでAIとやりとりしているかのようになってしまいます。最初は仕事上でのコミュニケーションにスタンプを使うことに戸惑いがありましたが、できるだけ誤解が生じないように、受け取った人が安心できるようなコミュニケーションをすることで、チームメンバーと信頼関係を築くことができると感じています。
Polarisでの在宅ワークにはITスキルが必須ですが、私はもともとパソコンを使った仕事の経験は少なく、Polarisに登録する以前は必要最小限のスキルしかありませんでした。
釧路での生活が落ち着いたタイミングや業務に慣れてきたタイミングで、少しずつ難易度の高い仕事を依頼されたり、仕事の量が増えたりすることでスキルアップしていくことができました。今後もまたライフステージの変化がありますが、Polarisの在宅ワークであればその変化にも柔軟に対応して継続できると感じています。その時その時に「ちょうどよい」「ここちよい」はたらき方で、これからも継続してはたらくことを目指します。
多様で柔軟なはたらき方を実現するものとして、非常に可能性がある一方、対面での業務とはまた異なる難しさも生じる在宅ワーク。
Polarisでは、その難しさを「仕組み」で乗り越え、メンバーひとりひとりが相互にフォローし高め合えるチームの形成を常に目指しています。
【Polarisの「仕事のしかた」とは?】
Polarisの「仕事のしかた」とは? vol.1
業務委託ではたらく! ―Polarisの「仕事のしかた」とは? vol.2―
【Polarisのはたらき方】
Polarisのはたらき方vol.1【Polaris流テレワーク】スタート
Polarisのはたらき方vol.2【Polaris流テレワーク】Web会議編
Polarisのはたらき方vol.3【Polaris流テレワーク】オンラインお茶会&飲み会編
Polarisのはたらき方vol.4 コミュニティマネージャーという仕事
Polarisのはたらき方vol.5 地域コンシェルジュという仕事
Polarisのはたらき方vol.6 海辺でワーケーション!自然を感じて、自分をリセットすると仕事への集中力もアップ
Polarisのはたらき方vol.7 「伴走サポート業務」という仕事
在宅ワーク、こんな風にやってます!【①熊本×東京編】ーPolarisのはたらき方vol.8
在宅ワーク、こんな風にやってます!【②北九州×東京編】ーPolarisのはたらき方vol.9
Polarisが運営するコワーキングスペースco-baCHOFUでは、2023年2月13日(月)~3月17日(金)までの期間限定で、入会時の事務手数料(11,000円)を無料にするキャンペーンを実施します。
春は人が動くタイミング。新たなワークスペースや、住所だけ借りられるバーチャルオフィスをお探しの方は、今がチャンスです。
受け入れできる人数に限りがあるため、定員に達し次第キャンペーン終了となります。気になっている方は、一度見学にいらしてください。
見学申し込みは、こちらからお願いします。
キャンペーン実施期間:2023年2月13日(月)~2023年3月17日(金)
キャンペーン内容:入会時にかかる事務手数料11,000円が無料
適用対象:上記期間中に、入会手続きが完了する方
受け入れ人数:若干名
会員プラン:co-baCHOFU PDFファイル(外部リンク)
その他:
(参考)co-ba CHOFUとは?
Polarisの事業の一つ「CoHana(事業伴走支援サービス)」のアシスタントディレクターを募集します。
私たちと一緒に「メンバーとのチームづくりをしたい」「業務をつくる経験をしたい」「今までと違う仕事の仕方を経験してみたい」と思った方、ぜひ応募してください!
