Polarisのはたらき方vol.5 地域コンシェルジュという仕事

著者:スタッフポラリス

Polarisのはたらき方vol.5 地域コンシェルジュという仕事

家族と暮らす住まい選びにおいて、希望や期待がある一方で、少しの不安が入り混じります。特にこれから子育てを考えている方や現在子育て中の方にとって、家族が安心して幸せに暮らせる環境であることは大きなポイントでしょう。

しかし、実際に住んでみないことには、住み心地はわからないものです。

Polarisの事業のひとつ「くらしのくうき 」では、不動産の販売フェーズに合わせて地域情報の提供を行っています。生活当事者としての暮らしの軌跡を、貴重な地域情報へと変換し、必要な方へお届けするサービスです。そのメッセンジャーの役割を担うのが「地域コンシェルジュ」。今回は千葉県船橋エリアで地域情報提供を行う地域コンシェルジュの仕事内容とはたらき方についてご紹介します。

【INDEX】

地域コンシェルジュの仕事とは?

「地域コンシェルジュ」とは、新築分譲マンションの販売時に、マンション購入検討者に対し、地域に住む子育て中の女性が、地域での「実際の暮らしの情報」を提供する仕事です。

購入検討者は、地域コンシェルジュと対面で会話をすることにより、その地域で実際に暮らしていくイメージが描きやすくなり、安心して購入へ進むことができます。

今回は西船橋の事例を参考に、地域コンシェルジュの仕事をご紹介します。

新築分譲マンションを家族で見学に来る方へ情報提供をするため、地域コンシェルジュが対応するのは日曜日の13時~17時(13時~15時、15時~17時の交代制)です。2名体制で常駐し、次のような仕事をしています。

【地域コンシェルジュの一日】

12:50マンションギャラリー受付へチェックイン。来訪者予約の有無を確認し、資料とアンケート、文房具を一式としたコンシェルジュセットを待機場所に準備し、着席。
13:00~前日までの報告書ファイルから他のメンバーの対応内容を確認。
2名体制でスタンバイしているため、予約時間まではパートナーと地域情報を交換。
地域情報提供のための資料を手作りで制作。
来訪者の予約時間が近くなると、営業担当者より来訪者の相談ポイントについて共有を受ける。ニーズに合わせた資料の準備、情報の確認。

来訪者対応(30分前後。場合によっては15分~1時間半のことも)。

報告書の記入(15分)。営業担当者へ、来訪者への対応内容を口頭でも報告。
14:50~後半時間担当メンバーがチェックイン。作成途中の資料、連絡事項について引継ぎ。
地域コンシェルジュメンバーの情報共有用SNSへ業務報告を投稿。
15:00~前半メンバー業務終了。後半メンバー業務開始。(前半メンバーと同じ業務内容)
17:00着席ブースを片付け、営業担当者へ挨拶。受付でコンシェルジュセットを預け、業務終了。

来訪者への地域情報提供で大事にしていることは、温度感が伝わる「会話」と「手作り資料」の2つです。どのような情報を伝えれば、この地域で暮らすことがイメージでき、魅力を感じてもらえるのか――。そのヒントは、コンシェルジュメンバー同士の他愛もない会話や、営業担当者とのささやかな情報共有だったりします。
営業さんとの振り返り研修の様子

地域コンシェルジュになるには?

地域コンシェルジュは、販売マンションの地域に住む子育て中の女性、複数人がチームとなって情報共有をしながら仕事を進めています。今回は、船橋エリアで5物件の地域コンシェルジュを経験してきた角田さんに、仕事への取り組みの様子を伺いました。

来訪者対応をする角田さん

―地域コンシェルジュの仕事を始めたきっかけを教えてください。

角田さん:7年程前、お世話になっているベビーサインの先生から、私が住んでいる地域についての情報提供をする「地域情報座談会」を紹介され、参加したのがきっかけです。座談会参加者のみなさんと地域のことを楽しく話した後、今度はその内容を外部の方へ紹介する「地域コンシェルジュ」の仕事に誘われました。不安はあったものの、座談会参加者のみなさんと一緒だったら仕事も楽しくできそうだと思い、お引き受けしました。また、ちょうど他の仕事をしていない時期だったので、月に2回ぐらいの仕事というのも挑戦しやすかった理由の一つです。

地域コンシェルジュを実際に経験して

―実際に地域コンシェルジュを経験してみて、この仕事のどんなところにやりがいを感じていますか?

