未来における当たり前のはたらき方の実現を目指してきたPolarisでは、はたらくこと、暮らすことを二つの軸に、事業を考えてきました。
育児や介護による離職をした主婦の経験を価値に変える事業「くらしのくうき」
時間や場所にとらわれずに、チームではたらくワークシェア事業「セタガヤ庶務部」
地域で心地よく、暮らしはたらくための事業「ロコワーキング 」
人と人が関わる日常を支えるコミュニティ運営
半歩先のはたらき方を考えるコンサルティング・講座
これらのPolarisの事業を支えているのは「暮らし、はたらく」当事者のみなさんです。
そして今、その私たちは時代の転換期にいます。「withコロナ」「afterコロナ」「New Normal」と言われている中で、どのような変化を経験し、どんなことを感じているのか、緊急アンケートを行いましたので、結果をレポートします。
※本アンケート結果をご使用の場合はこちらへご連絡ください。
今回のアンケートに協力してくれたのは125人のPolarisへの登録者である女性です。まずは回答者の属性をご紹介します。 年代は40代前半が一番多く40.8%。続いて40代後半20.8%、30代後半が18.4%です。
住まいは、東京23区内が最多で40.3%、続いて東京23区外が33.9%、その他の地域が16.9%となります。その他の地域は、神奈川県、栃木県、大阪府、京都府、兵庫県のほか、秋田県や北海道の方も。Polarisの事務所所在地である調布市(東京都23区外)を拠点に、首都圏から関西、東北まで広がっています。
子どもの人数、年代については次のようになります。
子どもは小学生が46.3%と一番多く約半数、0~6歳の未就学児が29%、中学生が13.3%、高校生が7.4%、大学生が2.0%となっています。
では、回答くださったみなさんは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、はたらき方はどのように変化したのでしょうか。今回は、次の3つの時期に、はたらき方がどのように変わったかをうかがいました。
Polarisの登録者は業務委託で仕事をしており、業務案件が発生した際にエントリーする場合と、継続して一つの業務に関わる場合があります。どちらにしてもご本人の希望で案件ごとにエントリーしていくのですが、「その他」と回答された方の中には、たまたま仕事をしていない方や、育児休業中の方がいらっしゃいました。
はたらき方の変化について、休校宣言が出された2020年3月2日の時点で、自宅外での仕事について、自分の意志ではなく仕事が停止または減少している人が38.2%、自分の意志で停止または減少させている人は15.3%でした。在宅での仕事については、自分の意志ではなく仕事が停止または減少した人は3.5%、自分の意志で停止または減少させている人は6.3%でした。
次に、7都道府県で緊急事態宣言が出された2020年4月9日の時点では、自分の意志ではなく仕事が停止になった人が23.1%と、このタイミングの変化では一番多く、外出自粛の要請が色濃く出た緊急事態宣言で、企業の行動が大きく変わったことがわかります。また、自宅外の仕事を在宅へ調整した人が8.8%と、一つの傾向が見られました。はたらき方を自分で調節できる、Polarisの特徴を活かせた部分でもありそうです。
次に、小学生以上の子どもを持つ人へ、学校対応の状況をうかがったところ次のような結果でした。7都道府県で緊急事態宣言が出された2020年4月9日時点で5/6までの休業が多く、学童も休業となった人が多かったことがわかります。
Polarisに登録をしている人の多くは、子どもが学校(幼稚園)へ行っている間に仕事をすることが多く、学校休校による影響は色濃く出ます。企業側都合で仕事がなくなった場合もありますが、学校休業の影響を考え、Polarisが企業に依頼して、外出先での業務を調整した場合もありました。
一方で、民間の塾や習い事は、緊急事態宣言までは運営されていましたが、緊急事態宣言で休業、その後段階的に3密を避けて運営できる方法へ切り替えていったようです。
では休校が続く中、みなさんどのように学習環境を作っているのでしょうか。いくつか回答をご紹介します。(カッコ内は子どもの年代 )
また、学校再開についての意見もうかがいましたのでご紹介します。(カッコ内は子どもの年代)
Polarisでは、「はたらく」も「暮らし」も大事にするため、オンライン業務を多くとりいれてきましたが、今まで会社で仕事をしていた人も在宅ワークを推奨されるようになりました。また、子どもの塾や習い事がオンライン化されていく中で、みなさんどのようなオンライン環境なのでしょうか。
まずは、自分を含めて、在宅でオンラインツールを使っている人数をうかがったところ、1人と回答した人が約60%、2人と回答した人が約25%でした。中には4人、5人以上と答える人も。パソコン、タブレット、スマートフォンを駆使して、オンラインで仕事や学習環境を作っているようです。
また、オンラインツールに何を使っているかをうかがったところ、zoomが35.8%と一番多く、続いてLINEが13.2%、Facebookメッセンジャーが12.3%と続きました。
オンラインツールにこれらを選んでいる理由についてうかがうと、相手先からの指定が多いことがわかります。
一方で、外出自粛している中でも日常生活を送るために、外出の必要性が出てきます。最低限の外出目的はどのようなものなのでしょうか。一番多く見られたのは、食料品の買い物で27.6%、続いて生活雑貨の買い物が18.6%、散歩・ジョギングが18.1%となります。暮らしに軸足を置き、適度な運動で健康を心がけている様子がうかがえます。
その買い物について、一週間の中での買い物回数をうかがうと、3日おきという回答が一番多く、一定量の買いだめをしていることが見受けられました。
最後に、Polarisと関わるみなさんが、在宅生活をどのように過ごしているかうかがいましたので、ご紹介します。
みなさん、様々な価値観を持って過ごされている様子が伝わってきます。少しずつ感染拡大は収まってきているように見えますが、まだまだ終息の目途が立っていない現状。
これからも、「はたらく」と「暮らす」を柔軟に取り入れながら、Polarisははたらき方を作り続けます。
Polarisのはたらき方についてはこちらをご覧ください
Polarisのはたらき方VOL.1【Polaris流テレワーク】スタート
Polarisのはたらき方VOL.2【Polaris流テレワーク】Web会議編
Polarisのはたらき方VOL.3【Polaris流テレワーク】オンラインお茶会&飲み会編
Polarisのはたらき方VOL.4 コミュニティマネージャーという仕事