CoHanaの事業についてはこちらもご覧ください。
CoHana(事業伴走支援サービス)
CoHanaではたらく
・新規案件の立ち上げサポート業務
・各継続案件の進行管理/チーム運営
・クライアント対応(実施報告、請求など)
・定例ミーティング(月2回@1時間で行っています。)
今回、以下の案件をADとして担当できる方を募集します。
①セミナー運営アシスタント業務
参考)【人材募集】セミナー運営アシスタント
②SNS運用(Instagram、公式LINE、Facebookなど)やWEBマーケティング案件
1+2+3の合計金額
非営利型株式会社Polarisとの業務委託契約になります。
2名程度
・自由
・週8時間~
―CoHanaの運営やディレクター業務に興味があり、新しい働き方をしてみたい
―フラットな組織運営に興味があり、自分の視点からの意見を出せる
―責任感を持って仕事をすることを楽しめる
―セルフマネジメントができ、計画的に業務を遂行できる方
―「仕事を通じたコミュニティ」に興味があり、チームやチームメンバーを大切にできる
―裁量のある仕事がしたい、企画提案をしてみたい
―クライアントとの交渉ができる、やってみたい
―新しいツールの習得に抵抗のない方(Slack、Chatwork、Dropbox、zoom、kintoneなどを使っています)
―裏方の業務も実は多いので、地味な作業も頑張れる
※決まっていないことに不安を感じたり、イレギュラーなことやスマホの通知が多いとストレスを感じたりする方には向かないと思います。
Aさん(AD1年目)
応募時は正直ポラリスのこともADがどんなことをするのかよく理解していませんでした。
ポラリス説明会に参加し、様々な状況、制約がある中でもみんなが自分らしく働くことを大事にしていると知り、ぜひポラリスにジョインしたいと思いました。
採用後、ディレクター業務も初めてだったので右も左もわからない状態でしたが、わからないことがあればすぐにメンバーに相談できる環境で安心して働けます。
決まったことをするだけでなく、自分のペースで新しいことにも挑戦できる環境です。プライベートを大事にしつつも仕事に打ち込めるので、あの時勇気を出して応募してよかったなと思っています。
Bさん(AD1年目)
以前からポラリスのお仕事はさせて頂いていましたが、アシスタントディレクター(AD)に関しては、どういった仕事なのか全く分からない中、正直言うと興味本位で応募をしました。
ADに採用されてからは右も左も分からず不安も多かったのですが、先輩ADやディレクターの方々がしっかり伴走をしてくれ、悩んだ時も相談しやすい空気があるので安心して業務に携われています。 私は地方住まいなので完全リモートワークなのですが、この相談しやすくフラットな空気があるおかげで初心者ADとして日々やっていけていると感じています。
今までは事務的にモクモクとこなす仕事ばかりやっていましたが、ADは人と人の間に入るお仕事な ので、思考する時間は増えました。 どちらかというと、そういう仕事は苦手だと思って生きてきたのですが、D・ADの皆さんと話し合いながら無理のない範囲で業務を進めていく経験をさせてもらって、自分の中にも良い変化が出てきたように感じています。
Polarisのはたらき方については、こちらのページをご参照ください。
Polarisの「仕事のしかた」とは?
自分が本当に大切にしたい暮らし方と、はたらき方とは?
100人100通りの感じ方を大事にし、「ここちよく暮らし、働く」という問いから多様な答えが共存できる方法をみんなで考える座談会。
コロナ禍は、私たちのはたらき方を一気に変えました。一方で選択肢が増えた分、何が自分の望むことなのか迷ってしまったり、選択できないことを自分の弱さと捉えてしまったりする声も聞かれます。
変化の時代の中で、惑うことは当たり前。この座談会では答えを出すことではなく、対話することを目的としています。他者の多様な価値観に触れながら、自分が本当に大切にしたい「暮らしかた」「はたらき方」を考えてみませんか?
「子どものいる暮らし」とタイトルにありますが、このテーマを起点に、多様な立場から、それぞれのはたらき方を考える座談会です。子育て中の女性だけではなく、男性や学生、独身の方、どなたでも大歓迎です。
日時:2023年2月21日(火)10:00-11:30
参加費:500円
定員:4名
※乳幼児のお子様連れの方も大歓迎!保育士の見守りつき(無料)。木の床にゴロンとさせてあげたり、おもちゃもあります。
※お子様連れの場合、「まちだ子育てコミュニティ”おやこつながりくらぶ”」へのご登録が必要です。(当日可)
※申し込み時にご記入いただく情報は、本座談会への参加者の確認・受付、及びこれらに準ずる業務のみで使用いたします。
つながりこども送迎ラウンジ・原町田大通
東京都町田市原町田6-24-10 プレステージ21 1F
JR町田駅、小田急町田駅から徒歩5分
本座談会は、非営利型株式会社Polaris、まちだ子育てコミュニティ”おやこつながりくらぶ”の共催です。
学びのコミュニティ「自由七科(じゆうしちか)」