最初に地域コンシェルジュの仕事をした分譲マンションが、すぐ隣に公民館がある物件でした。船橋市では、市内の図書館の全ての蔵書、約130万冊(2014年当時)をインターネットで予約して公民館で受け取りできるシステムがあり、私自身、便利に感じていました。そこで来訪者の方に「マンションの隣に公民館があるのは、ご自宅の本棚に130万冊の本があるのと一緒ですよ。」とお伝えしたところ、「すごくいいですね!」と喜んでくれました。隣に公民館があることや公民館で図書館の本の予約受け取りができるシステムがあることは、インターネットでも調べることのできる情報かもしれませんが、「自宅の本棚に130万冊の本があるのと一緒」という、私自身が普段の生活から感じている視点を通すことで、公民館が隣にあることの魅力を具体的なイメージでお伝えすることができました。
伝え方を工夫することで、地域住人の日常を、「地域の魅力」として来訪者の方に伝えられること、そして伝えた情報を来訪者の方が気に入って喜んでくださったときに、とてもやりがいを感じます。

―今まで経験した他の仕事とは違うと感じることがあれば教えてください。

「地域情報を伝える」という仕事の枠は決まっているけれど、その方法や、内容についてはコンシェルジュメンバーが自分たちで考えたり相談したりして、自由に作っていってよい、という点を大変新鮮に感じています。

例えば、最寄り駅の駅前にスーパーがないものの、コンビニエンスストアが3店舗ある新築マンションを担当したことがあります。当然、帰宅時の買い物への不安が出ます。私は、ほかのメンバーの報告書から、駅前のコンビニエンスストアで生鮮食品の取り扱いがあることを知り、3店舗それぞれの店内の写真を撮影。仕事帰りの買い足しや、日常の買い物にも便利なことを伝える資料を作成しました。結果、資料を閲覧いただくことで「こんなに野菜が充実しているコンビニだとは知りませんでした。便利ですね」と安心していただくことができました。 こうして、普段からメンバー間で情報共有したことを元に、それぞれのアイデアを活かしながら仕事を進めていっています。

コンビニエンスストアの実際の資料

―来訪者の方に情報を伝える上で、角田さん自身が大切にされていることはありますか?

絶対に嘘はつきたくないということと、来訪者の方にできるだけ安心感を持って帰っていただけるように努力することです。マイナスな情報やネガティブな情報をお伝えするときには、代替案や、地域住人が工夫していることをあわせて伝えるようにしています。

また、地域コンシェルジュの仕事は「情報提供」であり、営業ではないため、販売に繋げることに目的を置いていません。自分の仕事の役割を理解し、真摯に取り組むことで、ギャラリー訪問者は営業担当者には聞かない、生活に密着した本当に聞きたい質問をされるのだと思います。

さらには、乳幼児を子育て中の来訪者の方には、その時期特有の不安や大変さを経験した者として寄り添うことで、安心してもらえるといいなと思っています。


「地域で暮らしている生活者視点こそが価値になる」

まさにそれを体現する地域コンシェルジュという仕事、イメージいただけましたでしょうか?

暮らしを置き去りにしないこと、住まいの近くで働くことは、これからの自分らしいはたらき方の選択肢の一つになっていくことを期待しています。


Polarisでは、地域情報コンシェルジュをサービスとして展開しています。 詳細についてはこちらへお問い合わせください。


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