自宅の近くで、在宅で、場所も時間も働き方も自分で選ぶことができるPolarisの仕事。
共に働くみなさんは、Polarisの働き方についてどう考えているのでしょうか。今年は2023年7月12日時点で契約のある176名の方へアンケートを実施、74名の回答をいただきました。では、アンケートの結果をご紹介します。
調査目的:この調査はPolarisと業務委託契約で働く方について、現在の環境と意識を把握し、今後の事業に活かすことを目的としています。
調査対象者:2023年7月時点でPolarisと業務委託契約がある方
調査方法:インターネット調査
実施期間:2023/7/12~2023/7/21
回収数:74/176人
回答率:42%
Polarisで働く人は62%が東京都在住。30%が神奈川・千葉・埼玉の東京近郊のほか、大阪・岡山・福岡・熊本の方でした(図1)。参考までに、2023年8月時点の業務委託契約を結んでいる方のお住まいをデータ上で調べると、東京都が65%のほか、神奈川・千葉・埼玉の東京近郊が25%となり、関西(大阪・兵庫・奈良)、北海道、福井、新潟、群馬、岡山、広島、福岡さらにはオーストラリアでした(図2)。
所属している人の年齢層は、36歳~50歳で全体の約3/4と、子育て世代が圧倒的に多いようです。(グラフ1)
「直近1年で仕事以外にしていることは?」(複数回答)という設問(グラフ2)では、子育て以外に習い事や資格・語学学習、スキルアップ・リスキリングなど自分自身の興味関心に時間を使う一方で、PTAや地域、ボランティア活動など、社会活動にも参加している様子がうかがえます。
Q.直近1年で仕事以外にしていることは?
また、Polarisでは基本的に業務委託で働いているため、多くの方がフリーランスです。確定申告やインボイス制度への対応を伺ったところ、2022年度の確定申告については、半数以上の人が申告をしていた(グラフ3)一方で、課税事業者登録については85%の人が登録をしていないという現状でした。(グラフ4)
Q.2022年度の確定申告をしましたか?
Q.インボイス制度導入に伴い、課税事業者登録をしましたか?
Polarisという組織は、業務タイプごとに事業部を形成し、その中で主にクライアントごとにチームができています。現在、業務契約のある方に、過去経験したことのある事業部を伺ったところ、オンラインワークを中心としている「CoHana」の経験者が一番多く、続いて「コミュニティマネージャー」、「team-pono」(CoHanaの中でも単発業務専門のチーム)でした。Polaris本体の組織運営チームを経験している人も、20人を超えていることがわかりました(グラフ5)。Polarisは個人の裁量で、自分のスキル・ライフステージに合った業務を選ぶことができます。
Q.どの事業部の仕事を経験しましたか?
また、Polarisには副業(複業)をされている方も多く、改めて状況を伺ったところ、約3/4の人がPolaris以外で働いている現状がわかりました(グラフ6)。そのため、Polarisでの1週間の業務時間は20時間未満となる人が約74%(グラフ7)、個人の仕事全体におけるPolarisの業務時間の割合が30%未満になる人が約55%(グラフ8)と、Polaris以外で働く時間が多い現状が見えてきます。また、直近1年の実際の報酬月額(グラフ9)と希望の報酬月額(グラフ10)に大きな相違はなく、業務時間・働き方・報酬ともに希望する働き方を実現できている人が多いと受け取れます。
Q.Polaris以外で仕事をしていますか?
Q.あなたはPolaris以外で1週間に平均何時間くらい働いていますか?
Q.Polarisの業務時間の割合はどのくらいですか?
Q.Polarisでの平均月収は?
Q.Polarisでの希望報酬額(月額)は?
ちなみに、Polarisで働いている期間については、3年未満が約45%であるものの、3年以上働いている人が50%以上で(グラフ11)、常に新しいメンバーを迎えながら、少しずつ定着する人が増えていることが推測されます。
Q.Polarisでどのくらいの期間働いていますか?