非営利型株式会社Polarisが運営する学びと探究の場。
変化の時代の中で多様な人とつながりながら、一人ひとりがここちよいと暮らしかたやはたらき方を実現するための対話の場をつくっています。
町田地域のおやこがつながり、ホッと一息できる場があること。
まちだ子育てコミュニティ“おやこつながりくらぶ”では、子育てに役立つ情報発信や、保育者・看護師・管理栄養士など、専門家による子育て相談も受け付けています。
本座談会の会場となる”ラウンジはらまちだ”では、主に下記のイベントを行っています。
毎週火曜日・水曜日・金曜日、10時~13時
地域の居場所としてお気軽にどうぞ。リモートワークもOK。お子様と手軽に食べられる給食体験(予約制)も行っています。
毎月第4土曜日、10時~12時
町田市中町にある、コワーキング&ギャラリー COMMUNE BASE マチノワにて、 2021年にスタートした、 “町田に暮らし、町田ではたらく女性のための応援プロジェクト”です。
集う(コワーキングや会議室利用など)
繋ぐ(地元企業と子育て中の女性のマッチング)
進化する(キャリア相談や起業サポート)
3つのサービスを柱に、女性の可能性を広げます。
地元のクリエーターの方のセミナーや、マチノワジョブメンバーの講座なとも随時開催。 町田の女性を応援します。
※「子どものいる暮らしの中ではたらくを考える座談会」とは何なのか、開催のきっかけや想いなどをnoteに記載しています。
「子どものいる暮らしの中ではたらく」ということについて考える座談会
※PolarisのSNSもチェックしてもらえると嬉しいです。
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新築分譲マンションの販売センターで、その地域に実際に暮らす子育て中の女性が「地域情報コンシェルジュ」として、地域の暮らしの情報をマンション購入検討者の方に対面でお伝えする「くらしのくうき相談会」。
多摩市聖蹟桜ヶ丘エリアの分譲マンションでおこなっている「くらしのくうき聖蹟桜ヶ丘相談会」で「地域情報コンシェルジュ」のお仕事をしてくれる方の追加募集をします。
「物件から一番近いスーパーはどんなスーパーですか?」
「学区の小学校の雰囲気は?」「保育園は入れますか?」「子どもが楽しめる公園は近くにありますか?」など、聖蹟桜ヶ丘エリアへのお引越しを検討している方が気になる地域の情報について、ご自身の経験や現在の暮らしの様子をお伝えしていただくお仕事です。
まずは業務説明会を開催しますので、ご興味ある方はお気軽にご応募ください。
職 種:くらしのくうき相談会※地域情報コンシェルジュ
※自分が住んでいる街の暮らし方や街の情報をモデルルームの来場者に対面で伝えるサービスです。
実 施 日:土日祝日
勤 務 地:京王線 聖蹟桜ヶ丘駅 徒歩3分 マンション販売センター内
勤務時間:前半9:45-13:00、後半12:45-17:00 (前半後半のいずれか、もしくは全日)
報 酬:前半3,900円〜、後半5,100円〜 (交通費を含みます)
募集人数:2人(シフト制、月1-2回)※月2日の実施日をシフト制で実施
契約形態:非営利型株式会社Polarisとの業務委託契約
地域情報コンシェルジュ事前研修/地域情報資料作成/地域情報相談会の実施
聖蹟桜ヶ丘周辺エリアに住む子育て中の女性。
久しぶりにお仕事をされる方も、複業の方も歓迎です。特にお子さんの年齢が0歳~5歳の方、歓迎します。
応募いただいた方々のご都合の良い日時で調整します。
勤務地もしくはオンライン(Zoom)で1.5時間程度。
※日程に関しては調整します。研修も報酬が出ます。
研修1:2時間程度(オンライン開催、報酬2,000円)
地域情報の伝え方について/コンシェルジュのこころえ/コンプライアンスについて
研修2:2時間程度(勤務地での開催、報酬3,000円)
当日の流れ/相談会ロールプレイ/地域情報資料作成について
業務開始時期:2023年3月初旬~
下記ボタンよりフォームに入力の上ご応募ください。
【くらしのくうき聖蹟桜ヶ丘 ロコワーク事務局】
locowork-info@polaris-npc.com
(件名に「くらしのくうき聖蹟桜ヶ丘コンシェルジュ募集」と記載の上、ご連絡をお願いいたします)
新年あけましておめでとうございます。
謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
昨年は、新しいご縁の中で、私たちらしいチャレンジをさせていただく機会や、今まで見守ってくれていた方々と、形を変えてお仕事ができたりと、Polarisという組織を続けてきた今だからこそ見えた景色がありました。
本年は、私たちPolarisが社会に還元できることは何か、真摯に向き合いながら、仲間や多様なパートナーのみなさんとの化学反応を楽しみながら、更に視野を広げ、事業を進めていきたいと思います。
より一層のご支援賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
非営利型株式会社Polaris
代表取締役 大槻 昌美
巻頭写真は調布多摩川からの日の出