地域密着型ワークシェア事業 『藤里版しごとづくり・働き方推進プロジェクト』をスタート

投稿者:スタッフポラリス

地域密着型ワークシェア事業 『藤里版しごとづくり・働き方推進プロジェクト』をスタート


地域の新たな可能性にチャレンジする藤里版ローカルベンチャー推進協議会と地域女性の多様なはたらき方を支援するPolarisが協働で
秋田県藤里町における地域密着型ワークシェア事業『藤里版しごとづくり・働き方推進プロジェクト』をスタートしました


 

藤里版ローカルベンチャー推進協議会(秋田県山本郡藤里町 会長 佐々木和繁)と、非営利型株式会社Polaris(本社:東京都調布市 代表取締役 大槻昌美)は協働で、地域女性の多様で柔軟なはたらき方を支援する地域密着型ワークシェア事業を、2019年4月より実施しています。Polarisは、東京都世田谷区・調布市をはじめ、地方都市など複数のエリアで、潜在的な労働力となっている女性が、地域において多様で柔軟なはたらき方を実現するための仕組み作りを行っています。その実績を活かし、同協議会との協働の元、藤里町および秋田県北エリアにおいて、主に育児期女性の活躍の機会づくりを軸に、安心して暮らし働き続けるまちづくりの実現を目指します。

 

藤里版ローカルベンチャー推進協議会について
人口減少・高齢化の進む藤里町にて、起業・創業を可能とするための藤里版ビジネスモデルを構築し、小さくとも自立した起業群が複層的に立ち上がる場所をつくることを目的に立ち上げられた地域団体。個別の起業希望者・事業承継希望者に対する伴走支援の他、子育て中の女性にターゲットをあて多様な働き方を推進するという本プロジェクトの実施を通じて、若手世代、ひいては子どもたち世代が藤里でくらし、働いていくことのできる機運づくり・しくみづくりに取り組んでいます。

非営利型株式会社Polarisについて
「誰もが暮らしやすく、はたらきやすい社会の実現」を目指し、特に「潜在的な可能性を秘めた地域の女性たちが、身近な地域の中で多様なはたらきかたを実現するための仕組み作り」に取り組む会社です。
【ワークスタイルの変革】
身近な地域で、クラウドを利用しながら、チームで働くワークシェアの実践。今の暮らしの中で働き方を最適化します。

【ワークシフト】
自分たちの暮らす地域で、ともに新しい価値を創出します。生活からの視点やまちにある資源が、地域×企業の連携によって価値となり、就労機会を得られなかった人たちが参画できる事業モデルとして、地域での持続可能なはたらきかたにつながります。

上記2つの方針で「働きにくさ」という社会課題を無効化し、企業価値と社会価値の双方の実現を目指しています。

運営団体・会社概要

藤里版ローカルベンチャー推進協議会
設立: 2018年1月
所在地:秋田県山本郡藤里町藤琴字藤琴24番地3
会 長: 佐々木 和繁
URL: http://f-redesign.jp/localventure/

非営利型株式会社 Polaris
設⽴:2012 年 2月
所在地:東京都調布市仙川町 1-16-4 栗本ビル 3F
代表取締役: 大槻昌美
URL:https://polaris-npc.com/

本件関するお問い合わせ
非営利型株式会社Polaris 山本弥和
連絡先:info@polaris-npc.com

資料

地域密着型ワークシェアとは
地域の企業と地域の人材が連携し、ワークシェアを通して地域における企業の課題と、地域女性の働く上での課題に対し、双方がお互いの資源となることで解決する仕組みです。

Polarisが推進するワークシェアは、テレワークを活用し、時間と場所の制約を越えて業務に従事することを可能としますが、地域密着型ワークシェアにおいては、「その町で」「その町の人が」参画することを前提としています。地域事業者は自社の人的リソースの課題を地域女性の活躍の機会とし、地域女性は業務を通し、地域事業者の経営支援や地域活性化に貢献することで、結果として、地域における多様な働き方を実現し、働きやすく、暮らしやすいまちづくりに寄与します。また、地域密着型ワークシェアの推進においては、地域間連携も重要な要素の一つとなります。多くの地方自治体では、人口減少や流出、就労機会、雇用種類が少ないなど、働き方の選択肢が限られている事などが課題となっています。地域経済が衰退していくなか、愛着のある地域で働き、暮らし続けるためには、地域を越えて仕事を軸に多様なリソース・経験・課題を共有することが必要です。同様の仕組みを活用する地域が連携し、プラットフォームとして機能することで、単独の地域だけでは解決できない課題も解決につながっていきます。

「地域密着型ワークシェア」推進基盤づくりとは
トライアル案件の実施や、新規事業開発など、ワークシェアの実践を通しながら推進基盤づくりに取り組みます。Polarisのリソースを活用しながらトライアルを実践し、徐々に地域人材が参画する運営へと移行していきます。

■取り組みのイメージ


  1. 【仕事づくり】ワークシェアトライアルの実施
  2. 【人づくり】担い手の育成
  3. 【仕組み・組織づくり】多様な働き方を推進するための計画立案及びマネジメント

 

本事業を通し、地域における暮らし方や働き方、地域経済の新たな可能性にチャレンジしていきます。