Polarisでは「チームではたらく」ことを大事にしており、仕事を軸としたコミュニティであるからこそ、フラットでポジティブな関係性がつくれると考えています。そのためには、実働メンバーとディレクター(チームの方向性を取りまとめる)、事務局(チームの運営をサポートする)がそれぞれの役割を理解し、お互いを尊重しながら多様性を受け入れる土壌の醸成が必要です。
実際に、今までにPolarisで経験をした業務を伺ったところ(グラフ12)、音声起こしやデータ入力のような在宅ワークのほか、コミュニティマネージャーやコンシェルジュのような地域で人に会ってつないでいく仕事を経験する一方で、事務局やディレクターなど、チームを支援する仕事を経験する人もいます。このように様々な役割の業務経験があることは、自分のスキルや状況に合った仕事を選べる環境であるとも言えそうです。プレイヤー、事務局、ディレクターと、一人が違う役割を担うことができるのも、Polarisの働き方の多様さにつながっています。
Q.Polarisでこれまでに経験してきた業務は?(複数回答可)
Polarisでは業務チームがスタートする際、研修としてメンバーの「こころえ」を伝えています。その中では「チームではたらく」こと、「ふりかえり」「まなび」を大事にすることを紐解いています。こうした取り組みの先に「仕事軸のコミュニティ」が成立し、ビジョンである「心地よく暮らし、心地よくはたらく」が一人ひとりのものになっていくと考えています。実際に、「チームではたらく」ことについては、約9割の人が「チームではたらいている」と感じている(大変感じる・やや感じる)ことがわかりました(グラフ13)。また、「仕事軸のコミュニティ」であることについては、約3/4が共感している(大変感じる・やや感じる)結果となりました(グラフ14)。
Q.Polarisで働いていて「チーム」で働いていると感じますか?
Q.Polarisは「仕事軸のコミュニティ」を謳っていますが、コミュニティへの所属を感じますか?
Polarisの仕事は、業務ごとの委託契約になるため、あらかじめ成果と報酬を提示し、了承された方が業務にあたります。「自分の仕事の価値が報酬に反映されているか」の問いについては、約7割の人が「やや感じる」「大変感じる」とポジティブな意見を持っています(グラフ15)。回答の理由をたずねたところ、「設定よりも難易度が高い場合は相談により改善していただけるから」、「誰にでもできることをやっていると思っていたけど、実はそうじゃなくて『私に任せてもらっている』と実感(自信?)を持てるようになった」などの意見が聞かれました。業務の状況によっては、実際に仕事をしてみると想定よりも時間がかかったり、高いスキルが求められたりすることもあります。そうした場合は、チームで相談しながら、成果と報酬バランスを一緒に考えていくのがPolarisの取り組み姿勢です。この風土をつくるために、チーム内でフラットにコミュニケーションができたり、メンバーの様子をお互いに気に掛けたり、日常のコミュニケーションを大切にしています。
また、「自分の仕事について報酬以外で評価されたと感じたことがあるか」という問いについて、約60%の人が「やや感じる」「大変感じる」と回答している(グラフ16)ことからも、普段のコミュニケーションでお互いを尊重し合う空気があることがうかがえます。
Q.自分の仕事の価値が報酬に反映されていると感じますか?
Q.自分の仕事について報酬以外で評価されたと感じたことがありますか?
では、最近はフリーランスや副業で働く人も増えている中、Polarisに所属して働く魅力はどんな点なのでしょうか(グラフ17)。
まずは「働く時間や時間帯を自分でコントロールできるところ」と、時間のフレキシブルさを挙げている人が多いですが、続いて多いのが「チーム内の風通しがよく、情報共有や意見を出しやすいところ」というチームではたらくための風土についての評価でした。ほかにも、業務内容・量・場所をコントロールできるという業務内容以外に、「成長の機会があるところ」、「自分と異なる属性の人(普段の生活であまり接点のない人)に会えること」などの“新しい機会”への評価の声も複数挙がっています。単に業務委託契約という関係を超えて、Polarisの掲げるビジョンや提供するプラットフォームへの関心が高いことがうかがえます。
Q.あなたにとって、Polarisの魅力は何ですか?(複数回答可)
「心地よく暮らしはたらく」ことを大事にしているPolarisですが、共に働く人はPolarisでいつまで仕事をするイメージなのでしょうか。アンケートでは、「わからない」と回答した人が60%と一番多く、続いて「20年以上」(12%)、「3年以上5年未満」(9%)と続きます(グラフ18)。
Q.あなたはPolarisでいつまで仕事をしようと考えていますか?
フルタイムの仕事にコミットできない状況だからこそPolarisを選んだ人もいれば、たまたま見かけたPolarisの仕事がフィットした人もいるでしょう。VUCAの時代、来年どんな働き方をしているかわからないというのは率直なところだと思います。それでも、自分にとっての心地よい働き方を選ぶ人のために、Polarisが力になれることがきっとあるはずだと感じています。
今回の調査を通してPolarisで働く人たちの意識を確認できたことで、私たちは新しく「ここちよくはたらく部」を立ち上げることにしました。単に業務委託で仕事をするためのHUB機能ではなく、ライフキャリアを豊かにするためのプラットフォームとして多くの方と関わることを目指していきます。
調査結果詳細はこちらをご覧ください。